俺的ゲーム・オブ・ジ・イヤー2009DLC部門後編 | バーチャルコンソールクエスト

バーチャルコンソールクエスト

ゆるゆるゲームブログ

さあ後半戦スタートです。
後半は任天堂ハードゾーンであります。

まずはWiiウェア部門から。


グーの惑星(任天堂)
これ3人で作ったとかスゲー!!!
とひたすら驚き続けたグーの惑星。
シンプルな操作でやってることはグーをつまんでくっつけてゴールを目指すだけ。
なんですけどこれが熱くて熱くて熱すぎましたね。
最初はいきあたりばったりでやってても、そのうち、それなりに
構造物の強度について理解を深めたりしてw
とにかく触る楽しさと、考える楽しさがいっしょになった新しいゲーム。
無料体験版配布で稼働も上がったしファンも着実に増えてる、かな。
こういった、ゲームの可能性を広げたゲームの体験版はどんどんやってほしいなあ。
文句無しでWiiウェアの名作認定であります。
未体験の方は是非是非。
テキストのローカライズも秀逸ですしこれの1500円はお買い得です。


peakvox escape virus(ファンユニット)
ワンコイン(500ポイント)配信部門で一番はと考えてみまして
やっぱりこれだなと。
ヌンチャク操作に最初、ちょっと戸惑う人もいるかもしれませんが
ちょっと、ほんのちょっと頑張れば、多分大丈夫w
気がつくと画面をスイスイ泳ぐように自由自在に移動出来るようになりまして
そうなるとほんとに楽しいんです。
ルールが変わるだけでゲーム性もかなり変化していろいろ楽しめましたし
攻撃アイテムによる全方位攻撃は爽快感抜群であります。
これはほんとめっけもんだったなあ。
スルーしてる人も多いかと思いますが、これはマジでオススメ。
動かすだけで楽しくなるいい作品でした。


ひらめきカードバトル メクルカ(トムクリエイト)
こちらは神経衰弱のルールでカードゲームを楽しもうっていう新感覚カードバトル。
最初実力6運4の絶妙なゲームバランスって自分でいっちゃう所に
それ自分でいっちゃって大丈夫か、おいっと突っ込んでしまいましたが
遊んでみるとああ、なるほどおっしゃる通りですと頭を下げましたね。
カードデッキをステージにして神経衰弱し
揃ったカードの効果で相手を追いつめるシステムは
意外に長期戦になる事も多いTGCゲームを非常にコンパクトに遊べるようにしてますし
なにより引きと戦略の駆け引きが非常に熱い。
これはよく出来てたなあ。
年末人が集まる家庭、特にゲーマーが集う環境の方は
騙されたと思ってこいつで遊んでもらいたい。
きっと盛り上がると思いますよ。


続いてバーチャルコンソール部門

ファミコンウォーズ(任天堂)
なんなんでしょうね。
ウォーシミュレーションという
とんでもなく人を選ぶジャンルのタイトルなのにこの敷居の低さは。
それでいて、マップを攻略する熱さは十二分に味わえるという。
実在する、もしくはした兵器の豊富さでマニアを唸らせてきたジャンルで敢えて
シミュレーションゲームの面白さを伝えるためだけに焦点を絞って
ユニットとマップをシンプルに再構築したことが勝利の鍵でしょうなあ。
その思いは発売から20年以上経った今でも色あせません。
シミュレーションゲームの入門タイトルとして最適。
さらにVC版はAボタン押しっぱなしでCPUの思考時間を早く出来るという機能付き。
いやあ、これはいい配信でしたな。
ファン納得の配信。
そして、新たなファン獲得してる可能性もあるので
そろそろファミコンウォーズDS2を国内向けに発売して下さいw


スーパーマリオカート(任天堂)
いやいやなにがびっくりしたってそのスピード感にびっくりしましたよ。
こんなにグリングリン回ってたっけ?
というぐらい回りまくってましたね。
64、Wiiと着実に進化を重ねてきたマリオカートシリーズですが
元祖で遊んでみて技術レベルでは進化したけどゲーム性は
初代で完成してたって事を実感。
アナログスティック以前のドット単位でのドリフト勝負に久々に燃えましたね。
面白かったです。


