ノロイ ノ ゲエム 血 で遊んでみた | バーチャルコンソールクエスト

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ゆるゆるゲームブログ

なかなか、ラブプラス脳から開放されません。
桃とかマンゴー、それも完熟の異様に糖度の高いやつを
コーンフレークで底上げとかけち臭いことはせずに角切りにして放り込んだ上に
甘酸っぱいヨーグルト流し込んでバニラアイス乗っけて
グレープフルーツのようなちょっと酸味の効いたフルーツ乗せつつ
メープルシロップとチョコレートソースたっぷりかけて
隠し味にラム酒を数滴落としたパフェを毎日食わされてるような感じで
もう許してください、と泣いているにも拘らずやめることが出来ないという
廃人寸前の状態まで追い詰められてますがw
ギリギリ現実にとどまるために、今度は底知れない苦痛に手を出す…







ダメじゃん、どっからどうみても廃人じゃん。
(リンコさんボイスでw)


ということで、我ながら頭がおかしいとしか言いようの無い
長文レビュー三部作書いちゃったせいプラス銀週間進行地獄のせいで
気力のストックがカスカスのケシカスくんなんで
軽~く書けそうなのことチョイスしてしばらくリハビリに励みたいと思います。



先週から配信が始まったノロイ ノ ゲエム。
スクエニのナナシ ノ ゲエム 目に収録されてるミニゲームにアレンジを加えたもので
血と獄の2種類配信されたんですが僕はひとまず血をダウンロード。
えー、なになに、操作は移動とジャンプのみ。
スタートからゴールを目指すだけの最凶横スクロールアクションゲームか。
グラフィックはナナシの時同様ファミコン風にしてあると。
で、ステージセレクトは初代ナナシはRPG風味のままだと。
井戸がステージの入り口なわけか、ふむふむ。
じゃあ早速ノオマルモードから遊びますか…









ぐちゃっ





カイジ「なんなんだ!」

利根川「なんなんだって、君がミスしたんだろう?」


カイジ「そんなことは分かってる!
    俺が聞いてるのはこのやられ方のことだ!」


利根川「あぁ、それか」

カイジ「それかじゃねえだろ!
    どうして首と胴が分かれて血しぶきが飛ぶんだ!!!」


利根川「このゲームでは、鋭利な刃物のトラップを用意してるからね」

カイジ「だからってこんなにグロテスクに演出する必要はないだろう!
    これじゃ気持ち悪くてプレイ出来ないじゃないか!!」


利根川「これは変な事を言うな、カイジ君。
    その有様は君がミスした結果じゃないか。
    じゃあ何か?コミカルに散ればいいのか?
    それこそおかしな話だ。
    ミスはミス、君は君の分身を犠牲にしたんだ。
    それの有様がコミカルならよくてグロければだめなのか?
    君はコミカルなら100人の分身を犠牲にしても平気だからそうしてくれというのか?
    それこそ非道というものじゃないか?
    我々はよりゲームに集中出来る環境を整えるべくその表現をチョイスしたまでだ。
    その凄惨な姿を見たくなければ、君がミスしなければいいだけじゃないかね、カイジ君」


カイジ「くっ、分かったよ、俺がミスらなければいいんだよ、畜生」

利根川「そう、君が努力すればいいだけの話だ」


10分経過
(当然の如く立木文彦ナレーションで脳内補完よろしゅうwww)


カイジ「チッ」

利根川「おっ、意外にあっさりクリアしたなカイジ君
    ミスは…
    30人ちょっとか、まずまずだな。
    次はアナザアモードだがどうする」


カイジ「やるに決まってる!」





30分経過




カイジ「くそっ、くそっ、くそっ!!!
    こんなゲーム…」


利根川「クリアできないかね?」

カイジ「当たり前だ、トラップが意地悪過ぎる」

利根川「はっはっは、そりゃそうだ、我々帝愛ソフトは
    プレイヤーにクリアされることを阻止するため
    全力を注いでこのゲームを開発したのだから」


カイジ「だからって、不意打ちのようなトラップばかりじゃないか
    足場はすぐ崩れるし、こんなのクリア出来るはずがない!」


利根川「またまたおかしな事を言うな、カイジ君は」

カイジ「何がだ!」

利根川「クリア出来るはずがないと誰が決めた?」

カイジ「それは…」

利根川「そう、君自身だ。
    我々はクリアさせないよう全力を注いでこのゲームを作ったが
    クリア出来ないように作った覚えは無いぞ。
    このゲームはクリア出来る。
    クリア出来ないのは単にカイジ君がヘタクソだからじゃないのか」


