DSのまいんちゃんで遊んでみた | バーチャルコンソールクエスト

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ゆるゆるゲームブログ

えー、先日、2010年2月25日木曜日にコナミからこんなゲームが発売になりました。


クッキンアイドルアイ!マイ!まいん!ゲームでひらめき!キラメキ!クッキング


NHK教育テレビで平日の夕方に放送中のまいんちゃんのゲームでありますw
で、ETVマニアで、最近は女子向けゲームのヌルさが心地よくなってきた
父さんゲーマーのマダオは発売情報をキャッチしてすぐamazonでぽちっとしてみたw
しかしながら、発売日になっても一向に発送準備にならず、
そのうち商品ページは在庫ありになってどうなってるんだ、コノヤロー!(猪木風)
と憤慨の問い合わせ後やっとのことで発送されるという
konozama3連コンボ食らっちゃいましたが月曜日、無事到着したので早速遊んでみることに。
セーブファイルがなんと1つしかなかったので、現在この作品買ったこと
子供にはないしょですwwwww
だってバレたら父さん(39歳)vs長女(10歳)vs次女(3歳)で取り合いになるじゃん。
父さんが真っ先に遊びたいんだもん(・ω・)


ということで子供が寝た後に一通り遊んでみたのでその感想を。
実を言うと、月曜の夜中に開封から初プレイまでの様子を逐一ツイッターでつぶやいてみるという
アホな試みもやってみたんですけど
あれはなあ、なんか開封後の興奮、みたいのは出てたような気がしますが
ゲームって遊びこむと最初思ってた印象と違ってきたりするので
冷静な感想述べるのはちょっと向いてないかな。
個人的にはなかなか楽しかったのでまたなんか勢いで
ファーストインプレッションしてみたい作品あったらやってみよう。

では改めまして。
一晩置いて、ちょっと冷静になったファーストインプレッション改をお送りします。


えー、まず、こいつがどんなジャンルかということですよね。
本作はパッケージ裏のジャンルを見るとお料理体験ゲームとなっております。
具体的にはまいんちゃんの歌に合わせてお料理をするミニゲームパートがメインかな。
基本となるのがおはなしパートで、このパート、序盤はチュートリアルを兼ねた
ミニゲームレクチャーでして、途中でファンレターが来るようになってからが本番。
ファンレターに料理のおねがいが来るようになり、
このお願いを受けると今度は町でお願いされた料理のヒントを調査する
アドベンチャーパートへ移行。
で、ヒントをある程度揃えたら食材を調達しテレビ局へ向かいます。
テレビ局ではまず集めたヒントから料理のレシピをひらめくパートへ。
ヒントとなるキーワードは5つ位集まる事がありますが
閃きに使えるワードは最大3つまで。
ここに関しては料理のお願いに、野菜料理が食べたいとか
キーとなるヒントがありますんでそれを元にチョイスすれば多分大丈夫。
で、見事レシピを閃いたらクッキンアイドルの本番収録となりミニゲームスタート。

とその前に。
本作は最初に自分の分身作成から。
まず性別選んで、瞳の形、髪型、洋服、輪郭がそれぞれ何種類かあり色も選べますので
お好みのアバター作って登録。
でもこれ、いつ何に活用するかは今のところ不明w
だってメインであるおはなしパートはまいんちゃんとしてプレイするんだもの。
このパートはなんなのか、いつか分かる日がくる、のかなwww


さてさてメインである番組収録へいきましょう。
本作に登場するミニゲームは10種類。
そしてな、な、なんと!
そのミニゲームに合わせて10曲のゲームオリジナルソングが収録されています!!!
ミニゲームは3ブロックで構成。
前半2ブロックは画面上部に八小節分のポイントが表示されてターゲットとなる小節が点灯。
そこへ曲のテンポに合わせてまいんちゃんに登場する妖精・ミサンガが歩いてくるので
ポイント上にきたらタッチorスライド、という音ゲーのような仕組みのゲーム。
1ブロック目に歌に合わせて練習、2ブロック目が本番。
そして3ブロック目はまた歌パートになり、歌が終わるまでの間
画面上部から音符が降ってきますのでそれをタッチして
時間内にいくつタッチできるかな?というゲームになってます。
で、本番と音符タッチゲームの結果で料理の出来不出来が決まる模様。
音ゲー部分の判定は、子供用ゲームらしくかなりヌルめで
ポイント通過を見てタッチしても次のポイントが来てなければオーケー。
万が一間に合わなくても2個目のポイントでタッチした後
もう一度押したらオッケーになったりもしますので激甘仕様と言ってもいいかもw
小さいお子様でも安心、ということかなw
この記事書く為プレイしてるのがゲームだと手を抜けない大きなお友達なんで
ちょっとその辺はどうかな。
一応一度なにもしないで放置ってのもやってみたけど
まいんちゃんやミサンガに励まされたものの失敗とはならなかったので
とりあえず成功判定ぐらいはもらえるようです。

