乳製品・砂糖不使用 甘酒ライスジェラートはスパイシーラムレーズンの大人味 | SAI dining *おうち薬膳&カリフォルニアCIA生活*

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国際中医薬膳士として季節に合わせた薬膳レシピのご紹介や、アメリカ料理大学、The Culinary Institute of Americaでの学生生活、ナパバレーライフも更新中です。

本年度のカリフォルニア・レーズンファンクラブ、クッキングアンバサダーとしての
レシピ第一弾です。

今回は「和の発酵食品とカリフォルニアレーズンのコラボ」がテーマ

ということで、味噌とカリフォルニア・レーズンの相性もいいのですが
もう一つ、日本の発酵食品代表の甘酒とあわせた
体に優しいデザートのレシピをご紹介します。



NIPPONラムレーズン甘酒ジェラート


料理名:NIPPONラムレーズン甘酒ジェラート
作者:中医薬膳師 清水えり

■材料(3~4人分)
冷ご飯 / 100g
水 / 100cc
豆乳 / 300cc
バニラビーンズ / 1/2本
甘酒(2倍濃縮タイプ) / 75~100g
西京味噌 / 小さじ1
レモン汁 / 小さじ1
☆スパイシーラムレーズン / 100~120g
☆カリフォルニア・レーズン / 120g
☆ラム酒 / 60cc
☆てん菜糖(好みの砂糖で) / 大さじ1
☆シナモンステイック / 1本
☆カルダモン / 2粒
☆クローブ / 1粒
☆グリーンペッパー / 10粒くらい

■レシピ紹介
砂糖、乳製品なしでもクリーミーなジェラートの秘密はご飯と甘酒!
冷やす作用のある砂糖を使わず、夏バテ予防に昔から飲まれていた甘酒を使った体に優しいデザート。大人風味のレーズンとのコラボです。

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甘酒は酒粕ではなくお米と麹を発酵させたタイプのものを。
さらに西京味噌も加えてW発酵パワーです。



せっかく体に優しい甘酒を使うのだから、
生クリームを使ったり、卵を入れないアイスクリームにしようと、
いろいろ考えて、お米をベースにすることに。

甘酒は江戸時代より夏バテ予防に飲まれてきましたが
お米は補気の代表食材なので、汗をかいて失った気を補って
疲労回復に!

砂糖に比べて血糖値の急上昇急降下もさせないので
体脂肪にもなりにくいのです。

もう一つの主役、カリフォルニアレーズンは
シナモンやカルダモン、クローブなどラム酒に合うスパイスに加え、
さわやかな香りのグリーンペッパーも。

きりっとした夏向けの味わいになります。

バレンタイン企画の時に、西園シエフに伺った
香りのよいラムレーズンを作るポイントを押さえ、
つけ込むのではなく、温めたスパイスラム酒を加えて香りを閉じ込めました。

ここで使うてん菜糖は甘みを加えるためではなく、
レーズンへの浸透をよくするために入れています。



ジェラートベースは滑らかなピュレにしてからラムレーズンを加えて冷凍庫へ。

アイスクリームメーカーがあれば、そちらで作ると滑らかに仕上がります。



生クリームや砂糖なしとは信じられないほど
クリーミーでコクのある味わい。

香りのよいラムレーズンがたっぷりで贅沢気分なデザートです。

材料を見ると???と思われるかもしれませんが
だまされたと思って一度ぜひお試しください!

ちなみに、夏でも冷たいものの食べ過ぎはよくないと
薬膳でもいうのですが、それは胃腸が冷えると脾の働きが弱ったり
湿がたまって様々な不調の原因になるため。

砂糖は体をひやし、乳製品は湿を貯める原因となります。
一方甘酒は胃腸の働きをよくして、豆乳は水分代謝をよくするので
胃腸が冷えやすく、むくみがちな方には不調の改善にいい組み合わせ。

さらにラムレーズンのスパイス類は内臓を温めたり
気のめぐりをよくするので、冷え性や
エアコンで冷えている方にも安心して食べていただけるアイスクリームレシピです



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