淀川ライド120km | ちょっとそこまで☆増刊号

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週末のプレシジョンスポーツ&ドマーネ4.5親父★fairleader

$ちょっとそこまで☆増刊号-32L西よりロードバイクを手に入れると、さっそくH氏から走らないかとお誘いがあった。ヒルクライムは堪忍してもらって、まず淀川を走ろうということになった。

週末の土曜日朝、文句ない五月晴れ。ドマーネに乗るのはまだ4回目だ。

176号線、呉服橋から猪名川を下り、伊丹空港32L西で離陸する飛行機とドマーネのツーショットを撮って、土手道をどんどん南下する。阪急辺りでは河川の工事中で、川の中を重機が動いていた。やがて神崎川と合流。なにわ自転車道を北上する。

今日の待ち合わせは、なにわ自転車道のどこか。時間を合わせて両側から走ればどこかで必ず出会うはず。

なにわ自転車道、途中で待合わせポイントとして分かりやすい場所が思いつかない。公園や東屋のようなものがなく、せいぜい船着場のあたりくらいだろうか。

$ちょっとそこまで☆増刊号-猪名川土手道
$ちょっとそこまで☆増刊号-なにわ自転車道大豊橋
走り始めてすぐにH氏はバイクを停めて待っていた。H氏のバイクはお揃いのドマーネ4.5。以前一緒に走ったときはプジョーだったのだが、ドマーネに試乗して一目惚れ状態で買ったそうだ。いつの間にか通勤用のクロモリもあるということで、自転車は買ってしまえばあとはお金がかからないなんて嘘である(笑)

$ちょっとそこまで☆増刊号-環境局前ドマーネ2台とりあえず走り始めて、H氏に前を曳いてもらい、追い風で快調に流す。日頃一人で走っているので、この吸い込まれるように楽になる感覚は新鮮だ。ロードバイクだと一段と効果が感じられる。淀川との分岐付近、河川敷自転車道の終点にある公園でバイクを停めて休憩。

塗装も同じバイクだが、並べるとずいぶんあちこち変わっている。H氏のドマーネは、目立つディープリムだけでなく、ブルべ仕様の装備品があれこれ取り付けられ、実戦を感じる個性的なものになっている。私のは、カッティングシートで見分けはつくが、基本的な必要装備をつけただけだ。

淀川は、野球やサッカーのグランドがある区間は、駐車場とトイレが完備されている。その代わり、車止めもガッチリ設置されていて、ちょっと行くとすぐ止めなければならない。走りのリズムが寸断されてうっとおしい。出来ればこの区間は走りたくない。ただ、道幅はやたら広いので並んでしゃべりながら走るのは便利。そう割り切って行くのがいいかも。

ちょっとそこまで☆増刊号-枚方大橋

枚方あたりまで上ると、河川敷はグランドでなく公園やゴルフ場になり、駐車場がないので車止めもなくなってくる。木々も増え景色も良くなって快適に走る。

ちょっとそこまで☆増刊号-ゴルフ場横H氏樟葉のゴルフ場を過ぎて八幡の橋までの区間3km弱は、広く新しい舗装路で交差も車止めもグランドもない。ブレーキもいらないような思い切り走れる平坦路なので、STRAVAのタイムトライアル区間になっている。

H氏は「終点で待ってます」と言い残して飛んで行った。
私は、ここでスプリントして帰りの足が売り切れると困るので、下ハン握ってちょっと回してみるだけにした。
余計な物が目に入らない、ある意味シュールな景色の中を気持ちよく走る。

ちょっとそこまで☆増刊号-遠くに山崎サントリー

対岸に山崎のサントリーが見える。終点は、木津川、宇治川、桂川が合流する御幸橋に向かって、並走する旧京阪国道の土手に上がって終わる。見晴らし良く大きな景色がひらけ、淀川終点にふさわしい眺めだ。ロードバイクもママチャリも、バリケードのような車止めのまわりで一息入れている。

ちょっとそこまで☆増刊号-御幸橋
ちょっとそこまで☆増刊号-淀川終点
ここでしばらく休んで写真を撮って、折り返す。枚方で市街地に出て、昼食を取ることにする。

H氏のガーミン君は、住宅地の中の狭い道を好んで案内し、途中激坂で私はバイクを押して歩いた。きっと最短距離なんだろう。
ちょっとそこまで☆増刊号-VELO CAFE

