経済  やる気ゼロな日銀


 日本銀行は17日午後、同日開いた金融政策 決定会合で、無担保コール翌日物金利の誘導目標を「0.5%前後」とする金融調 節方針を全員一致で決定した、と発表した。補完貸付金利は「0.75%」に、長期国債の買入額は「月1兆2000億円」に据え置いた。日銀は同日午後3時に金融経済月報を公表し、3時半に福井俊彦総裁が会見を行う。

同日公表された1-3月の実質国内総生産(GDP)成長率は前期比0.6%、 前期比年率2.4%増と、事前予想(前期比0.7%、前期比年率2.7%=ブルーム バーグ・ニュース調べ)の範囲内で、高成長だった10-12月(前期比1.2%、 前期比年率5.0%)に続き堅調な伸びを示した。設備投資は前期比0.9%減とマ イナスに転じたが、個人消費は同0.9%増と底堅い内容。前期比0.6%の成長率 のうち、内需の寄与度は0.2%ポイント、外需は0.4%ポイントだった(Bloomberg)

GDP

 以上です(笑)、というか本当に大した事も無くて書くことが無いです。 
 数値的にはそこまで弱くないのですが、別に強くも無いので特に市場としては気にしなかったです、GDPもあまりパッとしない感じでしたしね。
 会合後のフクイ総裁の会見も「物価マイナスでも利上げは出来ますが、マイナスなのだから何が何でも利上げするという訳ではない」という意味不明でなコメントでしたし・・・為替や株のマーケットも特に反応がありませんでした。

 さて、本日は昨日も少し書きましたが久々にドル円が121に乗せましたね、ここ半年は115~122のレンジなので今年の1月末につけた122.20辺りを明確に抜けなければダブルトップ という事でまたレンジに戻るでしょう、しかしながらH&Sの可能性もあった119のラインは抜けたので、もしかしたらこのレンジを抜けていく可能性もあります。
 ユーロドルは一週間前に続いて1・35を割り込んでしまいました、これで先週の1.346台で止まらなければけっこうな下落を見せてくれるのではないかと思います、こちらは先月今月でも、一昨年の12月と今月でも月足で明確なダブルトップですので。

 この相関を考えると、ユーロ円があまり上昇せずにユーロドルが下落するのであれば、必然的にドル円は上昇するという事になりますので、もしかしたら122のレンジを越えるのではないかなーと思います(ユーロ円÷ユロドル=ドル円)


 ・・・そしてカナダドルはついに110円乗せ、ドル円とそんなに遜色ない値段になってきています、こちらは専門外ですが113で止まらなければ120・・・怖っ!・・・