ファルスシアターオフィシャルブログ-ファイル0062.jpg

皆さん、こんにちは。

今週からは、絵本に出てくる動物の特性を、種類ごとに見ていきたいと思います。

第一回目は、兎年なので、何のひねりもなくウサギで(笑)

絵本に多いパターンとして「動物が何かを発見するのを繰り返す」というのがあります。

その場合、大抵は「小さな動物」→「中ぐらいの動物」→「大きな動物(あるいは怪獣)」という流れが存在します。

その流れの中でウサギは、やや小~中に位置し、あまり個性はありません。

では、物語性がある作品ではどうでしょう??

女の子のウサギの場合は、スカートをはき、典型的なかわいらしい性格の場合が多いです(『わたしのワンピース』など)

男の子のウサギの場合は、いたずら者だったり、トリッキーな役割を果たす場合があります。

『ぐりとぐら』シリーズに登場する、手を長く伸ばせる「くるりくら」【画像】や、カチカチ山の知恵の回るウサギ、児童文学になってしまいますが「不思議の国のアリス」の時計ウサギは、主人公を異世界へいざなう存在として描かれてますね。

日本人はほとんどウサギを食べないからか、ブタやヒツジに比べ、オオカミに狙われる絵本は少ないように感じます。

皆さんは、ウサギといえばどんな絵本を思い浮かべるのでしょうか??

ではまた次回にお会いしましょう。

ちょきん、ぱちん、すとん。