ちょっとそこまで☆増刊号-ランチ着いたのは、枚方市香里ヶ丘のVELO CAFE。サドル掛けのバイクスタンドや自由に使える専用工具が置いてあるおしゃれな店。

と言っても、街中のショッピングセンターの一角なので、昼時の客層は普通の買い物客や家族連れがほとんど。レーパンでランチを食べているのは私達だけだった。
自転車で走ってお腹が空いていると、食事は本当に美味しい。

エネルギーチャージのあとは、素直に車道を走って淀川に戻る。激坂はなかった(笑)

お腹もふくれて元気回復のはずだが、帰りは向かい風でヘロヘロに。途中、H氏のホイールと交換してみたりしたが、もはや恩恵を感じる速度で走れず、写真すら撮り忘れる始末。

鳥飼大橋で左岸に渡って、H氏と分かれる頃には、例によって力こぶ裏の上腕三頭筋が悲鳴を上げて、腕で突っ張るような姿勢になってきた。

ちょっとそこまで☆増刊号-風で倒れる

神崎川に入る前に、淀川河川敷の広い草地の真ん中に自転車を立てて写真を撮っていたら、強風にあおられて自転車が倒れた。初ゴケである。上の写真、倒れる瞬間で自転車が変な傾き方しているw

またこういう時に限ってデイレイラー側に倒れるもので、幸い草地の上で傷はつかなかったが、ディレイラーハンガーが曲がってロー側3枚ほど使えなくなってしまった。

昨夜ショップで、ワイヤー初期伸びの調整をしてもらったばかりなのに(泣)

何とも気持ちが折れたが、走れないわけではないし、もう家までヒルクライムもない。相変わらず向かい風の中、神崎川のなにわ自転車道を、時にママチャリのようなペースで淡々と走った。

大豊橋を渡って神崎川から離れ、いつものコンビニでトイレ休憩。おやつを食べて給水して、猪名川を北上する。近所に戻ってきて向かい風でなくなるのは救いだ。

ちょっと元気になって、追いついたロードバイクに追走したり、ペースが上がって来て、一般道交差のスタートで一気に千切られたりしているうちに、176号線の呉服橋まで戻って来る。ここまで来たら気分的にはあと一息。

ちょっとそこまで☆増刊号-2台のドマーネ4.5

しかしやっぱり疲れてきた。
ロードバイクに乗り換えて、楽になったはずなのだが、その分巡航速度が上がったり加速を楽しんだりして使い果たしてしまったようだ。
今回も一番しんどいのは、上腕三頭筋だった。結局、まだまだ体幹で乗れてないということだろう。新しいバイク自体に馴染んでいないこともある。

そのまま176号線を走って、5時頃に一条トレック宝塚に寄る。
「ありゃ~、曲がってますねえ。落車ですか?」
「いえ、風で倒れたんです」
「どうやって走って来たんですか?」
「とりあえず軽く手で曲げて戻して、あとはロー側入れないようにして」
「ああ、それでいいですよ」
ディレイラーを外し、柄の長い専用工具で曲がりを修正してもらう。こういうのは、適当な工具でいい加減にやると、治らないばかりか変なところまで曲がってしまって余計キズが深くなる。

カリカリいっていたのも完璧に調整され、気持ち良く走って自宅に帰る。

ちょっとそこまで☆増刊号-名阪国道看板陽も落ちて薄暗くなる前に、ジャージを着たまま洗車。庭のホースで丸洗い。泥や砂を落とし、乾拭きしてから部屋に入れる。細かいメカの奥の水滴が気になるので、今度エアダスターを買ってこよう。

シャワーしてストレッチして本日のライド終了。一日かけた充実の121kmだった。もちろんこれが今までの最長距離だ。

新しいバイクに乗るのはまだ4回目なのだが、初めてクロスバイクに乗った時のような恐る恐る感はない。あとは体を馴染ませて、ちゃんとロードバイクの乗り方ができるように、ゆっくりと鍛えていこうと思う。

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