遺跡の街 PULA ♥
イスキア半島最大の都市 プーラは、ローマ遺跡の残る湾と丘に囲まれた恵まれた立地。
それ故、紀元前から先住民族イリリア人や ローマ人が住み着いていたそうです。
街歩きをしている途中にも、普通に日常的に遺跡が現れます
旧市街には、小さな公園がいくつもあるそうで、第二次世界大戦で焼けた住宅跡を公園にして、
亡くなった人の数だけ、植樹したのだそう。
旧市街の公園に、プーラの町の模型がありました。
Pulska katedrala 大聖堂は、4-5世紀に建てられた大聖堂。
現存する最も古い部分は教会の後方の壁(下の部分)で、当時のまま残っているそう。
建築には円形劇場からの石材も使われているそうで、外壁の正面と側面では使われている石のサイズが
違うのが見れました。
Forum フォーラムと言う広場には、左側のアウグストゥス神殿(Augustov hram)と右側の市庁舎
(Gradska palaca)が並んで建っています。
アウグストゥス神殿は、7紀元前2世紀から14世紀にかけて建てられたもの。
1944年の爆撃で建物は完全に崩壊しましたが、1945~47年に再建されました。
初代ローマ皇帝アウグストゥスの治世を称えるために建てられた神殿は、コリント式の円柱が印象的で、
後の大建築家 パッラーディオの建築に築に影響を与えたとも言われています。
神殿は、ローマ帝国がキリスト教を受け入れ、以前から信仰してきた宗教が衰退すると教会に
姿を変え、その後に食物の貯蔵庫としても使われたこともあるそう。 フォーラム広場のカフェ。
日差したっぷりで気持ちよさそう♥
静かなプーラの旧市街を歩いて、新市街へ
プーラ沖のブリユニ国立公園にあるお魚の形をしたガス島(Gaz)と言う島があり、そこにも
行きたかったな~