ではではここで、ミニゲームと対応する曲名を一挙公開。


・炒める/恋して炒めて
 文字通り食材を炒めるミニゲーム。
 タッチペンを上から下へスライドさせて対応します。
 中華風な曲調で、じゃんじゃんwとまいんちゃんの合の手が入りますw

・オーブンレンジ/届いてミラクル
 こいつだけはいきなり本番の一発勝負。
 まいんちゃんのキュートな歌を聴きながら、タイミング見計らってジャストインパクトw

・型抜き/型抜き音頭
 盆踊りの雰囲気で、テンポよく画面をタッチタッチ。
 ポンポンポポンとパンやクッキー生地を抜いていきます。

・切る/ネコの手シェフにおまかせ
 サクサクっとタッチペンを上から下へスライドさせるミニゲーム。
 公式サイトのインタビューでまいんちゃんが一番気に入ってると言ってた曲です。
 たしかにこの曲は可愛い。
『はんたいの~手はねこの手、にゃん♪』のにゃん♪の部分の破壊力は相当なものですw

・煮る/煮込んでコトコト
 煮立った鍋をかき回すように、タッチペンをくるっとスライドさせるミニゲーム。
 オリエンタルな雰囲気の曲調にあわせてまいんちゃんがコトコトコトコトw

・乗せる/素敵ににかわいく
 こども番組らしいミディアムテンポの曲に合わせて
 いろんなものをぽんぽん乗せてきます。
 タッチペン操作はポンポンポンとタッチタッチでこなします。

・ふりかける/パパッとマーチ
 マーチに乗って、画面をタッチ!
 ぱらっぱらっぱっぱっ、ぱっぱっぱっ

・混ぜる/ぐるぐるワルツ
 混ぜまぜするようにタッチペンをくるっとスライドさせるゲームですね。
 ズンチャッチャーズンチャッチャーとワルツのリズムで
 ぐーるぐーるぐーると言ってるまいんちゃんがかわいいw

・焼く/フライパンの魔法
 ジュッ、ジュッ、ジュッっと画面をタッチ!
 アップテンポな曲に合わせてお肉等を焼くのですw

・茹でる/おしゃべりおなべ
 こちらではうどんやたまごなんかを茹でる茹でる。
 いかにもNHKの子供用の曲らしい分かりやすい曲の後
 ハイハイハイッとまいんちゃんの合の手に合わせて
 下から上にスライドさせて茹でてきます。



レシピに合わせて、切る・焼く、とか切る・混ぜる・煮るとか1~4種類のミニゲームを
連続して遊ぶ形になっており、その過程で必要な材料や料理方法が学べるという
お料理ナビ的な役割もあります。
ただ、具体的にたまねぎいくつ、塩何グラムといったレシピが出るわけではないので
お料理レシピ集としてはちと不十分かな。
あくまでもテレビのまいんちゃんの雰囲気を追体験できるゲーム、といった感じ。

で料理が終わると盛り付け。
ベースとなるお皿を選び
プチトマトやポテト、お子様ランチで御馴染みの旗等トッピングを好きなように載せて完成。
お皿やトッピング等のアイテムは、ストーリー進めると手に入ったり
アイコン5個の組み合わせによるパスワードで入手したり。
パスワードは公式サイトとか、情報が掲載された雑誌とかで手に入る模様。
盛り付けまで終わったら大森Pや事務所の社長の評価がありまして
その結果を受けて、るのかどうか分かりませんが
夜になり町の灯りの灯り具合を確認する画面へ。
おはなしモードは料理でみんなを幸せにして、町の灯りを集めていこうってのが
最大の目的のようです。
で、番組収録こなすごとに灯りを集め、今日はよく出来たねー、明日も頑張ろう!
て感じで1日終了。
本作には1月、2月と季節の概念があって、収録3回で1ヶ月終了。
月によって旬の素材が手に入ったりして、旬の素材使うと
料理評価にボーナス点がついたりするのでけっこう重要、かも。
料理に使う食材は基本スーパーで買うことに。
種類は料理番組らしくかなりの数がありましてレシピとしては不十分ですが
食材を憶える点ではかなり使えるんじゃないでしょうか。


おはなしモードのアドベンチャーパートは、残念ながらテキストメイン。
ゲームパートにいくとミサンガがフルボイスでアシストしてくれて
まいんちゃんもバリバリしゃべりますが
それ以外はテレビの決め台詞のみボイスって感じ。
おはなしパートのやり取りはほとんどテキストアドベンチャーゲームですので
そこはテキストの情報量を考えると止む無し、な気もしますが
最近の良くできたキャラゲーはけっこうフルボイス対応してくれるんで
できればフルボイス…
いや、純粋なミニゲーム集とは違うから仕方ないか。
そうそうそういえば、この手のお子様対象のキャラゲーは
起動したらテレビで御馴染みのオープニングがムービーで流れて
子供もお父さんもいっしょに歌ってテンションMAX!
という作りのものもあるんですけど本作はそれも無し。
プリキュアあそびコレクションなんかゲームのミニゲームの場面も描いた
オリジナルムービーだったりしたんだけどなあ。
歌があると子供ほんと喜ぶし、まいんちゃんは歌も人気のタイトルですから
起動したらキッチンはマイステージ!でお出迎えして欲しかったなあ。