カイジ「そうかもしれない、そうかもしれないけど…」

利根川「それでもこれは難し過ぎると?」

カイジ「そ、そうだ!こんなゲームクリア出来るやつ
    全国に何人いる?
    ほとんどの人が挫折するに決まってる!」


利根川「じゃあなにか、カイジ君。
    みんなが楽しくクリア出来るのがいいゲームか?
    ゲームとは他人と腕を競って優劣をつけるものではないのか?
    優劣をつけてこそクリアした時の価値も上がるというものではないのか?
    みんな仲良くクリアして何が楽しい?
    そんなの茶番以外の何者でもない。
    そんな甘えた考えで我々帝愛ソフトのゲームで遊んで欲しくないものだね。
    我々はちゃんと答えを用意している。
    そして、そこへたどり着くものが出てくるのを待ってるんだよ。
    ゲームをクリアするという事は、選ばれたもののみが
    手にする事が出来る勲章なんだよ、カイジ君
    大した努力もせず手に入る勲章になんの価値があろう
    ゲームとはそんなに軽くはないのだよ!!!」



兵 藤「これ利根川、それ位にしておいてやれ。
    カイジ君はもう無理だといってるんだ。
    それでいいではないか。
    その結果、彼がこのゲームは500円じゃ高すぎる。
    こんなマゾゲーあんまりだと吹いて回ってもそれはそれで事実。
    彼の言う事に偽りは無い。
    なぜならそれが彼の実力なのだ。
    それを咎めても仕方なかろう」



カイジ「ぞ、続行だ!!!」

利根川「何?」

カイジ「俺はまだ諦めるとは言ってない!
    ここまでコケにされて諦められるか!」


利根川「そうか」

カイジ「そうだ、やってやる、やればいいんだろう!」

利根川「まあ、カイジ君がそう言うなら。
    心行くまで遊べばいい。
    私と会長は忙しいので少し席を外させてもらうがね」





3時間経過



利根川「ほう、まだやってるのか。
    そろそろ諦めたらどうかね、カイジ君。
    もう犠牲者も500人を超えているじゃないか」


カイジ「…」

利根川「我々も暇ではないのでね」

カイジ「何を見ている?」

利根川「?」

カイジ「何を見ていると訊いてるんだ、利根川さん」

利根川「なにを見ているって…?!!!」



ざわっ


カイジ「アナザアモード、最終ステージ」

 ざわっ

   ざわっ



利根川(こいつ、そんなところまで)

カイジ「まあみてろ、答えは見えてるんだ
    あとは、俺のこの指先にすべてを託すのみ!!!」


利根川「むぅ」


カイジ、アナザアモード最終ステージ、ゲーム開始から563人目の挑戦。

これまで、多くの犠牲を払って学習しようやく導き出した

出口へと繋がる細い細い一本の道筋。

あとは、そこを踏み外さぬよう、二本の親指に全神経を集中させる。


第一関門、突破。

呼吸をすることすら禁じられる緊張の連続。

第二関門、突破。

まばたき、すなわち死。
ドライアイで刺すような痛みを両目に感じつつも
カイジの目蓋は決して閉じることは無い。

第三関門、突破。

いつ踏み外してもおかしくないその道を、カイジは一心不乱に走り続ける。


そしてついに…








到達!!!!


アナザアモードクリア。

カイジに訪れる、至福の一時。
99%苦痛にまみれた挑戦。
しかし、最後の最後、カイジは掴んだ。
クリアというなの勲章を!!!

兵 藤「利根川、私はすべてのプレイヤーが絶望するゲームを作れと言ったはずだが
    これはどういうことだ?
    カイジ君の顔は恍惚の表情を浮かべてるではないか」


利根川「いや、これは…」


兵 藤「もういい、帝愛グループに無能はいらん」

利根川「…」


カイジ「あんたのお陰だ、利根川さん」

利根川「?」

カイジ「あんたの言葉が無ければおれは挫折していた。
    礼を言うぜ、利根川さん」


利根川「お前に何を言われても終わりだ。
    私は会長に愛想を尽かされた。
    残された道は…」


カイジ「このゲーム、もう一本あるんだろ?」

利根川「!??」

カイジ「ジゴクモードってのがあるんだろう。
    どうだい、もうひと勝負」


利根川「しかし、あれは…」

兵 藤「ヒョッヒョッヒョッ、さすがカイジ君、儂が見込んだ男。
    利根川よ、彼の意気込みに免じてもう1本挑戦させてやってはどうかね。
    ここでの彼の結果次第ではお前の処遇を考え直さんでも無いぞ」


