第8回 竜一忌
第8回 竜一忌の1部のオープニングにはメンバーによる生演奏と唄
原発のうたは良かったです。
「夜をあんなにあかるくしといて
夏をあんなにさむくしといて
まだまだ 足りないなんて~♪」
さてさて、京都大学 原子炉実験所 小出 裕章氏の講演会です。
ここで、紹介があった「松下竜一とその仕事展で緒方拳さんが松下さんに講演を頼まれ返信のはがきに一言書かれた「快諾」の言葉どおり私も喜んで講演を引き受けました」
と松下竜一ファンの小出さんのお話は凄く勉強になりました。
レイモンド・チャンドラーの遺作「プレイバック」の言葉も引用されていました。
If I wasn't hard, I wouldn't be alive.
If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive.
強くなければ、生きられない。
優しくなれないなら、生きる価値がない。(小出さん訳)
そして、改めて福島原発事故後の今の日本の現状が本当に危険な国になっていることも思い知らされました。
国という大きな組織で原発に関しては嘘を言っているように感じました。
そして、生き方についておそわったように思えました。
地球=命が根付けた稀有の星
衛星から見た夜の国々の中に日本がひときわ不夜城のように輝いている現在。
夜をあんなにあかるくしといて~♪姫野さんの歌詞のようでした。
小出先生もクーラーなし生活、電気をできるだけ使わない生活をずっとしているという
誰かのようだ、そうそう大地の代表だ
決して電気は足りないことはないことを実感し、そして原子力なくても大丈夫な日本にしないとと思いました。
放射能とは共存できないのだから。
最後に松下さんのことをこういわれていました。
「どこまでも優しく生きる
それこそが本当の強さ」
小出さんの話を聞き、また松下竜一さんの凄さも感じ。
そして、「どこまでも優しく生きる それこそが本当の強さ」という言葉を聞き草の根の会の人たちの主なメンバーの顔が浮かびました。
一人一人本当に優しい。
嘘がない人たち。
その中にいると偽物がすぐにわかってしまうほど
本物の人たち。
もうおじいさんおばあさんになったけれど
今の薄っぺらい世の中で本物の人たちに少しでも寄り添わせていただけてありがたく感じております。
松下竜一さんがあまりに偉大だったお陰で松下ファンという事で自分の本を売り込んだ詩出版したりする人が多くいる中、先日梶原さんの本を宮村さんが是非出版したいと自主的に費用をだし編集をしてだした「さかなやの四季」の帯に書いていた、本物という言葉。
草の根の梶原さんや荒木さんや恒遠さんや浦畑さんやうちの母もそうみんな本物にどこまでも優しく生きている人たちだなと最後の言葉に涙がポロリとしました。
凄く良い勉強になりました。
ありがとうございました。