昨日はシリーズ開幕戦、福島・白河大会。




去年の大震災をきっかけに、福島で試合する機会が、ほぼなくなってしまった。




震災当初は「こんな大変な時にプロレスなんて!?」という意見が多数だった。


プロレスというか、いわゆる娯楽と呼ばれる類のモノは敬遠されてしまった。


それは至極当然だと思うし、生きる事を最優先に考えれば、必要のない事だから仕方がない。


でも、時間と共に、その娯楽と呼ばれる類のモノの大切さが叫ばれるようになった。


スポーツや歌やエンターテイメントの持つ力が、被災された皆様に勇気と希望を与える…


こんな素晴らしい事はない。






プロレスがどのジャンルに属するか、正確には分からない。




個人的な意見だけど…
スポーツの要素もあるし、ショーの要素もあるし、格闘技の要素もあるし、エンターテイメントの要素もある…と思う。






昔、誰か有名な方が言ってたような気がするんだけど…


“他に比類なきジャンル”


といったらいいのかな。






話を戻して、昨日の大会。




大勢のお客さんの楽しそうな顔を見る事ができて、清々しい気持ちになれました。


福島の方達に元気を与えたいと思っていたのに…結果的に、こちらが元気を頂いたように思う。




こういう時、「プロレスラーをやっていてよかった」と心底思えます。




身体の痛みも忘れられるし(苦笑)。




開幕戦から、気持ち良くファイトできました。




福島の皆さん、ありがとうございました。みんなで頑張りましょう(^-^)。






本日、
鹿沼・ニューサンピア栃木にて、19時00分ゴングです。