企業において方向性がひとつであるということはとても重要です。


社員それぞれがいろいろな方向を向き、勝手に仕事をしていては、たとえ限られたメンバーの成績はよくとも、企業としての成長は見込めません。


組織としての目標を決め、全員で力をあわせがんばると自ずと結果は付いてくるものです。


その目標が正しい方向にむいているかどうかが、大成功するかどうかを決しますが、これは将の資質(先見力や独創力)によります。


つまり、先見力や独創力を持った一人のトップがいて、社員が同じ方向を向いてがんばれば、企業は大成功する可能性が高い。


しかし、そのような非凡なトップが(社長でなくとも実質的に)二人いて方向性がわれると、決断が遅れ、さらに社員はどちらの言うことを聞いてよいかわからず、会社は迷走します。


非凡な2トップが仲間割れせずにいければそれが一番かもしれませんが、そのような例は少ないですね。


であれば、凡庸な社長が一人で指揮する方がまだ良いということです。


「非凡なる2将より、凡なる1将の方がまし」


これはマキャヴェッリか誰かが言ったと塩野七生さんが書いていたフレーズです。


さて、エクセリの場合はいかに。