利根川「わ、分かりました。
    カイジ、これに挑戦する事、絶対後悔する事になるぞ」


カイジ「臨むところだ」








えー、プレイした感じをカイジ風に脳内補完してみましたwwwww

いやー、希望の目前に地獄を用意してる容赦ないステージの数々はまさに帝愛ギャンブルw
いっそのこと主人公のグラだけ差し替えて

跳躍黙示録カイジ・血

とかで再リリースして欲しいほどwww


プレイされた方には割りと共感得られるんじゃないかと思いますが
遊んだこと無い人には何がなにやらさっぱりだと思うのでwww
もちょっと真面目にやります。


ノロイノゲエムはアクションゲームです。
ルールは簡単でステージのどっかにあるゴールを目指すだけ。
ノオマルモードはそのゲーム性を説明するためのチュートリアルといったところで
わりとあっさりクリアできる、はずw


カイジさんも言ってますがこのゲーム、プレイヤーがミスると
ゲーム内のキャラクターが生々しく散ります。
ファミコン風のドット絵なんですが、生々しく散ります。
スプラッターです。
しかも音まで生々しい。
悪趣味極まりないんですがこれが仕様なんで仕方ない。
血の表現がダメな方はご遠慮いただくのが賢明かと。
利根川先生はああおっしゃいますが不快な思いをしてまで遊ぶ必要は全くありません。
ゲームはまず楽しいことが一番w



さてさて、そろそろ本題に。
チュートリアルを終えると、二つのモードが追加されます。
やりごたえのあるアナザアモードと上級者も唸るジゴクモード。
とスクエニはおっしゃいますが
これ、どの辺が平均的かと聞かれるとあれですが
そうだな、初代のスーパーマリオはクリアできるレベルの腕前。
というのを基準にしてみましょうか。
そんな方が遊ぶと、きっと…

クリアさせてもらえる気がしないアナザーモードと
開始数秒で途方に暮れるしかないジゴクモード。
という印象になるんじゃないかなあ。

とにかく難しい。
あれ、やり応えとかじゃないです。
初見では絶対にクリアできない、幾人もの屍を乗り越えないとクリアできない作りで
操作性のほうも、悪くは無いんだけど思いっきりピーキーな、
ドット単位で見切って操作しないと思い通りに操れないと言う超上級者向けセッティング。
とにかく色々と理不尽なゲームです。
アクションゲーム好きでもこれ遊べる人は限られる。
アクションに爽快感を求める人には向いてないです。
まず面白いとは思わないでしょうから買わないほうがいいです。


とまあ、色々と酷いゲームなんですけど
面白くないかというと…


そんなことはない。
これが面白いんです。
僕はハマってしまいました。

あの、なんていうんでしょう。
99%の絶望の中から1%の希望を見出す楽しさ、
そしてそれを掴み取った時の快感。
とにかく難しくて、3歩進んでは10歩位引き戻される感じなのですが
それでも、見えてくるんですよ、ゴールが。
あとは、イメージ通り操作できるか。
ここでですね、ピーキーに調整された操作性が
不満を抱かせるどころか心にビンビン響いてくるんですよね。
嗚呼、なんというマゾゲーマー仕様。
なもんで、この凄惨な脱出劇がこの上ない快感となって
止められなくなる人もいるかと思います。


ボリュームは…
どのぐらいなんだろ
30ステージちょっといったところかな。
ちなみに僕は現在アナザアのステージ16で涙目中w
いや、でも、なんとか、アナザアはクリアしたい。
ジゴクモードの方はさすがに地獄過ぎて僕の手には負えんかなあ。
でもステーージ1のゴールは見えたよ。

コストパフォーマンスは合う合わないで全然違います。
合わない人はとことん合わないので
このレビューでちょっと面白そうとか思っても絶対に買っちゃダメ。
自分で書いておきながらなんですが絶対に買っちゃダメwww
ここに500投入するよりも気軽に楽しめる弾幕シュー・あぁ無常刹那の方が断然楽しめます。
合う人はどうだろうなあ。
これをスイスイクリアする猛者がどのくらいいるか分かりませんが
そんな猛者には30ステージは物足りないけど
手ごたえを感じられる方なら、1ステージ1ステージの達成感が
最近見かけるアクションなんかとは比べ物にならないくらいあるので
500円けっこうありかもしれません。
僕は満足満足。
久々にステージクリアするごとに大きくガッツポーズしとるからなあw
そしてその横では、子供が陰鬱なBGMとぶしゅあっと響く死亡音を聞くまいと耳を塞いでます。
ごめんよ、人でなしの父で。
我が家のレーティング審査はグロ表現はわりと甘いのよ。
ラブプラスはZ指定ですけどナニカ?



以上、ノロイノゲエム血であそんでみたでした。
ポイントに余力があれば獄も遊んでみたいと思ってます。
って、あれれ???
全然軽くならなかったんですけど(・ω・)?
エンドレスリフレインキスならぬ記事モード突入か?
ではでは(・ω・)/