こんにちは~
今日もこちらは雪。
あの長野の雪を体験しているので、多少の雪には動じない私になりました。
今日の旅レポは旅の3日目。
楽しかった長野を出発して次の宿泊地へ向います。
3日目の朝は目が覚めるまでゆっくり寝て体力を蓄えておきました。
かなり長距離運転になるので体を休めておかないとね。
楽しかったWさんとの2日間は夢のようにあっという間に過ぎました。
本当に素敵な風景、素敵な家で田舎暮らしの私が憧れる環境でした。
でもこういう田舎の自然いっぱいの場所で暮らすのは幸せな事だけど、その幸せな分だけ苦労があります。
あの素敵な暖炉だって、冬の間はずっと火がともっているんです。
その火には「薪」が必要。
その「薪」は冬が来る前に自分で切って蓄えて置くんです。
それはすごい量ですよ。
かなりの重労働だし、毎日薪を入れ続けて、掃除もしなくちゃいけないし、色々管理が大変です。
雪が積もれば雪かきをしなくちゃいけない。
道が雪で埋もれば、自分で道をつけなくちゃいけない。
そんな苦労があってこそ、この素晴らしい暮らしが出来るんですね。
数年前にこの長野で暮らし始めたWさんはこういってました。
「60歳だから出来たんだなぁ~」ってね。
普通は30歳だから出来たとか、20代だから出来たって思う事も、Wさんは60歳過ぎてもまだまだ出来るって思っていらっしゃるし、実際にやられているので、本当に私も見習いたいし全てが見本なんです。
一昨年に一緒にわかさぎ釣りをしたときは、全然釣れなくて、寒いし退屈だし私はボーっと湖を見ているだけだったんですが、Wさんはポケットから小さな双眼鏡を取り出し遠くの鳥を見て「可愛いわぁ~」と言ってクスクス笑っているんです。鳥の名前はほとんど全て知っています。
雪が溶けて春になれば、パンと飲み物を持ってテクテク歩いて森の中で朝食を食べるそうですよ。夫婦2人でね。
想像しただけで幸せな感じです。
何もないと思っていても、探せば幸せがいっぱい転がっています。
そんな当たり前の事をいつも学ばせていただけるWさん。
年は違うけれど、一生付き合って生きたい大切な友人です。
この素敵な雪景色を目に焼き付けておきましょう。
そして次の宿泊地へ向いました。
宿泊地は能登半島にあります。
なので長野~新潟~富山~石川と4県を通るんです。
はかっていないので、だいたいですが約300キロの移動。
まずは高速を使って新潟県へ入りました。
長野に来るまでの高速道路には雪が積もっていなかったんだけど、新潟県の高速は雪の壁がすごいです。
「これ本当に高速道路?」って思うような光景です。
周りは山に囲まれ、どこを見ても美しい山。
そしていつものようにサービスエリアを見つければ立ち寄ります。
これサービスエリア。
壁で見えません(笑)
これが駐車場です。
雪の壁で仕切られているような感じです。
すごいよねぇ~
最初はどこから入ったらいいのかわからなかったけど、ちゃんと入り口はありましたね~。
ここで温かい缶コーヒーを買って又車を走らせました。
本当はこのまま新潟県の「糸魚川」までズドーンっと行くつもりだったんだけど、旅行前のブログのコメントに興味深い事が書いてあったんです。
「ちえりんさん」という読者さんが新潟県に直売所があるよ~って教えてくれたので、「上越IC」で降り早速予定変更をして行って来ました
JAえちご上越「あるるん畑」
思っていたより大きな直売所で人もたくさんいてました。
今は真冬なのでさすがに野菜の種類は少なかったけど、冬以外なら間違いなく野菜もたくさんあって楽しいだろうなぁ~
直売所が大好きな私は、目をらんらんと輝かせ、色々買ってきましたよ。
まずはね、信州といえばこれだね。
野沢菜漬け。
私も一度野沢菜を栽培して漬物を作ってみたんだけど、なかなか美味しくできないのよね~。
茎の部分がサクサクしないというか筋っぽくなってしまいます。
野沢菜自体はアブラナ科の野菜で栽培しやすいんだけどね。
この野沢菜漬けを3つ買ったんだけど、もう既に1袋食べてしまいました。
美味しいわぁ~
ヤマト芋。妙高山山麓特産品だって。
あとは絶対に買ってこようと固く決意していた「かんずり」
これお鍋に入れたら美味しいのよね~。
かんずりは「柚子コショウ」みたいな感じで使うんだけど、
唐辛子を雪でさらしたあとに麹、柚子、塩と混ぜ合わせて3年間熟成させたものなんです。
私は柚子コショウよりもこの「かんずり」の方が好きです。
でもこれだけはなかなか自家製というわけにはいかないからね~。
GETできてよかったです。
あとは変わった乾麺がありました。
ハスの葉で作った乾麺。まだ食べていないだけどどんな味だろう??
