「モンゴルの風と歌声に乗って空へ舞い上がった気分」
「人生において人に喜びを与えることが最高で、
また、人のために尽くすことが
幸福の秘訣のひとつです」
平澤 興 (京大元総長)
ミリオンセラーになった『鏡の法則』の野口 嘉則さん
のブログで「地球探検隊」を知った隊員けめ。
「地球探検隊を 心の底から 惚れ込んでしまいました けめデス。。。」彼女の感想は、そんな書き出しから始まった・・・。
●けめ(埼玉県・女性)
無駄が何一つなく自然に身をまかせ、流れに寄り添い生活を営んでいる遊牧民の方々は優しく、温かい笑顔で迎えて下さり雄大な風景、満天の星空には流れ星、天の川、北斗七星、地球を半分っこした内側から眺めているよう!地平線から朝日が昇り夕日が沈む。いたってシンプルな一日が始まり、そして終わる。
平野からゲルのある場所の印には小高い山の上に石を積みあけられ、乗馬からの帰り道には、その積みあげられた石を見つけると・・・お父さん お母さんの待っている家路に着くように感じられ、馬も私の心は 勇み足になる「ただいまーーー!」とまるで子どものように大声がでた心底、童心に返った。
羊の解体では普段口にしている「いただきます」との言葉は本当に命を頂き、私達は生かされているんだ!と魂が揺さぶられた。その反対に自分の矛盾だらけさに腹が立った。
愛らしい目をした馬に直感的に出逢い自分の名前をつけ(EMIKO)自分をとことん信じてみよう!と強く念じた。そして結果、自分のイヤな所も全部受け入れ素っ裸な私が現れ馬(EMIKO)へ。ただ「走りたい!!」と想った瞬間から=人馬一体=もうここからは言葉では伝えきれない。
ただ、それを体感した私の周りにいてくれたメンバー15人には 言葉以外の波長で伝わっていた。今まで心のどこかで、ひとりぼっち?!との想いがあったなんてウソのようにモンゴルの風と歌声に乗って空へ舞い上がった気分だった。
波長が一緒の地球探検隊メンバーに囲まれ、底抜けに明るく勇ましくたくましい、そして優しさ思いやりに溢れるモンゴルの人たち、子ども達の目はとても澄んで輝いていた。まるで兄弟かのように皆仲良しで・・・
モンゴルの大自然、この全てのベストコンディションが私の体中の細胞を活性化させ野生的な私になっていたと思う。こんな体験は初めてだ。
そして人間様と傲慢な自分を恥じいた。心の中ではめまぐるしく喜怒哀楽がグルグル回った。正直、自分で自分がわからなくなった(熱も出ていたけど・・・)。
今から思うと小学校時代のニックネーム「けめ」のぽっかり開いていた感情だったと思う。まるで育てなおしが出来た気分だ。
一ヶ月ぶりの雨上がりミラクル♪夕日と虹が空いっぱいに広がりメンバーと手を繋ぎ、心の底からいっぱい笑い合った。
「仲間っていいなあ~!! 」って涙と笑いがごっちゃ混ぜ~最高~と叫びたい気持ちでいっぱいだった。
人馬一体の喜びから馬(EMIKO)との最後の別れは、あまりにもつら過ぎた。涙が止まらなくしゃくり上げて 泣いたのも大人になってからはそうそうなく・・・。
その後、心につっかえていたものが落ちたスッキリ感があった!!たった一週間と限られた時間、一瞬一瞬の積み重ねを共にしたメンバー計16名とモンゴルの人たち、天と地、動植物。本当に‘地球探検隊‘と言う名にぴったりの旅となりました。隊長がおっしゃっていたように「人が創り出す旅」。正にその通り!と実感いたしました。素敵な旅をありがとうございます。何万回の感謝の気持ちを表そうとしても表しきれない感動でいっぱいです。このみんなとの縁を大切にして行きたい。みんなありがとう。これからもよろしくで~す♪
けめ
心の底から笑い、そして泣いたね。こんなに泣いた旅も珍しい・・・。
人が滅多にしないような経験をしろ、
人が滅多にしないようなレベルで。
杉村 太郎