【2013年スパイス大使】カラフルロールキャベツ 「脾」を整える薬膳メニュー | SAI dining *おうち薬膳&カリフォルニアCIA生活*

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国際中医薬膳士として季節に合わせた薬膳レシピのご紹介や、アメリカ料理大学、The Culinary Institute of Americaでの学生生活、ナパバレーライフも更新中です。

いよいよソチオリンピックも終わって、ぽっかり寂しい気分です。

まだ閉会式があるけど・・・

普段スポーツ観戦をあまりしないのに、オリンピックはやっぱりお祭りですね。

週明けからまた、お楽しみがあってレシピアップができなさそうなので、
スパイス大使のレシピも早めにアップしなくては~焦

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脾を整えるカラフルロールキャベツ

<材料>(4個分)
キャベツ:大きい葉4枚
鶏胸肉(皮なし):80g
 *下味 白ワイン:小さじ1
      塩:少々
木綿豆腐:150g
人参:50g
玉ねぎ:50g
ゆで大豆(あれば黒豆):20g
グリーンピース:20g
野菜ブイヨン:200~300cc
GABANブーケガルニ:1袋
塩こうじ:小さじ2~大さじ1
豆乳:100cc~150cc
GABANホワイトペッパー:少々
片栗粉:適宜


①鶏胸肉は1cm角に切り、下味を揉み込む。
 人参、玉ねぎは7mm角に切る。

②人参と玉ねぎを野菜ブイヨンで煮る。
 同時にキャベツもさっと加熱をする。

 

同じ鍋で加熱をして、キャベツを茹でた時に出る甘味もスープに使います。

玉ねぎ、人参を取り出す。
キャベツの芯は厚みを削ぎとり、刻んで具に混ぜる。


④粗熱がとれたら、ほかの野菜と豆腐、鶏肉と合わせて混ぜる。

キャベツの内側に片栗粉をまぶし、4等分した種を包む。


⑤しっかり巻いて、スパゲッティで止める。

 野菜を茹でたスープの鍋に詰めて煮る。

ブーケガルニと塩麹も加える。


蓋をして弱火にかけ、煮立ってから10分でブーケガルニを取り出す。

さらに5~10分キャベツがとろっと柔らかくなるまで煮る。


⑥豆乳を加えて温め、塩、ホワイトペッパーで味を整える。

煮込み&シチュー料理レシピ
煮込み&シチュー料理レシピ  スパイスブログ

カラフルなのは種に混ぜる具。


人参、黒豆、グリーンピースに玉ねぎです。


薬膳では五味五色を大切にしていて、彩のいい料理は
体のバランスを整えてくれます。


人参は「肝」に働き、血を増やします。(赤)
玉ねぎは「脾」や肺に働き、気をめぐらせます。(白)
黒豆は「腎」に働き、水のめぐりをよくします。(黒)
グリーンピースも「脾」に働き、気のめぐりを良くします。(緑)
豆乳や豆腐は「脾」や「大腸」に働き、余分な熱を取って肥満を防止(白/黄色)

と、一応五色を使ってみました。


切らないとカラフルというより、むしろ地味ですが・・・


キャベツや鶏肉も「脾」を整える食材です。


このロールキャベツは体の土台となる「脾」を整え、
胃腸の働きをよくする食材が満載。


「脾」が弱るとエネルギーの気を作れないだけでなく、
体のなかに痰湿(病気の元となる水分)がたまり、
花粉症をひどくしたり、肥満や冷えの原因となります。


季節の変わり目は体調を崩しがちですが、
それも「脾」が調子がいいと、元気に乗り切れます。


花粉症対策にもダイエットにも、冷え性にも、
とにかく「脾」は大事!



もちろん、ヘルシーなだけでなく、
優しい味わいでとってもおいしいロールキャベツです。


鶏肉は少量でも角切りなので、ちゃんと入ってるぞ感が笑


ブーケガルニはパックなので香りが出やすく、
長く煮込むと、ちょっとハーブの癖が出る感じだったので
途中で引き上げました。


牛肉など、風味の強い肉の煮込みの時は
入れっぱなしでいいと思うのですが、
あっさりとした野菜ベースだったので、香りを生かすためです。


最後にホワイトペッパーで、きりっと引き締め。


野菜のうまみたっぷりの優しい味わいです

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スパイスブログ認定スパイス大使2013
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