ムダな会議の時間をスピーディに済ませる | 藤村正宏のエクスマブログ

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セントレア中部国際空港のラウンジです。
これから、北のほうに行きます。
講演のお仕事。
たくさんの気づきを伝えられるように、がんばります。


さてさて、昨日の記事 の関連です。
無駄な会議に時間がかかりすぎていませんか?
ま、会議っていうのは会社にとって必要悪ですよね。
でもね、会社にとって必要悪の会議も、何の疑問もなくやっている人たちが多いこと。
もしかすると、大変なマイナスになっているかもしれないのです。
もし一切の会議がなくなたらば、どれだけ会社にお金が戻ってくるでしょう?
会議には多大なコストがかかっているということを自覚しなければなりません。


無駄な会議や結論の出ない会議は会社の首を絞めてしまいます。
短時間で効率的にやらなければなりません。
目的は何か? 報告なのか? 情報交換なのか? ブレスト(ブレーンストーミングの略で、アイディアを出す会議のことです)なのか?
その後どういう行動をするのか?
だれが責任者なのか?
等々、明確にしなければなりません。
よく会議に関係者を一同に集めたがる部長なんかいますが、出なくてもいい人はなるべく出ない方が会社のためになります。
だって人が多ければ多いほど、コストがかかってくるわけですから。
必要ではない会議に出席するのはやめましょう。
会議資料を一週間もかかって作っている営業マンがいたりします。
会議をするための準備、社内の根回しのための準備、役員に怒られないための準備、会議準備に時間がかかりすぎていたら、その会社は死へ向かっています。
立ったまま会議をやるようなくらいの迅速さが必要なのです。
もしかすると、会議は廊下で立ち話でするほうがまだマシかもしれません。
でもね、これは額に汗して、必死でがんばるというのとは違います。
何も考えずに今までと同じことや、方向のちがうことを一所懸命されたら、たまったモノじゃないですよ。


「ウチはピンチだから全社一丸となって、この苦境を乗り越えよう」


などと言って、社員に一所懸命働くことを要求する会社ってあるじゃないですか。
全社一丸となって、間違った方向に向かったらどうするのでしょうか?
そういうふうに勘違いして、社員のモチベーションを下げまくって、優秀な社員がたくさん辞め、悲惨な会社になったところって、ボクの知っている限りでもいくつかあります。(そういう時って、優秀な人から辞めて行くモノですからね)
こういう会社って、頭を使わないでともかく社員に長く働くことを要求する。
仕事を早くこなして帰った社員が責められたり、タイムカードに直行直帰が多いとかいって叱られたり・・・。
だいたいタイムカードがあるような会社は今時ダメですよ。
エジソンが発明した機械のうちで、もういらなくなった機械のひとつです。
だって今重要なことは、社員を長く作業させることではなく、ひとりの社員に二人、三人分の効果的な仕事をしてもらうことなのです。
頭脳を最大限使って、素晴らしい戦略を立てたり、優秀な営業システムを作ったり、ものすごく売れる商品を開発したり。
その人のアウトプットした仕事の質が問われるのであって、何時間働いたかなんていうのはもう意味がないのです。
タイムカードは社員のモチベーションを下げるだけということを認識しましょう。


特に現代はオンとオフの区別がなくなってきています。
優秀な人は24時間いつでも仕事のことを考えています。
スピードがキーワードです。
だから、F1グランプリのチームのように行動しましょう。

(昨日の記事参照)