19日は、ファンタスティカマニア・後楽園大会でした。
「ファンタスティカマニアの後楽園大会は超盛り上がる」と、毎年聞いていた私。
この日が初体験になる私は、凄く楽しみにしていた。
この日は、いつものロスインゴとの4対4のタッグマッチ。
ただこの試合、『ブラックキャット・メモリアル』と銘打たれていた。
ここ数年のファンの方には馴染みがないかもしれない、ブラックキャットという名前。
ブラックキャットこと、通称ネコさんは、私が新日本に入門した27年前から新日本プロレスにいた大先輩。
メキシコ人なんだけど来日経験が豊富で、日本語も堪能。英語もペラペラで、来日した外国人レスラーのお世話係もしていたし、私達若手の壁も務めてくれたし、練習でもお世話になったし、とにかく当時の恩人にあたる方だった。
そのネコさんが亡くなられたのが、2006年。
当時、全日本の所属だったため、疎遠にはなっていたんだけど、訃報を聞き葬儀場へ駆けつけた。
あれから12年。
昨日のリング上で再会した奥様は、あの頃と変わりなくソバージュの長髪が素敵だった。
息子のアキラ君が、すごく大人っぽくなっていて驚いたけど、それだけ時間が流れたんだと実感した。
試合のほうは、このシリーズでもう恒例になりつつある?私への集中放火で幕を閉じた。
左膝、左足はテーピングなしでは無理な状況になってしまったけど、この厳しい状況をあえて楽しみたい。
楽しむ…といったら語弊があるかもしれないが、辛さを前面に押し出すよりも、私のプロレスラーとしての生き方を見せられたほうが、良いかなと感じています。
それにしても、この日、ロスインゴのメンバーはいたけど、新日本の所属日本人選手で試合に出場したのは私と川人のみ。
あとは、メキシコの選手。それでも超満員。
いかに、CMLLの選手達が築いてきたファンタスティカマニアが信頼されてるかを証明する大会となった気がします。
今日から二連戦、頑張ります。
本日、後楽園ホールにて、18時30分ゴングです。
画像は、昨日行われた、週刊プロレス編集長の湯沢さんのパーティーの様子。
湯沢さんと私は同い年で、仲良しです。
かつての後輩で、プロレスリング・ゼロワンの大谷選手とも再会できました。