・・・いただきました。
それでは、Ｑ＆Ａのコーナー、今日もはりきってまいりましょう！
Ｑ．
この世の制限が制限を愉しむためにあるのなら、なぜ目覚める人がいるのでしょう。
肉体の死によって制限は解かれるのであれば、肉体を持っている間に目覚めるのはエラーでしょうか。
エラーを起こした人は、あ、エラー起こしちゃった、と思ったらせっかくの制限を経験している人たちの邪魔をしない方がいいように思うのに、積極的にゲームに没頭しているひとたちに興ざめになるようなことを言う。
これがふしぎです・・・
Ａ．宇宙はそれだけ自由で、何でもありだということです。
完全無欠で、永遠の存在である神が自らを制限して、この三次元宇宙のゲームに身を投じた。
このブログで、何度も言ってきたことです。
そう考えると、確かに上記のような疑問が湧きます。
自分を忘れてゲームを楽しむために来たのなら、なぜこのゲームの舞台でゲームだと気付く（覚醒する） という現象が起こりうるのか？それって、エラーじゃないのか？
では、まずはこの疑問に答えていきましょう。
皆さんの中には、ＴＶゲームが好きな方もいらっしゃると思います。
今では、それほど言われなくなりましたが･･･
『裏ワザ』 というのを探すのが大変流行した時代がありましたよね。
普通にゲームを楽しむ以外に、この場面でこういう操作をすると、隠しキャラが現われる、とか。
隠し扉が現われて、近道できる、とか。
これは、ゲーム製作者側の遊び心、というやつですね。
ゲームする側も、探せば何かあるんじゃないか？と楽しみながら裏ワザを探す。
製作した側も、いたずらを仕掛けたとしたら、気付かれないのは寂しいものです。
やっぱり、心情としては誰かに発見してほしいのです。
で、見つかったら 「あ～バレちゃったかぁ」 と、頭をかきながら喜びたいのです。
この次元で悟るのは、裏ワザ攻略なのです。
私たちの正体である超意識（神。空意識と呼ぶ人もいる） は、ただ完璧な三次元世界をつくり、絶対に気付かれない、という設定では面白くなかったのです。
この三次元のからくりに気付く、悟る道が実はある、という仕掛けをしておいたのです。
だから、実は仕掛けたほうでも、気付いて欲しかったりするものなのです。
折角仕掛けたいたずらが不発じゃ、悔しいというか寂しいじゃないですか。
もし、悟りという現象が、すべての人に奨励される現象なら、もっと歴史上に沢山いてもいいじゃないですか。
なのになぜ、釈迦とかイエスとか、あるいはマイノリティな人数でしかないのですか？
時代の恩恵で、現代は覚醒者が増えましたが、それだってまだまだ人数的にはメジャーではありません。
つまりは、簡単には見つけられない 「裏ワザ」 だからです。
だから、悟れなくても何も恥じることもないし、ゼンゼン問題ではありません。
裏ワザなんて、フツーにプレイしていたら、分からないんですから。
ということは、悟る人なんてこの三次元ゲームで言えば 「ちょっと不真面目な、おふざけさん」 なのだ。
悟らない人のほうがよっぽど真面目に、三次元ゲームに取り組んでいる。
昨日の記事にも書きましたが。
すべての人が悟って、この宇宙がなくなることが良いことだ、というのは同意しない、と書きました。
そういう情報のせいで、どんな現象が起こっているかというとー
皆、悟ろうとしだしたのです。
悟るのがいいことだ。目指すべき価値あることだ、として皆頑張りだした。
結局、そこでも競争社会原理が生じる。
ああ、あの人は悟った。すごいな。いいなぁ。あ～あ、私にはまだそんな感覚ないや･･･
寂しいことに、人を癒すはずのこのスピ世界において、悟ることをめぐる比較競争、しのぎの削りあいが勃発してしまったのです。
イエス・キリストはこういう言葉を残している。
『わたしが求めるのはあわれみであって、いけにえではない』
皆、そのままで価値ある存在。完全な存在。
その価値こそ、叫ばれるべきなのに･･･
価値判断、という魔物が幅をきかせるようになった。
悟る、という到達すべき目標があって、皆そこへ向かわねばならないという。
当然、個人差が出てくる。
早い人は脚光を浴び、遅い人は自らを省みて 「私って、ダメ人間じゃん･･･」 と泣く。
ここで、すでにワナにかかっている。
話を戻そう。
質問の答えとしては、確かにこの次元で悟るのはエラーと表現してもいい。
しかし、あえてそのエラーを遊び心で、裏ワザとして仕込んだのだ。
だから、悟る人というのは歴史的に少数派だった。
ＴＶゲームでも、裏ワザを発見する人って、どんなタイプの人です？
もう四六時中ゲームをやって、あらゆることを試すヒマと情熱のある人じゃないですか？
だから、フツーの人には難しい。
イエスとか釈迦とかもそうだが、浮世を離れて真理探究に精を出せる人が、やっぱり有利だ。
はっきり言おう。
裏ワザなんで、悟らなくても何も問題ありませんよ。
評価されるのは、あくまでもゲームのスコアです。何面クリアして、ボスキャラを見事倒せたかどうかです。
裏ワザを見つけたからといって、そのゲームのクリアとは何ら関係ありません。
言っておきます。
悟ってこの次元卒業したら、この世界ほど楽しいかどうかの保証はしません。
だって、二元性を超越するんですよおおお
