もらったリポートを読んでびっくりしました。

失敗した経営者ほど長期計画にこだわっていて、逆に、既存事業を試行錯誤し何が何でも事業継続する・利益を出すとあがきながら一歩一歩新しい展開をしていった方が成功していることが多いという内容。

前者は空想の長期計画を追い、株式公開を第一義にして、株式公開してお金が出来れてから空想を現実にするという考え方で失敗した経営者多数。

何かほっとさせるリポートです。

自分なりに解釈すると、中小ベンチャー企業が足もとを見ず夢のような新しい分野の長期事業計画を打ち出してもダメで、生き残るためにマーケットかサービスのどちらかに軸足を置きながら本業と離れないように少しづつ新しいことを行い、上手くいったらその新しいことに軸足を置きまた少し新しいことにチャレンジする。

これを繰り返すことで、気がつくと昔に比べれば新しい事業分野だが一歩一歩軸足を伸ばしてきたために既存事業の範囲内で大きなビジネスチャンスが見つかり成功していくのではないでしょうか。

イメージ的には、X軸にマーケット、Y軸にサービスをとり、シャクトリムシのように右に一歩進んだら次に上にすすむという感じで右上に上がっていきます。

このよいに考えればこのリポートも納得できます。

高い目標を持つ持たないということとは別な問題でしょうね。