社会  アホの尻拭いはいつも遅れてきた世代がする


 
宮崎市の大型リゾート施設「シーガイア」を運営するフェニックスリゾート(宮崎市)の07年3月期決算の営業利益が2億2200万円となり、93年の施設 オープン以来、初の営業黒字になったことが23日、分かった。昨年は5億7300万円の営業赤字。同社は01年2月に会社更生法を申請して経営破綻(はた ん)。同年9月に同社を買収した米投資ファンド、RHJインターナショナル(旧リップルウッド・ホールディングス)による経営再建が一定の成果をみせ始め たといえそうだ。
 07年3月期の売上高は前期比2.6%増の142億円。最終赤字は2億9900万円で、前期の12億円から赤字幅も圧縮した。コスト削減を進める一方、サービス向上や団体客の誘致などを進めた。今年1月に就任した東国原英夫知事の効果もあったようだ。
 シーガイアは、地上43階建ての高層ホテル「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」や国際会議場、全天候型屋内プール「オーシャンドーム」などを備える(毎日)

オーシャンドーム

 学生時代一度だけ行った事がありますがすごく快適でした、しかしわりとガラガラでした。

 今回の黒字化ですがバブル時代の三セクの負の遺産の典型である宮崎シーガイアも、半ば公務員のような素人よりも経営のプロに任せれば、ある程度の成果が出るという証明になりましたね(臨海副都心もそうすればいいのに)
 日本の景気が悪いときにこういう物件は外資に格安で叩かれてしまったという事がよく言われますが、第三セクターとして毎年大赤字を計上するよりも、このように企業に買収されてまともな収益を出せるようにするほうがマシですね。

 まあ、経営に関して三セクがダメなのは地元クラブであるアビスパ福岡を見れば火を見るより明らかですが・・・。



p.s. シーガイアですが、本日入ったニュースによると9月末で屋内型プールのオーシャンドームを閉鎖するとの事・・・これで完全に富裕層向けのなホテル付きゴルフ場になる模様です。