これがバブルボブルだ!!! | バーチャルコンソールクエスト

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ゆるゆるゲームブログ

はい、というわけで、ランキングもありますし
マダオ旅から戻って参りました。




早っ、子供の家出かいっ!!



突っ込む時は珍ポ調が定着しそうですなあwww


えーっとですね、始めてバブルボブルがバブルボブルWiiだったりするとですね。

これのどこがそんなにダメなのか?

と思われる方もいらっしゃるかと思いますので…





これがオリジナルのバブルボブルだ!!!




音楽からなにから
オリジナルは最高すぎるなあ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


ちなみに、このバブルンの動きが1面から超絶なのは、
隠しコマンドによるドーピング効果(全キャンディー+くつ装備状態)であります。


さてさて、Wii版が酷すぎた一番の原因はポリゴン化によるモーションの変化、であります。
バブルボブルの面白さというのは
ボーナスアイテムざくざくゲットして増えまくる爽快なスコアのインフレっぷりがひとつ。
そしてもうひとつが泡を巧みに使いながらステージをキビキビ動き回って攻略すること。
で、Wii版はというとポリゴン化によりバブルンの動き、特にジャンプがもっさりしてしまった。
キビキビ感が完全に失われてしまったのです。
スピードアップアイテムである靴をとってもジャンプはもっさりなままなんですよね。
また、泡もポリゴン化したせいかちょっと動きが重いというか
まとまりにくくてダメでした。
他にも、ステージや敵の配置、ノーマル状態での泡を吐くテンポ、泡の割れる速度、
炎バブルの燃え方、場所によって貫通してくるまいたの岩、
ドリンクアイテム取得によるボーナスステージでのターゲットアイテム過剰等々
言い出したらきりがないくらい違っていましてがっかりな出来でした。
まあそんな昔のと比べられてもねえ、と思ったあなた。
それはたしかにそうなんですが、それにしても酷いんですよ、ゲームとして。
是非一度、Wii版とVCで出ているファミコン版遊び比べてください。
グラフィックでは遥かに劣るファミコン版ですが
動きのよさ、遊びやすさは

ファミコン版の方が遥かに上だと思います!!!

いやはや、完全に裏切られちゃったなあ。
動きさえしっかりトレスしてくれてたら、ポリゴン化してようがなにしようが
ここまでがっかりしなかったと思うのですが
とにかくゲームの根幹部分が酷くて酷くて。
あまりゲームをけなすのはよそうとしている僕でもこれだけは我慢出来ませんでした。
いやほんと、スタッフはバブルボブルのなんたるかを理解して移植したのだろうか?
スターソルジャーRにロックマン9、グラリバがなぜあんなに面白かったのか。
それは見た目の表現だけではなく、オリジナルが持ってたゲームとしての面白さをも
しっかり継承したからではないでしょうか。
バブルボブルは見た目だけは上手く、いやばねぼうとか見た目も酷かったなあ。
とにかく形だけの移植で魂が伴っていない残念なものでした。
それでも、もっさりを止む無しとして遊んでみると
懐かしいステージにフルーツや果物振りまくりでインフレするスコアなど
まあ楽しいちゃ楽しいんですけど…

やっぱりだめです。
愛深き故に愛に殉じる男、マダオにとって
バブルボブルWiiは






消去すらなまぬるい!!!




と叫ばずにはいられません。
ほんとに残念でなりません。
これじゃレインボーアイランドの方もある程度覚悟しておかないかんかなあ。



最後に、貼付けたニコ動にも記されてますが昨年末、
バブルボブルやレインボーアイランド、サイバリオンに
VCレビューでも取り上げたヴォルフィード等等
数々の名作をを手がけられたMTJこと三辻富貴朗さんが逝去されました。
ここに謹んで追悼の意を表したいと思います。

MTJさんのゲームには、どれも楽しい思い出しかありません。
とんでもなく難しかったりするけど、シューティングなどが苦手な僕なんかでも
なんとか遊びこなせる懐の深さを持った素晴らしいゲームばかりでしたね。
ゲームの楽しさ、奥深さを沢山学ばせて頂きました。
もう、新作で遊ぶ事はできませんが
残された作品の素晴らしさを、出来る限り語り継いでいきたいと思います。
いままでほんとにお疲れさまでした。
どうかゆっくりお休み下さい。



以上、マダオの感情的レビューでした。
うーん、僕もまだまだ青いのう。
もちょっとニュートラルな位置から本作を眺められるようになったら
も一度評価してみようと思います。
ではでは(・ω・)/