残穢 住んではいけない部屋 | 花鳥風月文々草紙

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独身女と愛しの文鳥との平和でのほほんとした日々と、料理や好きな手芸や音楽と言った趣味のブログです。



書かなきゃと思いつつ、とうとう今にあせる
もう終わってしまいましたが・・


作家の私、ホラー小説を連載しているが、
怖い話や体験があったら教えて欲しい、そう後書きに
書いていたら久保さんという女子大生から手紙がきた。
最近学生寮を出て一人暮らしを始めたのだが、
その部屋が変なのだと言う・・
和室から、重くて固い布が畳をするような音がすると。
興味を持った私は久保さんと二人で調べ始める。
同じような出来事が起こって引っ越した部屋もあり、
二人は部屋ではなくて土地なのでは、と思い始める。
過去へ遡って行き、たどり着いた場所は・・


 

 半券の写真を撮ったと思ってたんですが、見つからずしょぼん
 で、しょうがなく原作本で写真を。
 いや~、ジャパニーズホラー最高チョキ
 じわじわ来ますねぇ・・
 意味が解ると怖い、特に最後の方がね。
 原作は淡々とした文章なんで怖くはないです。
 けど、映像になったら怖いよねぇって感じ。

 穢れとは、人の死、それも恨みを持っての死によるもの。
 それはその場所にとどまって触れた人に影響を与える。
 その人に関わった人にも穢れは伝染して・・
 土地についた穢れなんですよドクロ

 小さい子が出てくるんですけど、
 その子はいわゆる見える子で、
 ある時じっとある場所を見つめるから、お母さんが
 何を見てるのはてなマークって聞くと、ブランコって答えます。


その子はある日ぬいぐるみの首にひもをかけてぶらぶら・・
何が見えてたのかは見るとわかりますよ~叫び

過去を探る調査は、さらなる恐怖を見せてくれます。
マンションの前は住宅地で、そこに暮らしていた老人は
奇妙な死に方をし、さらにその前の住民は首を吊る・・

「赤ん坊が床から湧いてくる・・」と言い残して。

全ての大本にたどり着くんですけど、
いや~、半端ないですよ、怖いですよガクブル

結構映画館は混んでましたが、終わって明るくなった時に
一種独特の空気感がありましたよ。

原作はかなり長いです。
それを良くまとめてあるなと思いました。
鬼談百景 (角川文庫)/小野 不由美

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これ、99話あるそうで、
100話目がこの「残穢」と言われとるそうな・・

ジャパニーズホラーは最高って事でにひひ


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