VOLT 初回限定盤【CD+DVD】/吉井和哉

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電圧。ファンの間では問題作の部類に入るのではないかと勝手に考えているefです。



僕自身、最初は戸惑った。前作でこれからの方向性が見えてた気がしていたのに、

ここにきて単純かつやりたい放題だからさ、そりゃそうなる。でもこれは聴き手のエゴやしなぁ。


考えてみれば吉井さんはアルバムごとに変化を見せているもんね。

今回は前作とのギャップが大きいからそう感じるだけで、3周する頃には楽しくなるという。



歌詞はまだ内向的かな、でもすごく味がある。

バンド時代と決定的に違うのがこの部分ですよね~。普遍性がない代わりに響きの気持ちよさ。



昔よく見られた予測不能なメロディは、ソロになってから随分減っている。

あの捻くれたメロが吉井和哉だったしThe Yellow Monkeyだったわけだ。ミスチル並みだったわけだ。


実際ちょっと寂しいと感じ、モヤモヤしている人もいると思います。

ぶっちゃけ僕も少し寂しい。でも、きっとそういう曲は今の吉井さんには似合わないんじゃないかと。

(うん、なかなかいいこと言ってる気がする笑)



で、この『Volt』が何故ここまで力のある作品になったのかという話。

アレンジがすごく自然で、重すぎる音もなくて、耳に優しい。曲の構成が素晴らしいなぁって。


前作の最後の曲は「雨雲」というタイトルですが、まさにその雨雲を突き破るようなアルバムですね。

ホント、痛快ウキウキ通りやと思いますよ。オザケンですけど。

ってかチャンダラかわいい。愛しています またチャンダラ~♪最近めっちゃ口ずさんでる。



血が踊る。血が踊る。吉井さんが僕に電流を流そうとしているんだ。