風立ちぬ

今日の金曜ロードショーは『風立ちぬ』。

宮崎駿の引退作品。

既にDVDで何度も観てますが、何度観ても感動する。


堀辰雄の「風立ちぬ」のストーリーと、実在の人物で零戦の開発者・堀越二郎の半生をリンクさせた宮崎駿のオリジナル。




愛する人に迫る「死の影」に怯えながらも、残された時間を2人で力を尽くして生きる。

「美しい飛行機を作る」という夢と、「戦闘機をつくらなければならない」という現実。

理想と現実の狭間で葛藤する青年。


この二点を踏まえて、死を乗り越えて生きることの意味を問たのが、この映画の中身。


毎度のことながら、宮崎アニメは奥が深い。



あと、日本人の「モノづくり」への情熱も見て取れるところが感銘を受けるポイント。





モノづくり・・・

こんな絵じゃまだまだだなぁ～・・・


（これは昨年の夏に描いたやつ。笑）






映画の主題歌はユーミンの「ひこうき雲」。

たしか前にもアップしたと思いますが、再アップ。

42年前の曲というからビックリ。

この映画のために作ったとしか思えないほど、作品とマッチした曲。


「あの子の命は、ひこうき雲」

ユーミンがこの歌詞を書いたキッカケと、宮崎駿が作品に込めた想い、

背景を知って聴くとウルッときます。


荒井由実　「ひこうき雲」♫