先日、親族より登山で使える無線はないのか、という質問を受けました。


パーティーの前後での通信なら資格不要・5W高出力・防水タイプのICOMデジタル簡易無線登録局IC-DPR5 (メーカー標準価格62,790円税込)がかなり使えると思いますが、何かの危険があった時に外部と通信するために使うのなら衛星携帯電話しか方法はありません。


今は山では何かあったときに携帯が使える場所を探すのが大変らしいのです。


アマチュア無線で麓の基地局と交信するという手もありますが、24時間いつでもアマチュア無線機の前にいられるのか、と考えると危機管理対策としては現実的でないですよね。


それで色々調べてみたのですが、リュックに入れていける位の小型軽量タイプの衛星携帯電話は、KDDIが提供しているイリジウム 以外は存在しないようです。


NTTのはでかすぎます。


重さ(266g)、大きさ(55×143×30mm)と一般的な携帯電話2台分くらいで、電池も待受30時間以上もちますし、空が見えれば基本的に圏内とかなり登山の危機管理用としては実用的です。


価格は、最初にかかるのが機器代金込み26万円、月間基本料は無料通話1,000円分がついて5,000円と命の値段としてはリーズナブルといえます。


ということで、親族にはイリジウムがいいのではないか、とオススメしておきました。


ここまで調べてみて、エクセリでも売れないのかとKDDIに訊いてみたのですが答えは「NO」。


KDDIへの取次ぎは当社でも出来ますが、手数料などは一切出ないようです。


当社の無線のお客様で欲しがっている会社さんもあるので残念ですしょぼん


MOTOROLAがイニシアチブをとっていた時・・・はるか9年前・・・には販売実績もあるんですよ。


Y2K問題で大手証券会社さんに危機管理として販売したりと。


KDDIさん、イリジウムでアフィリエイトは無理ですかねー(冗談)にひひ