この占い方法もイエスかノーか、
はっきり結果を知りたいときに適しています。
過去、現在、そして未来への流れの中で
問題がどのように変化して結果に達するかも
わかりますが、占いたい質問はできるだけ具体的で単純である方が望ましいです。
<カードの配置>
1、カードをシャッフルします。
それをひとまとめに左手で持ちます。
2、一番上からとり、1、の位置におきます。
続けて、2、3、4、5と同様に並べます。
ちょうどカードが並んだ形がVの字形となるように、
順次配置していきます。
3、残ったカードは、まとめてサイドに置いておきます。
4、すべて並び終えたら、リーディングに入ります。
<各位置のカードの意味>
1の位置「遠い過去」-遠い過去の状態を示します。
2の位置「近い過去」-近い過去の状態を示します。
3の位置「現在」-現在の状態を示します。
4の位置「未来」-近い未来の状態を示します。
5の位置「遠い未来」-遠い未来の状態を示します。
<リーディングのポイント>
出たカードの正逆を数えます。正が多ければ、問題の結果はイエス。
逆の方が多ければノーです。同じ枚数ならば、まだ結論を出すのは時期尚早ということです。
Q、中一の女子です。私には、好きな上級生がいます。
近所に住んでいる中学3年生です。かっこよくて、頭も良くて
センスも抜群、好きな気持ちが強まり、苦しくなってきたのですが、
気持ちを打ち明けてもいいでしょうか?
<各位置に出たカードとその意味>
1の位置(遠い過去)・・・「節制」 逆位置
自分の方から愛情の告白ができていない状態ですが、
純粋な気持ちが示されています。
2の位置(近い過去)・・・「月」 正位置
自分自身がわからなくなり、混乱状態にあることが暗示されています。
3の位置(現在)・・・「吊るし人」 正位置
苦しい状態や障害のある状態です。
4の位置(近い未来)・・・「力」 正位置
決断や勇気でその苦境を乗り越えられることを示しています。
5の位置(遠い未来)・・・「運命の輪」 逆位置
予想外の状況が発生して、好きな人が遠くへいくという暗示があります。
<リーディングの仕方とポイント>
まず、カードの正逆の枚数を数えます。
正が3枚、逆が2枚。正の枚数が多いので、打ち明けるべきだといえます。
近い過去や遠い過去のカードをみると、あなたの上級生への純粋な憧れや愛情、
迷いや悩みがよく出ています。
現状でも、あなたは自分のこうした気持ちを後ろめたく思い、
身動きできないでいます。
打ち明けても決して好きな人からは嫌われません。
それより、この人は転居あるいは進級によって遠くへいってしまう可能性があります。
思い切って打ち明けることが急務です。
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★クーアタロット(大アルカナ22枚)