ペタしてね

こんにちは、まんきんたんです。

今回はちょっとまじめな話です。
なんだと思った方は読み飛ばしてください。

あなたは農薬の使用量が世界一多い国は、
日本であるということをご存知ですか。


第2位の韓国は近年、国を挙げて減農薬に取り組んでいます。
かつて、2005年前後は日本と同じくらい農薬を使用していましたが、
ここ5年で約30%の削減を達成しています。

中国は数年前まで、「どれだけ農薬を使っているか
わからないから、怖くて食べられない」といわれてきましたが、
実際は日本の約20分の1という少なさです。 

15年ほど前までは、チューリップの生産で有名なオランダが
世界一の農薬使用国でした。

しかし各国から「農薬の量が多いので、おたくの花は買わないよ」
と批判され、国を挙げて使用量の削減に着手しました。
そして、思い切った削減を成し遂げ、いまは第3位になっています。 

そんな中、日本はずっと1位を続けています。


日本は農薬のほか、おコメを生産する際に使われる
除草剤の使用量も、圧倒的に世界一です。 

農薬がこれほどまでに使われてきた背景のひとつとして、
日本は気候が温暖で雨が多いために病気や害虫の発生が多いという、
やむを得ない事情があります。 

農薬は害虫をいちいち手で駆除する手間をなくし、
除草剤は草取りという重労働から農家の人たちを解放してくれました。
しかし農家は、もはや農薬や除草剤なくしては生産できないと
思うまでになってしまったのです。

そして、多くの田んぼからカエルやドジョウがいなくなり、
畑は収穫したい農作物だけが整然と並ぶ場所になりました。 

店頭に並ぶ、虫食いもなくきれいにラップに巻かれた野菜こそ、清潔で
安心だと信じて、何の疑いもなくわたしたちは毎日食べ続けています。 

こうした問題を取り上げているのが映画『奇跡のリンゴ』です。 


そして、この『奇跡のリンゴ』の木村さんの無農薬栽培の取り組みに倣い、
自然栽培の啓発・普及を続けているのが
株式会社ハーモニープロジェクトの森嘉代さん。 

生物多様性に配慮したライフスタイルへの転換というのは、
一朝一夕にできることではありません。

しかし、個人レベルで少しずつ変えられることに
『食生活』の改善があります。 

6月28日(金)14時~エフマルシェ古川店で行われる授業、
「人と地球にやさしい食べもののお話 ~食生活の提案~」では、
きっとあなたが知ってよかったと思える話がいっぱい出てきます。

また、木村式自然栽培により作られたジュースの飲み比べなどもできます! 
無料ですので、松山市近郊の方はぜひご参加ください。

お申し込みは↓こちらから。
http://www.1455634.jp/fsusvles.php?ini=269

遠方の方は、映画『奇跡のリンゴ』を見ることをお勧めします。