伝わるキャッチコピー
販促物のキャッチコピーに迷ったら
次の3つの方向から考えるとけっこう伝わるキャッチコピーが考えられます。
1:お客さまに呼びかける
2:お客さまの声
3:認知的不協和
1の「お客さまに呼びかける」
は、あなたのお客さまに話しかけるような言葉ってことです。
ダイエット関係の商品を売りたいときには
「お医者さんに、やせない! といわれたあなたへ」
「今すぐ、やせたい、あなたへ」
とかね。
お客さまに呼びかけるコピーっていうのは、概ね、伝わりやすくなります。
どうしかというと、人間は自分に関心のあることにしか、反応しないからです。
だから「オータムフェア」とか
「冬の地酒フェア」とか
伝わらないコピーを使うより確実に、伝わるコピーになります。
2の「お客さまの声」
は、お客さまの感想やあなたの商品を使ったときのエピソード
「びっくりしました! まさか○○だなんんて」
「月に一度、100キロの道を車を運転して買いにきています」
とかね。
3の「認知的不協和」
は、ちょっと常識外の言葉を使うってこと。
「『ニーズ』を聞くな!『体験』を売れ!」
っていうのはボクの本のタイトルですが。
これはまさに「認知的不協和」を狙ったタイトルでした。
この本が発売されたのは今から5年ほど前
そのころは、
「お客さまのニーズに応える」
というのが一般的な考えかただった。
ところが、こういうタイトルの本が
書店の「顧客満足」コーナーなんかに並んでいると
「ええっ? どういうこと?」
って感じで手にとってもらえたわけです。
自分が常識的に思っていたことが
覆されると、気になってしまうという心理。
キャッチコピーに困った時は
まずは、以上の3つのポイントから考えてみましょう!