ナムコのVCAタイトル全部w(バンダイナムコゲームス)
出た、全部乗せwwwwww
えー、今年3月の参入表明以来この9ヶ月、バーチャルコンソールアーケードといえば
常にナムコのターンだったといっても過言ではありません。
そのラインナップたるやお馴染みの名作から家庭用初移植のものまで
とにかく多岐に渡るものでしたね。
特筆すべきは名作ばかりではなく、世間的にはマイナーで
ゲームとしてもちょっと微妙なタイトルもきちっと配信してくれた事。
この意義は大きいですよ。
ゲームの歴史を知る、資料的価値として非常に大きい。
一見微妙でもそのアイデアは現在に繋がってる場合も少なからずありますしね。
個人的にはタンクフォースとニューマンアスレチック、メルヘンメイズ配信がうれしかった。
今月の配信でひとまず配信終了ということですが
ナムコの財産はまだまだありますんで、3期、4期と
オールアバウトナムコが完成するまで頑張って欲しいものであります。


さあ、いよいよ最後です。
昨年末からサービスがスタートしたDSiウェア部門。
ロンチからひっくるめて1年目のベストということで。
DSiウェアはほんと買いに買いまくったのでちょっと多めにご紹介。

あぁ無情 刹那(任天堂)
ゲームボーイのソーラーストライカー以来19年ぶりに任天堂発売の縦シュー登場!!!
ということで期待に胸膨らませてダウンロード。
初心者にも弾幕をかいくぐる楽しさと稼ぎの熱さを教えてくれるタイプAと
初心者への配慮全く無しで殺しに掛かってくるタイプB二つの機体で
シューティングの今をDSiという小さい画面上にしっかり再現してましたな。
さすがケツイデスレーベルを手掛けたアリカ。
携帯機でもシューティングは楽しめますよ。
サクサク進むコンパクトな展開を見てると
ワンダースワンのレアゲー・ジャッジメントシルバーソードを思い出したなあ。
どっかジャッジメントシルバーソードをDSiウェアに移植してくれんかなあwww
DSはSIE2やGGシリーズのZONE等なにげにシューティングが熱い1年でしたね。
来年もこの流れ続くといいなあ。


Art Styleシリーズ:PiCOPiCT(任天堂)
DSiウェアで一番のおすすめは?とコメント欄で質問されまして
いろいろ考えた結果、やっぱりこれかなと上げたタイトル。
落ちものパズルで、消したブロックでドット絵を完成させるとクリア
というシンプルな作りなんですけど
その完成させるお題がおっさん感涙の任天堂の歴史を彩るファミコンキャラたち。
しかもBGMもその作品のもので、YMCKの手によるアレンジが素晴らしく
これ以上無いおっさんホイホイとして、凄まじい威力を発揮した次第でありますw
ゲーム自体の出来もよくて夢中で遊びましたな。
しかし裏面後半は僕にはムリゲーでしたがorz
でもとにかく、こいつはお薦め出来るタイトルです。
未体験の方で、ファミコン世代の人は是非遊んでもらいたい作品。
目頭が熱くなる事間違い無しです。


わりと本格的 絵心教室(任天堂)
いやあ、こいつには驚いた。
DSi上にリアル絵具を再現してみました、と言わんばかりの作りで
わりとではなく、かなり本格的なペイントツールでした。
塗りはやり直し不可という部分はデジタル画材に慣れてるとちょっと戸惑いますが
アナログ画材、特に水彩は一発勝負でしたよね。
あの緊張感をDSi上で味わおうとはw
このデジタルでアナログな感じ、どっかで味わった事あるなあ…
と考えてたらあれだ、その昔、mac黎明期に
macの白黒画面で書を楽しんでしまおうというコンセプトで登場したmac書道のようだ!
あれもマウスで書道というアナログ感がよくてOS9時代まで愛用してたな。
絵心教室に、mac書道と同じ心意気を感じてちょっと涙したマダオであった。


