J2第40節 FC岐阜戦 監督・選手コメント
2015明治安田生命J2リーグ 第40節
11月8日(日)16:04キックオフ @岐阜メモリアルセンター長良川競技場
FC岐阜 0-0 ファジアーノ岡山
前半 0-0
後半 0-0
◆長澤徹監督
まず、いつもですが、最後までサポーターの方に応援していただいて、今日は雨の中だったが、いつも本当にありがたく思っている。勝利を届けたかったが、届けることができず悔しい。
ゲームは、グラウンドコンディションも含め、きちんとやるべきことを整理して、ゲームを難しくしないようにして入った。徹底すべきことは徹底して、ある意味色気を捨てて入らないとこういうゲームは小さなミス、ディテールの違いから勝負が決まってしまうのがほとんど。立ち上がりに、クリアボールから入られたりしたが、落ち着いて対応しているうちに、自分たちのやるべきことをやり通していた分、勝負論という意味では、こちらに流れが傾いたジャッジがあり、一人相手の選手が退場し数的優位で、そこから少しゲームが動き始めた。
後半に入り、一人少ない相手に対して、徐々にゲームの流れを取り始めた時間帯で、我々にも残念なプレーがあり、同数になってお互いに戦って、スコアレスという結果になってしまった。
本来ならば、一人多くなった時点でしっかり戦い切っていかなければならなかったが、私の指導不足。本当に選手は試合中のシステム変更、途中から出た田中はゲームプランにのっとってくれて、途中から出てまた交代ということもあったが、みんなチームのために自分を捨ててやってくれている中で、本当に些細なプレーでチャンスを不意にしてしまったのは、自分のマネジメント力不足を感じている。
ただ、本当にやるべきこと、すべきことを確実にやって、スコアレスというのは素晴らしい結果なので、得点という意味では、こういう状況でもセットプレーを含めて掴み取って決めきっていくチームが強いチーム。岡山はまだまだ強くならないといけない。そういう意味では今日のゲームは痛い思いだったが、しっかりと選手含め、頭にしっかり残して、心に残して、また次に進んでいきたい。
残り2試合、何としても勝利という形で締めくくっていきたいので、帰ってしっかりトレーニングを積みたい。
◆押谷祐樹選手
レッドは僕自身が悪いことなので、もちろん反省はするし、チームのみんなにも迷惑をかけて申し訳なく思う。
一人相手が退場して、優位な状況でも攻撃できていなかったのが今日はだめな部分だったと思う。今日は良い試合ではなかった。どちらのチームもロングボールが多く、下でパスを繋ぐことができなかったので、ああいう展開になるのは仕方ないと思うが、もう少しゴールまで行く回数が増えてもよかったと思う。
2ケタ得点もリーチがかかった状態で取れないのも残念だし、ホーム最終戦に出れないことも悔しいが、自分がやったことなので仕方ない。
◆渡邊一仁選手
(メンバー変更があったが?)違和感はなかった。トレーニングでもやっているし、試合でも何度か試していた形なので違和感はなかった。
ピッチコンディションと雨で、当初のチームの狙いがずれたところはあったが、より相手のボランチに圧力をかける狙いがあった。うちもそうだが、このグラウンドでロングボールが多くなり、自分たちがイメージしていた展開とは異なった。雨というのは昨日からわかっていたのでイメージはしていたが、両チームともやることを徹底した中で、そこでどちらかが我慢比べで折れたらやられるという展開の試合だった。
昇格を逃したのは正直残念だが、僕たちはプロなので、こうやってアウェイにも応援しに来てくれる方がいる以上、1試合1試合命懸けてやっているので、それは変わらず続けたい。
◆岩政大樹選手
プレーオフが消えたのは、この試合で消えたわけではなくて、1シーズン戦ってきた勝点で消えた。自分たちがいつも言っているように、リーグ戦の順位表というのは常に正当で正しい結果で、今日の試合云々ではなくて、自分たちの今年の力が昇格に届かなかったということ。いろんなエクスキューズがあるとしても、結果的に力が足りなかったということだけ。
今年は僕も初めて岡山に来て、J2も初めてで、いろんな初めての中で、監督も変わって、外の皆さんにはわからない変化というのがこのチームにはあった。いろんな変化の中で新しいチーム作りをしなくてはいけなくて、そのバランスを見つけるのに時間が少しかかった。今はある程度まとまって、僕がやろうとしていることもみんなわかってきたし、みんながやろうとしていることもわかってきて、その中で何をしなくてはいけないかということを1シーズンで見極めてきた。それにプラスアルファをしながら戦っていけば、十分今年もうまく最後で4連勝、5連勝していれば届いていたわけで、その流れを最後に持って行けなかったというのは、他のチームは関係なくて自分たち次第。自分たち次第というのはわかったので、その反省をしながらそのプラスアルファをどのように付け加えていくかは、ある程度見えている。今年は順調にJ2の力のあるクラブが上がってくれそうで、J1から落ちてくるチームもJ2から上がったクラブばかりで、来年は今年よりもメガクラブが少ないJ2になるので、うちにとってはビッグチャンスになるシーズンになる。そのために今から準備をしなくてはいけない。
僕の中ではサッカーをするモチベーションは、この歳になると昇格があるからとか優勝があるからとかは関係なくて、サッカーができることが幸せで、来てくれるサポーターもいて、お金を出してきてくれる人たちがたくさんいて、試合に出してもらって、その幸せがある。それをしっかりプレーで見せなくてはいけないし、返さなくてはいけない。僕は若い選手にいつも言うが、こういういわゆる消化試合となっていく試合で、そういう試合でも100%やれる選手かどうかが、最終的にどういう選手になれるかに繫がってくる。そういうところが良く見える(残り)試合になる。
