ゲームとどうつきあう?を観て色々思う | バーチャルコンソールクエスト

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ゆるゆるゲームブログ

NHK教育で子育て中のお父さんお母さんに向けてやってる番組『土よう親じかん』。
この番組の6月の放送でゲームとどうつきあう?という回がありまして
うっかり見逃してしまったー、と思ってましたら
お盆にリピート放送やってたので無事視聴することができました。

で、内容はというと司会に藤井隆くんと漫画家の高野優さん。
(あらびき団のせいか藤井君と呼びたくなりますよね、最近は)
ゲストにTIMのレッド吉田氏と
ゲームニクス関連の著書でご活躍されているサイトウ・アキヒロ氏。
サイトウ・アキヒロ氏を迎えてるところが心憎い。
この番組のメイン視聴者と思われる非ゲーマー層・アンチゲーマー層と
対峙するにはうってつけの方ですもんな。
やるなNHK。
そしてその期待通りに、ゲームにはまる理由をお得意のゲームニクス理論を駆使して
目標を大・中・小に分けて考える方法でうまいこと説明し
おもてなしの心でゲームはつくられてるんですよと場を感心させ
ゲームにまつわる問題も、その問題点を素直に認めた上で
業界がレーティングで区分けして販売する努力している様子を紹介したり
(でもCEROレーティングの判断基準ってどうかなと時々思いますけど)
親の時間ほしさにゲームに頼ってはいないかなどと
なかなか反論しづらい方向で切り返してみせたりしながら
ゲームとどうつきあうかみなさんで考えておられました。
民放がこの手の番組作るとどんなゲスト招こうともアンチゲーム視点でと構成された
とんでも番組な場合が多い中ニュートラルな視点で描かれてております。

それから、ゲームがはまる理由のところでゲーム屋さん達は
ゲームで300時間遊んでもらうにはどうするのかを考えてるのですよ。
とサイトウ氏が話したあとにゲームの開発風景が流されまして
普通テレビで放送される開発風景といえば、情報規制とか色々あるせいかも知れませんが
大体(テレビ用の)企画会議の模様と3DCGの制作風景だったりしますよね。
がしかしこの番組ではゲームのチューニング風景、
具体的にはカルドセプトDSのチューニングで序盤の敵・コーテツが強すぎるのでは
という問題をディスカッションしてる風景が映されたのです。
NHKなんで撮影場所等宣伝になりそうなテロップは一切出ませんでしたが
推測するに、あれは大宮ソフトの開発室ではなく
お猿のチューニング屋さん(猿楽庁)に取材にいったんではなかろうかと。
しかも、その中で映像として取り上げたのがカルドDS。
サイトウ氏の起用といいこの番組スタッフはゲームのこと
かなり分かってるんじゃなかろうかと。

カルドDSはカルドサーガみたいなことにはなってませんよ。
と言うことをさりげなく伝えたかったんじゃなかろうかとwwwwwwwwww


そんな、番組の趣旨とは全く関係ない深読みをしながら笑い転げたマダオであった。

ちょっとふざけてしまいましたな、失敬失敬。
30分番組だったのであっさりしてましたが全編通していい雰囲気で感心しました。
面白かったよ。


僕が学生だったころに比べるとかなりマシになったんじゃないかと思っていた
世間のゲームに対する風当たりは、実は昔とさほど変わったいないんだ。
ということを人の子の親になって思い知らされまして。
いやいやほんと、お母さんと先生には相変わらず嫌われてますわ。
DSはたしかに普及してますがよくよく話を聞いてみると
持ってるけどソフトは脳トレと学習系、あとはポケモンとどう森ぐらい。
というお子様が意外に多くてね。
僕が娘にくりきん仲間おらんね、とかMG仲間はおらんとねとか
訊いてもほとんど持ってないって言うもんなあ。
ゲームだめだって親御さんに言われてるお子さんもけっこういます。
ゲームまみれの僕からすると非常に残念ではあります。
僕はお酒飲めなくて、よくお酒呑みの方から人生損してると言われますけど
面白いゲーム知らないのも大分人生損してると言いたい。
というか昔スーパーマリオとかドラクエとかあれだけ騒がれたんだけど
あれは幻だったんだろうか。
なんてことを思う今日この頃。