水戸黄門も、仮面ライダーも、２４ （トゥエンティー・フォー） も楽しめないですよ。
ですから、悟りなんて来たら来たで 『あ、来ちゃった』 というくらいの軽い心構えでもいいのではないでしょうか。わざわざ求めるほどのものでしょうか････
現に私は、『来ちゃった』 です。
何も周囲の気合の入ったスピ関係の人としのぎを削らないでも、悟りは来るときには来ます。
逆に、どんなにきばっても、来ないときは来ない。
力むほど、来ないようですが。
宇宙は、三次元の中でさえ目覚める、という裏ワザを仕込むほど茶目っ気の多い場所であり、究極に自由な場所である。何でもあり、の遊び心に満ちている。
最初の質問の答えとしては、まずはそういう感じでしょうか。
二つ目の質問として、こうありましたね。
エラーを起こした人は、あ、エラー起こしちゃった、と思ったらせっかくの制限を経験している人たちの邪魔をしない方がいいように思うのに、積極的にゲームに没頭しているひとたちに興ざめになるようなことを言う。
これがふしぎです・・・
あなた、素敵な裏ワザ発見しちゃったら、誰かに言わずにおれますか？
もう、「これすげえええ！」 ってな感じになって、友達捕まえて 「すっげー裏ワザ見つけたぜええ」 とやらないでしょうか？ やらないとしたら、あなたかなりつまらない人です。（価値判断はいけませんが、この世の話をするためです）
別にいいじゃないですか。他人が何をしたって。
宇宙は自由なところなんです。
それとも何ですか、あなたその覚醒者の自由が認められないんですか？
悟っていない人には好きなことを言ったりしたりする権利があって、覚醒者は言いたいことを言わず黙っていろ、とでも言うのでしょうか？
あなたが、構わなければ済むことじゃありませんか。
逆に聞きます。
なぜ、そんなにも気になるんです？
あなたにとってもっと気に障ることがこの世界、沢山あると思いますよ？
例えば、ＴＶコマーシャル。
あれが見たくて、期待感でウズウズしている人は少ないと思います。
番組の間にはさまっているので、仕方なくぼんやり見ている感じじゃないでしょうか。
当然、興味もないような商品の宣伝も入りますが、まぁ気に障るほどのことはないと思います。
強制的に見せられるコマーシャルには文句を言わないのに、スピ系のメッセージが発信されるのには、耳にかすっても文句を言う？
なぜ、よりにもよって悟った人が何か言うのが気に障るのですか？
それとも何ですか、他人のために正義感を燃やしているのですか？
･･･おい悟った人よ、その人に干渉するな。
その人は三次元ゲームを楽しんでいるのだから、邪魔をするなー。
大事なことをお忘れです。
あなたが見る現象のすべては、あなたが生み出したものです。
自分の心の反映を、世界に見ているのです。
あなたが気に障る現象を外界に見るなら、あなた自身に問題があるのです。
スピで散々学ぶはずです。この世界をいじって何か変えようとすることは、映画のスクリーンと格闘するのと同じである、と。
質問する前にまず、そのような発想になった自分の心を、探りみられたほうがいいのでは？
恐らくですが。
質問者の心には、解除すべき感情ブロックがあるのではないでしょうか。
過去、スピ関連のことで、イヤな思い出があるとか。
何か傷付いた経験がおありとか。
この二つ目の質問には、純粋な疑問というよりは、感情的な問題を背後に感じます。
まぁ、楽しいからですね。
喜びがあるからですね。
あと、需要がある、というのも大きな要因です。
求める人がいるわけです。
それに答えようとするわけですね。基本的に覚醒者は愛に目覚めてますから。
相手が求めてないなら、迷惑そうなら、絶対にアプローチしません。
もしそんなことをしていたら、覚醒なんてしてないと思っていいです。その人。
しててもしてなくても、まぁどっちでもいいんですけど････。
大まかに発信はしても、個々人をつかまえて 「あなた、これ信じませんか？」 とはやらないはずです。
それぐらいゆるしてあげてください。直接伝道されるんじゃなければ、あなたがその情報を無視すればいいだけなのです。
もしかしたらあなたは、ニセモノ覚者を見て、幻滅したのではないでしょうか？
ある中学生が犯罪を犯した。その中学生は、どこそこ中学の生徒だと分かった。
そこで、他の悪いことしてないその中学の生徒全体が、「ああ、あの学校の･･･」 なんて、色眼鏡で見られる。
それと同じことが、あなたの中で起こっているのかもしれません。
あと付け加えますと、せっかくの制限を経験している人たちの邪魔をしない方がいいように思うのに、覚醒者が積極的にゲームに没頭しているひとたちに興ざめになるようなことを言うというのは、単なるあなたの主観です。どこにも真理性・普遍性がありません。あなた、リサーチして回りましたか？統計取りましたか？あなたのエゴが、思っているだけではないでしょうか。
最後は、何だか厳しい調子になってしまいました。
でも、厳しい＝愛ではない、とは考えないでください。
大丈夫だとは思いますが。
聞かれたので、答えたのです。
以上が、その全文です。
いつも、Ｑ＆Ａの最後には言うことですがー
あなたは、完全な、最高の存在。
素敵な存在。
あなたを、愛していますー。
賢者テラ