11月8日(日)16:04キックオフ @岐阜メモリアルセンター長良川競技場
FC岐阜 0-0 ファジアーノ岡山
前半 0-0
後半 0-0
◆長澤徹監督
まず、いつもですが、最後までサポーターの方に応援していただいて、今日は雨の中だったが、いつも本当にありがたく思っている。勝利を届けたかったが、届けることができず悔しい。
ゲームは、グラウンドコンディションも含め、きちんとやるべきことを整理して、ゲームを難しくしないようにして入った。徹底すべきことは徹底して、ある意味色気を捨てて入らないとこういうゲームは小さなミス、ディテールの違いから勝負が決まってしまうのがほとんど。立ち上がりに、クリアボールから入られたりしたが、落ち着いて対応しているうちに、自分たちのやるべきことをやり通していた分、勝負論という意味では、こちらに流れが傾いたジャッジがあり、一人相手の選手が退場し数的優位で、そこから少しゲームが動き始めた。
後半に入り、一人少ない相手に対して、徐々にゲームの流れを取り始めた時間帯で、我々にも残念なプレーがあり、同数になってお互いに戦って、スコアレスという結果になってしまった。
本来ならば、一人多くなった時点でしっかり戦い切っていかなければならなかったが、私の指導不足。本当に選手は試合中のシステム変更、途中から出た田中はゲームプランにのっとってくれて、途中から出てまた交代ということもあったが、みんなチームのために自分を捨ててやってくれている中で、本当に些細なプレーでチャンスを不意にしてしまったのは、自分のマネジメント力不足を感じている。
ただ、本当にやるべきこと、すべきことを確実にやって、スコアレスというのは素晴らしい結果なので、得点という意味では、こういう状況でもセットプレーを含めて掴み取って決めきっていくチームが強いチーム。岡山はまだまだ強くならないといけない。そういう意味では今日のゲームは痛い思いだったが、しっかりと選手含め、頭にしっかり残して、心に残して、また次に進んでいきたい。
残り2試合、何としても勝利という形で締めくくっていきたいので、帰ってしっかりトレーニングを積みたい。
◆押谷祐樹選手
レッドは僕自身が悪いことなので、もちろん反省はするし、チームのみんなにも迷惑をかけて申し訳なく思う。
一人相手が退場して、優位な状況でも攻撃できていなかったのが今日はだめな部分だったと思う。今日は良い試合ではなかった。どちらのチームもロングボールが多く、下でパスを繋ぐことができなかったので、ああいう展開になるのは仕方ないと思うが、もう少しゴールまで行く回数が増えてもよかったと思う。
2ケタ得点もリーチがかかった状態で取れないのも残念だし、ホーム最終戦に出れないことも悔しいが、自分がやったことなので仕方ない。
◆渡邊一仁選手
(メンバー変更があったが?)違和感はなかった。トレーニングでもやっているし、試合でも何度か試していた形なので違和感はなかった。
ピッチコンディションと雨で、当初のチームの狙いがずれたところはあったが、より相手のボランチに圧力をかける狙いがあった。うちもそうだが、このグラウンドでロングボールが多くなり、自分たちがイメージしていた展開とは異なった。雨というのは昨日からわかっていたのでイメージはしていたが、両チームともやることを徹底した中で、そこでどちらかが我慢比べで折れたらやられるという展開の試合だった。
昇格を逃したのは正直残念だが、僕たちはプロなので、こうやってアウェイにも応援しに来てくれる方がいる以上、1試合1試合命懸けてやっているので、それは変わらず続けたい。
◆岩政大樹選手
プレーオフが消えたのは、この試合で消えたわけではなくて、1シーズン戦ってきた勝点で消えた。自分たちがいつも言っているように、リーグ戦の順位表というのは常に正当で正しい結果で、今日の試合云々ではなくて、自分たちの今年の力が昇格に届かなかったということ。いろんなエクスキューズがあるとしても、結果的に力が足りなかったということだけ。
今年は僕も初めて岡山に来て、J2も初めてで、いろんな初めての中で、監督も変わって、外の皆さんにはわからない変化というのがこのチームにはあった。いろんな変化の中で新しいチーム作りをしなくてはいけなくて、そのバランスを見つけるのに時間が少しかかった。今はある程度まとまって、僕がやろうとしていることもみんなわかってきたし、みんながやろうとしていることもわかってきて、その中で何をしなくてはいけないかということを1シーズンで見極めてきた。それにプラスアルファをしながら戦っていけば、十分今年もうまく最後で4連勝、5連勝していれば届いていたわけで、その流れを最後に持って行けなかったというのは、他のチームは関係なくて自分たち次第。自分たち次第というのはわかったので、その反省をしながらそのプラスアルファをどのように付け加えていくかは、ある程度見えている。今年は順調にJ2の力のあるクラブが上がってくれそうで、J1から落ちてくるチームもJ2から上がったクラブばかりで、来年は今年よりもメガクラブが少ないJ2になるので、うちにとってはビッグチャンスになるシーズンになる。そのために今から準備をしなくてはいけない。
僕の中ではサッカーをするモチベーションは、この歳になると昇格があるからとか優勝があるからとかは関係なくて、サッカーができることが幸せで、来てくれるサポーターもいて、お金を出してきてくれる人たちがたくさんいて、試合に出してもらって、その幸せがある。それをしっかりプレーで見せなくてはいけないし、返さなくてはいけない。僕は若い選手にいつも言うが、こういういわゆる消化試合となっていく試合で、そういう試合でも100%やれる選手かどうかが、最終的にどういう選手になれるかに繫がってくる。そういうところが良く見える(残り)試合になる。