そして信州といえば『蕎麦』ね
これは「そば粉」
そばってすごく栄養豊富だからね。
もしウドンかソバかどっちを食べよう?って迷ったら「そば」にしてくださいね。
このそば粉でソバを作るんじゃなくて、「そばがき」や「そば粉クレープ」を作ろうと思ってね、購入しました。
特にそばがきは一瞬で作れるので、夜更かししている冬休みの小腹が減った時には最適の食材です。
そして最後は、又買ったんかいっ!っという感じですが・・・
またまた買ってしまいました。リンゴ。
これだけ入って1袋480円。
おすそ分け用です。
ちえりんさん、素敵な直売所を紹介してくれてありがとう
そんな感じで直売所へ立ち寄り、次のPOINTに行くため再度高速に乗り「糸魚川IC」で降りました。
まず最初に向かったのはココ
糸魚川観光物産センター ヒスイ王国。
このあと「ヒスイ海岸」でヒスイを探そうと思っているので、まずはヒスイの原石を見に行きました。
どんなものかを知っておかなければ見つけられないからね。
結局原石を見たんだけど、色んな色があるようであまりよくわからない。
でもなんとなく緑色だという事だけが頭にインプットされていました。
そして車を走らせ「ヒスイ海岸」へ。
このヒスイ海岸にはヒスイが落ちている事があるらしいんです。
特に海が荒れた時や大雨のあとにあるらしい。
「ほんまかいな??」って思ったんですが、実際に行ってみるとどうみても観光客ではない地元の人が数名、ヒスイを探しているんですよ。
長い棒に「おたま」みたいなのをつけて、ヒスイっぽい石を見つけたらお玉でヒョイッと取って、目でじっくり観察して、ヒスイじゃなければポイッと捨ててました。
最初は半信半疑だった私と主人でしたが、これはひょっとしたら見つけられるかもしれないと思って早速ベテランさんらしき人が探している波打ち際を探してみました。
それにしてもきれいな海だねぇ~
そして石自体も丸くてきれいです。
なんだかよくわからないけど、ヒスイっぽい石を拾い
今から思えばどうみてもただの石ころなんだけど、ヒスイ海岸にいるときは、どの石もヒスイに思えてくるんですよね(笑)
でもさすがにヒスイなんて簡単に見つけられるわけでもなく、飽きてきたので違うものを探す事にしました。
これね、ごんぼさんのおもちゃ。
ごんぼさんは自然の物が大好きで、松ぼっくりや石ころが好きなんです。
手でコロコロ転がして楽しそうに遊んでいます
そしてごんぼさんのおもちゃを探したり、箸置きに使えそうな石を探していました。
箸置き探しに夢中になってしまって、ずいぶん時間がたったんだけど主人はどこへ行ったのでしょう?
最初は『ヒスイ探しなんてあるわけないし寒いし、嫌やなぁ~』って言っていたんですけど・・・・。
あれれ・・・??
まだヒスイを探しているようです(笑)
本気で探しているようで、たくさんの「ただの石」 いや、ヒスイらしき物を拾ってきました。
まだ探す気満々でさらに波打ち際を探して、めちゃくちゃ嬉しそうな顔で、『本物をやっと見つけた』って言うんです。
手のひらに乗っかった直径3ミリ程度の少し透き通った緑の粒。
見た瞬間唖然としましたよ。
だって誰が見てもジュースなどのビンのかけらなんですよ(笑)
そしてなんて言ったと思います
『今からヒスイ王国へ戻って、拾った石を全部鑑定してもらいに行こう!』だって。
こんな石ころを持っていくのは恥ずかしいし、「全部ヒスイじゃないけどきれいな石やし持って帰るだけでいいやん。鑑定しなくてもいいよ」って私は言ったんですけど、
『お前が一攫千金を狙ってヒスイ探しをしようって言うから、俺は寒いの我慢して探してたのに』だって(爆)
そんな感じで、ヒスイ海岸で拾ったきれいな石は、結局鑑定はせず今は我が家で輝いています。
そしてあの主人がヒスイと信じたガラスのかけらは・・・・
ヒスイという事で我が家の家宝にしておきましょう
つづく
ヒスイらしきものにポチっとお願いします(笑)
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