今年初読書 | 花鳥風月文々草紙

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独身女と愛しの文鳥との平和でのほほんとした日々と、料理や好きな手芸や音楽と言った趣味のブログです。


今年初読書はこの二冊ですにひひ

初がホラーかよ、という突っ込みは無しで・・


「家政婦トミタ」 はあのドラマを意識したのかな。

内容は全く違いますけどね。花鳥風月文々草紙


 豪邸に暮らす幸せそのものの笠原家に

 トミタという家政婦が入り込む。

 美人で感じが良い彼女。

 共稼ぎの笠原夫婦も子供達も次第にトミタに

 頼るようになるのだが、一家の周りで不審な

 出来事が続くようになる。

 笠原家の隣人が仕掛けたものと思われたが・・



面白くて一気に読みましたグー


トミタという家政婦、用意周到に入り込みます。

そして小さな出来事を重ねて一家を次第に

追い詰めていきます叫び


トミタがなぜここまで復讐しようとするのか、

そこら辺がいまいち出てないのが残念かな・・


トミタは姿を消してしまうんですけど、

続編が出そうな感じがしますねぇニコニコ

大火傷を負ってるんで、整形して別人になったりして。



「汚れた檻」 ですが、

愛犬家殺人事件を下地にしてる作品です。


 

 プレス工場での単調な作業と上司の執拗な花鳥風月文々草紙  

 嫌がらせに鬱屈していた一郎は、たまたま

 再開した中学時代の同級生牛木の会社、

 高級犬を扱うブリーダー兼ペットショップを

 手伝う事になる。

 やくざのような牛木の父が、配下を率いて

 人里離れた場所にある一郎の家に我が物顔に

 入り込んでくる。

 何を考えてるのかわからない作業員が泊り込み、

 始まったのはおぞましい事だった。

 牛木と関わった人物達は、皆死んだり家屋敷を

 取られたりして、無残な死に方をしているらしい。

 自分はこれからどうなっていくのか・・

 地獄の始まりか・・


作品としてはこちらの方が面白いかなにひひ


この作者、群馬出身なんです。

「汚れた檻」 の舞台は群馬で、地名があれこれ出てきて

読んでいて楽しくなりました音譜


とても読みやすいですねぇ。


日常にあるかも知れない恐怖。

誰にでも起こるかも知れない恐怖ってやつです。


読み終わったらブックオフにと思っていたんですけど、

ちょっと目を離した隙にお嬢にページをかじられました汗

こんなじゃ売れないかなぁ・・とほほしょぼん


 あたちはなんにもちてまちぇんよ~にひひ



 


毛皮反対の絵本です、読んで下さい
http://moru.art-studio.cc/art/book.htm




 

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