おはなしモードの流れをも一度おさらいすると、
ファンレターで依頼→町で情報収集→レシピ開発→番組収録→1日終了
こんな流れでゲームが進みます。
アドベンチャーパートなんて、子供にできるかしらと心配される方もいるかもしれませんが
町の中で訪れる必要のあるスポットにはミサンガアイコンが着くと同時に
画面外の場所にそれがあった場合は強制的にスクロールして
その場所を画面内に捉えるフルナビゲーション仕様ですのでご安心を。
大きなお友達的には非常に物足りませんがそこに文句言うのは筋違いなので自重することw
レシピは全部で100種類。
これが集まるころに町の灯もいっぱいになる。
という流れかもしれませんね。

さて、ここまで実際に遊んでみた感想を。

まずミニゲーム自体は可もなく不可もなく、いやいやいや可は大いにあるだろう。
だってまいんちゃんがゲームオリジナルソングを歌ってくれてるのだぜw
ミニゲーム3ブロックのうち、最初の練習ブロックはスキップ可能なんですが
そこをスキップするということはまいんちゃんの歌をスキップするということなので
ぶっちゃけスキップするという選択肢は無しでしょうよ。
練習はしなくともいっしょに歌うのさ、ニルヴァーシュwww

ということでミニゲームは楽しいです。
アドベンチャーパートもテレビで活躍する登場人物がちょこちょこと顔を出すので
ファンなら楽しめるはず。
また、食材がどこで出来てるのか、旬はいつなのか、といったところから
おこめには7人の神様がいるんだよといった、おばあちゃんの知恵袋的なうんちくも登場し
ちょっとした食育ソフトとしてなかなかの出来。
大きなお友達目線だと、こういう部分はウゼー、超ウゼー、と思わなくもないですが
これ、あくまでもお子様が対象のゲームですからねw
で、子供といっしょに遊ぶ保護者目線だと
こういう細かなうんちくは、こどもにゲームなんて!という意識を
ちょっと薄めてくれる要素となりそうで、親の好感度アップに繫がりそうな気もします。
うーん、ゲーム思考65535%の僕には普通の保護者さんの思考を
完璧にトレースはできんのであくまでも希望的観測でw

ということで楽しい、超楽しい!
と言いたい所だけれども…
10パターンあるミニゲームをレシピ別で1~4個のセットで連続で遊ぶ。
そして100種類のレシピを集める。
これがねえ、ハマれば単純作業をものともしないチビッコでも
けっこうしんどいのでは、と、ちょっとだけ心配する。
大きなお友達がガチで挑むと間違いなく苦行になると思われますが
そこはこいつに手を出す大きなお友達ですから
まいんちゃんに対する大きな愛で乗り切ってくださいwww

ただまあ、考えようによっちゃあ、子供も長時間はやり込まない作品、と見れるので
止めなさいってい言ってるのに止めなくて困ります。
な事態を回避できるという視点で見ればいいのか。
時間を決めて長い期間遊んでもらえそうないいやつかもしれんなw
我ながらこのポリアンナ思考は異常すぎるなと思いますが
遊ぶなら褒めて、自ら楽しまねば損するのは自分ゾナ。
と超攻撃的ポジティブ思考でいきますよwww


ここらで総評
お子様向けの料理体験ゲームとしては及第点上げてもいいんじゃないでしょうか。
キャラゲーとしてもゲームオリジナルソング収録でまいんちゃんの歌声も聴けて
まずまずの出来ではなかろうかと。
ゲームとしての完成度求めるとちと辛いですがファンアイテムとしては十分楽しめますよ。
ということでまいんちゃんファンの方で気になる方は是非。
断言します、クソゲーではありません。
まいんちゃんだけに地雷でしたorz
という文句も考えてたけどwwwww
それは杞憂に終わりました。
その点はほんとによかった。
コナミよくやった。
次があるならOPは完全収録で、さらにファンが楽しめる、
ゲームとしても手応えの感じられる作品へステップアップして欲しいところであります。


以上、DSのまいんちゃんで遊んでみたでした。
そうそう、笑ったのがパッケージ。
パッケージ裏の右側に、わりと目立つ黄色い文字で

福原遥さんは、音声のみ(まいんの声と歌)の出演です。

と書いてあって爆笑。
熱狂的な3Dまいんちゃんファンに対する注意喚起ですね、分かりますw
ということで主に3Dまいんちゃんを愛するファンはちょっと残念な作品かも知れませんが
番組まるごとのファンの方は手を出してもいいんじゃないかと思います。
ではでは(・ω・)/