例えば、
[Sheet1]
A | B | |
1 | 番号 | 氏名 |
2 | 100 | Dさん |
3 | 120 | Aさん |
4 | 130 | Eさん |
5 | 140 | Cさん |
6 | 150 | Bさん |
7 | ||
8 | 氏名 | 得点 |
9 | Aさん | 50 |
10 | Bさん | 60 |
11 | Cさん | 95 |
12 | Dさん | 45 |
13 | Eさん | 80 |
という2つの表があったとき、上の表を、社員番号,氏名,得点の入った1つの表にしたい場合は、以下の手順で行います。
(1)C2セルに、=vlookup(A2,A$9:B$13,2,false) と vlookup関数を入れる。
(2)C2セルを指定し、[編集(E)]→[コピー(C)]
(3)C2セルからC6セルを選択する。
(4)[編集(E)]→[貼り付け(P)]
vlookup関数の( )内には、まず2つの表に共通する検索用のキーを指定します。上の例では「氏名」をキーにして「得点」を持ってきますので、「A2」と入れます。
次に「,」で区切ってどこの範囲から持ってくるのかを入れます。上の例では、上表の「氏名」に対応する得点を下表から探して持ってくる必要があるので、下表のデータの範囲「A$9:B$13」を入れます。このとき、先ほど指定した検索キーが必ず左端に来るように範囲指定する必要があります。$マークをつけているのは、下方向にコピーしたときに参照範囲が変わってしまうのを防ぐためです。
次にまたまた「,」で区切って 指定した範囲から何列目のデータを持ってくるのかを入れます。上の例では、下表の「氏名」列から数えて2列目にある「得点」を持ってくるので、「2」と入れます。
最後に「,」で区切って「false」と入れます。これは通常 最後に「false」と入れるルールになっている、と覚えておいても問題なく使えると思います。「true」と入れる場合との違いは 次回説明します。