全国主要都市の平均ビル空室率、さらに上昇し13.9% | 江坂から新風を!

全国主要都市の平均ビル空室率、さらに上昇し13.9%

 シービー・リチャードエリス(株)(CBRE)は7日、2010年6月期の全国主要都市(12都市・13エリア)のオフィスビル空室率と平均募集賃料を発表した。
 
 全国主要都市のビル空室率は、平均で13.9%(2010年3月比0.4ポイントアップ)。空室率が拡大したのは、9都市・10エリア。仙台市は19.8%(同1.5ポイントアップ)と最も変動した。東京主要5区では、7.5%(同0.5ポイントアップ)となった。

 また、空室率がもっとも下がったのは金沢市。同▲0.8ポイントの24.7%と、13期ぶりに回復した。「金沢」駅周辺ゾーンでは、大型テナントの撤退や縮小移転が一巡し、小規模ながら需要増加につながる動きが見られるようになった。

 一方、平均募集賃料は、坪当たり9,640円(同▲0.1%)で、6都市7エリアで低下した。