第3回、確実に成果を上げる時間術 | 福岡若手弁護士のblog

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(ただしうち1名が圧倒的に多いですが、だんだん若手じゃなくなってるし)

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 伊藤真のNHK<仕事学のすすめ>

第3回。受験生に一番最初に

「合格体験記を書かせる」といって

いた。合格というゴールに辿りつく

までの過程を、最初にイメージ

持たせるためらしいが、私に

置換すれば、勝訴に至るまでの

過程を最初にイメージすると

いうことか???たしかに受任事件の

50%以上は受任時点で結論が

見えていると言っても過言では

ないが(いわゆるスジ)、問題は

結論が見えない事件で果たして

イメージを持つことがどれだけ

勝訴に結実しやすいかといえば、

そんなことはないびっくりまーく気休めに

逃げるなびっくりまーくと言いたくなるなあ。

  ただゴールを最初に見定め、

自分の今を可視化・客観視できる

ようにする行動をとるべしとの

趣旨の限度では反対しない。

伊藤真は、落ちた1年目と合格

した2年目の差について、前者は

合格発表日をスケジュールに

書いていなかったが、後者は

書いていたから、その差が合否に

反映したかのように説明していた

けれども、1年目は毎日20時間

休日を設けず詰め込み勉強を

していたと言っていたので、

1年目の学習時間は20×365=

7300時間。2年目には要するに

総勉強時間が1万時間を突破

したこと(つまり勉強量)が合格の

最大要因じゃないクエスチョンと反論したい。

「1万時間の法則」もあるし時計

「たてたスケジュールに完全に

縛られず、定期的にスケジュールを

見直す」と言っていたが、私は

そもそもスケジュールを立てず

〆切の近いものからどんどん

片付けていく、超整理法時間術の

方を採用しています。たしかに

受験勉強には〆切はないので

スケジュールを立てることは

中だるみを防ぐために必要かも

しれないね。

 むしろここで大事なことは心理面。

「スケジュールに遅れが出ても、

割り切って翌週は新たな項目から

スタートする。スケジュールの遅れを

取り戻そうとすると雪だるまのように

遅れが膨らんでいやになる。もともと

後回しにした箇所は優先順位は

決して高くないはずなのだから、

常に先に進むことを優先すること。

やり残しは後で少しずつ消化すれば

よい」この割り切りを仕事で実践する

ことは大事だと思いました。優先順位を

間違いなく振り分ける能力を持って

いることが大前提ではありますが。

 それと時間がないと普段ぼやいて

いる人には、時間捻出を見直すよい

方法を教えてくれました。

「1日を10分区切りで仕事にとられて

いる時間・移動時間・遊休時間を

再認識してみると、意外と遊休時間が

少なくない。たとえば昼休みに1時間

とっていても、実際の食事は20分

程度なので、その遊休時間に、

ミーティングを入れたりしてこなす

ことに気付いた」

 そうそう、1日を10分区切りで色分け

してみると、結構、TVを見ている時間

だったり、ネットを読んでいる時間

だったり書き込みの時間だったりニコニコ

仕事していない時間はどんな人でも

あるはず。例えば、私は移動の際は

常に文庫本を携帯し、電車待ちの

5分で数頁読んだりして、読書の習慣を

どっかにつくるようにしています。

10分区切りというのは電話をかけたり

軽く1仕事こなせる単位なので、忙しい

人はぜひ励行するとよいでしょう。

 伊藤真は使途不明な時間を減らし

可処分時間を増やすという喩をして

いました目覚まし時計

 そのほか「強制的に勉強しない

リフレッシュ日を設定する。そのとき

頭を休めてぼけっとしたり、思案中の

半完成思考を熟成することに回す」

とか、「スケジュールの遅れを取り戻す

調整日を設ける」とか言ってました。
ろぼっと軽ジK