最凶横スクアクションvol.1 ノロイノゲエム 血(スクウェア・エニックス)
DSiウェアではパッケージのバラ売り商法というスタイルが多く見られたんですが
そんな中でバラ売りでもなんでも面白かったからよし!
と思えたのがこいつ。
といっても、ゲーム内容はめちゃくちゃピーキーで難しいジャンプアクションで
とても万人にお勧め出来るシロモノではないんですけどw
しかし、これめちゃくちゃ難しいんだけど、
決してクリア出来ない作りではないんだよなあ。
人にもよるけど、ゴールまでの動きは見えてくる。
到達出来ないのは単純にプレイヤーの力量不足。
という部分を見てしまった僕はこいつにどこまでくらいつけるかがんばったんだけど
アナザアの18あたりで挫折orz
いや、でもアナザアはもちょっと頑張れば…
ここが楽しめるかどうかというドM向けアクションでありますが
僕の心には響きまくったのでここに挙げたいと思います。
ノロイノゲエム目買わずにこれで遊べたことに感謝したいwww


G.Gシリーズ全部www(Genterprise)
最後はまた全部乗せwww
第1弾配信以来毎回配信を心待ちにするほど楽しんだシリーズでした。
200円という低価格のせいか、非常に限られたひとつのテーマで
どこまで面白い事が出来るか、に挑み続けてる、その男気に惚れもうしたw
DSiウェアというプラットフォームに乗っかって出てますけど
これ朱雀の同人活動じゃないかとも思ったりしてwww
パズル、アクション、シューティングにレースとラインナップも豊富で
それぞれを極めた猛者からすると作り込みに対する不満もあったかと思いますが
ヌルゲーマーの僕はどれも面白かったなあ。
そしてこれを通じて娘がいろんなジャンルに興味持ってくれたことがうれしかった。
コンベアこんぽうやWanderLandを一生懸命遊んでる姿に目を細めたものです。
ちなみに、コンベアこんぽうは相方も一時期夜を徹して遊んでましたな。
我が家のハイスコアホルダーは相方w
家族全員で楽しませてもらいました。
文句無しに今年のMVPです。
しかし毎月200円でようやりますわ。
そして来年一発目もGGシリーズですね。
今度はソルディバイドやデススマイルズを彷彿とさせる横シューですよ。
2010年も大いに楽しませてもらえそうです。
期待してますよ、来年もがんばって下さい。


DSiウェアはサービス開始当初、旧作のバラ売り商法と
時計とか電卓といったガジェットがメインだったので
正直どうなることやらと心配してたんですけど
終わってみると小粒ながら光るもののあるタイトルがかなり出て
今僕の中では一番熱い配信サービスとなっております。
上に書いた以外にも、Art StyleシリーズならDECODEやHACOLIFE、DIGIDRIVEあたり
任天堂だとワクグミにぐるぐるロジック、
マインドテンにクロスワードハウスに健康麻将DSi
他社でもアスファルト4:エリートレーシングやネコキング、
THE密室からの脱出シリーズやミスタードリラーなど
面白い作品まだまだありますし
ゲームじゃないけどいつでもプリクラや楽器チューナーなんかも面白い試みだったなあ。
DSiのネット接続率は芳しくないようですが
DSiウェアは店頭でもDLできるようにしてみるのも手かもしれんなあ。
ハード持ち運べるし、ソフトの容量もそんなに大きくなく数分で落せるので。
中身は着実に充実してきたので来年さらなる飛躍を期待したい所であります。


以上で俺的ゲーム・オブ・ジ・イヤー2009終了。
今年も面白いゲームで沢山遊んだなあ。
ゲームライフとしては大満足な1年でした。

そして、今年の更新はここで終了。
まあ年明け直後になんか書くと思いますけどひとまず

今年1年ありがとうございました。
テレビゲームは遊ぶ人の気持ちひとつで面白くもつまらなくも出来ますんで
だったら楽しんでいきましょうってスタンスでお送りしてきましたが少しは伝わったかな?
みなさんのゲームライフに、少しでもお役に立てたならこれ幸い。
来年も面白い作品があったらガンガン取り上げて行きたいと思いますのでよろしく。
ではでは、よいお年を(・ω・)/