作家の瀬戸内寂聴さんが・・・・ | あなたの心に届ける詞

作家の瀬戸内寂聴さんが・・・・

5月3日付 徳島新聞

 作家の瀬戸内寂聴さんが関西電力大飯原発の再稼働に抗議して、東京の経済産業省前でのハンガーストライキに参加したという



 福島第1原発事故以来、脱原発を訴えてきた瀬戸内さん。再稼働への政府の動きを批判し、「90年生きてきて、今ほど悪い日本はありません。このままの日本を若者に渡せない」と怒りをあらわにしたそうだ

 瀬戸内さんにとって、抗議のハンストは初めてではない。1991年にも湾岸戦争の即時停戦を祈って、京都の寂庵で7日間、断食をしている。その背景には太平洋戦争当時、徳島市の空襲で母親と祖父を失った体験や、自衛隊の海外派遣を検討していた政府への怒りがあった

 断食後にインタビューした際、瀬戸内さんはこう語った。「憲法を変えようという姿勢が見え見えだったでしょう。あの憲法は私たちの世代が戦争で血を流してやっと勝ち取った世界に誇れる文化遺産。それをむざむざとなし崩しにしちゃいけませんよ」

 戦争放棄をうたったその憲法が、きょう施行から65年を迎えた。戦争の記憶が次第に風化する中、自民党や大阪維新の会などは改憲に前向きだ。政府も、武器輸出三原則に基づく禁輸政策を緩和するなど、平和憲法の理念がなし崩しになりつつある
 「憲法は世界に誇れる文化遺産」-。憲法記念日のきょう、瀬戸内さんのこの言葉をいま一度、じっくりとかみしめたい。



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この中で 特に響いた言葉

「90年生きてきて、今ほど悪い日本はありません。このままの日本を若者に渡せない」

アメリカの属国であったことが 明るみに出た事故とその後

法的に属国だったら もっと良かったのか? 悪かったのか?

中途半端に良いように使われて この始末

野田総理は どのような思いで会見に臨んだのか??