楽しく仕事したいですよね | 藤村正宏のエクスマブログ

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仕事に「楽しさ」を持ち込むことはいいことです。
会社を楽しい雰囲気にしたり、仕事そのものを楽しくする工夫をする。
「仕事を楽しむだって? そんなの甘いよ。仕事はきびしいものだ!」
なんていう、頭の固いこと言っていると、これから成功する会社になれないかも。


今までやったことのない場所で、会議をやってみましょう。
たとえば温泉で合宿しながら、みんな浴衣で和室に車座になって会議をするとか、ともかく今までの発想では出てこなかった、楽しい雰囲気で会議をすると、創造性あふれるアイディアがでてくることもあります。
常識に捕らわれていては、現状から脱出することはできないのです。


以前、ボクのクライアントの会議でのこと。
「今度の会議には、それぞれ500円以内でおやつをもってくるように」
「ただ単純なおやつではダメです。テーマはみんなに食べさせたいおやつ。会議をはじめる前に、どうしてそのおやつをみんなに食べさせたいかを、ひとりずつプレゼンテーションしていただきます」
この会議は面白かった。
みんな子供に戻ったように、嬉々としてプレゼンテーションしていました。
その後、そのお菓子を食べながら、アイディアを出す会議。
スタッフがみんな、頭がやわらかくなって、面白いプランが次々出てくる。
今までにないほど有効な会議になりました。


従来の会議室だと、どうしても緊張したり、上司の目を気にしたり、プレッシャーがかかって、思い切った意見が言えない雰囲気を作りだしてしまう。
そういう経験をしたことってありませんか?
緊張感のある雰囲気は、創造性を阻害してしまうのです。


確かに、仕事に厳しさを求めるのは、正しいことです。
でも、それを勘違いしている会社が多すぎる。
例えば「机の周りには私物は置かないように」、なんて間違った「社内規則」を作ってしまう。
「机の周りには、好きなものを集めましょう」
という社内規則のほうが、モチベーションが高くなります。
何故なら人間は、好きなものを見ていると、それだけで「いい気分」になるからです。
いい気分になったほうが、脳の回路が開かれ、創造的になるからです。
だから好きなモノを周りに置きましょう。
自分の子供の写真でも、恐竜のフィギュアでも、F1のフェラーリの模型でも、くらげを飼育している水槽でも、たくさん置きましょう。


◆コンサルタント藤村正宏のエクスマブログ◆-くらげの水槽
くらげの水槽
<鶴岡市加茂水族館>



いかに楽しい雰囲気になるかを考えましょう。
いかの楽しく仕事をできるかを考えましょう。
まだまだたくさんあるはずです。


ソーシャルメディアのプロジェクトだって、マーケティングのプロジェクトだって、お店の価値をあげるプロジェクトだって、新商品開発のプロジェクトだって、あなたがまず一番に考えなければならないことは、どうしたらプロジェクトを楽しくできるか? ということです。


仕事は人生のうち、多くの時間を使います。
楽しくしたほうが、いいに決まっています。
それに楽しくやったほうが、質のいい仕事ができるのも事実です。


いかに仕事を楽しくできるか?
それを考えるのも、経営者やリーダーの役割なのです。