まあゲームだけじゃないですわ。
マンガやアニメもだめだという親御さん先生の多いことに正直唖然としていたりします。
精霊の守り人や夏目友人帳はヨン様に全く引けを取らないと思うのですが。
というか韓流ドラマの主人公達はもちょっと車に気をつけたほうがいいのではと思います。
ぴょん太くんに交通ルール習った方がいいんじゃないかなあw
ぴょん太の安全日記知ってる人どれくらいいるかなあwww

話を戻しまして。
うちの場合、父さんが率先してゲームやマンガやアニメにまみれて
オタコンテンツのソムリエのように子供に薦めてるレアな環境であります。
ちゃおが読みたいと言うので買ってきて僕も読んでみたらあまりにもつまらなかったので
後日なかよしも買ってきて面白いほう選べとかいうアホ親なので
正直ふつうのご家庭の情況は全く理解できてないと思うのですが
それでも僕も親としての立場に立たされた時、つねに戸惑ってはおります。
これは観せていいものか、とか。
ゲームばかりやってていいのか、とか。
時にはマンガやゲーム取り上げることもあるけれど
どうしてダメなのかとか、子供の頃の自分の気持ちはどうだったのかとか
場面場面で常に自問自答する毎日であります。
出来るだけ頭ごなしにダメ出しするのだけはよそうと思ってますが
でも色々行っても屁理屈だったりするからなあ。
ゲームとどうつきあうかなんて訊かれても正直分かりませんわwwwwww
どうつきあうもなにも僕ゲーム大好きだもの。
ゲームだけじゃなく、世の中の良識ある保護者の方からマークされてそうなものの
多くは僕の好きなものだったりするもんなあ。
こんな僕が世間一般の常識振りかざしても詭弁でしかありませんもんね。
大人の社会ではいろいろ誤魔化し誤魔化されして生きてますが
子供の前ではもう正直な心晒すしかありませんわ。
分からんもんはどうころんでも分からんので
素直に分からんと伝えていっしょに考えるしかないか。
それに人生どん詰まりの時、どれだけゲームやマンガやアニメに心救われたことか。
その辺のところも踏まえると、やっぱり僕は子供に薦めたい。
自分を肯定してくれる場所としてオタコンテンツを薦めたい。
これも色々あっていいんじゃないかな。
スポーツ好きのご家庭ならスポーツを。
読書好きなご家庭なら本を。
ということで、我が家は相変わらずゲームまみれの日常です。
昨日も娘がついにカードヒーローやりたいって言うもんだから
娘の分買って来ましたよ!!
やっぱゲームは一人1本だよねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

なにごともひとつのことに偏りすぎるのはあまりよくないので
小さなうちからひたすらゲームな情況はちょっと問題あるなと思いますけど
ゲームでもなんでも、それが選択肢のひとつであることには変わりないので
子供には沢山の選択肢を与えて上げられればそして一緒に考えて上げられれば。
と思う次第であります。
だからポケモンから零やデッドライジングまで
父さん遠慮なくなんでも薦めちゃうぞ(`∀´)




………

それってひたすらゲームじゃないかorz

えー、ぶっちゃけ大人を再教育すべきではと思う今日この頃であります。




以上、あるNHKの番組を観たお父さんの感想でした。
なんかちょっと毛色の違う話になっちゃったような。
いつもどおりのような。
それにしてもレッド吉田氏、子供は週末の決められた時間しか
ゲームしたらいかんとかそれはあんまりだ。
お子がトイレで隠れてゲームしたくなる気持ちもよく分かるよ。
せめて1日1時間位は許してあげて欲しい。
というか僕もしょっちゅう仕事抜け出してトイレでひと狩りしようか。
とか思っておりますよ。
さすがに実際にはやりませんけど。
こんな僕が何言っても説得力ナッシングですなあ、タハハッ(≧▽≦)
ではでは(・ω・)/