■お正月特集 好き勝手なこと書きます 企業の社会貢献について
お正月なので、思いついたことをダラダラと書いている特集です。
家人が外に出たついでに、お隣の新聞販売店から、お正月中に停止していた新聞の束を抱えて帰ってきました。
5日間、停止していたからね。
ざっと見たんですけど、ちょっと気になったNEWSといえば『日経MJ』の1月1日のトップ見出し。
「ソーシャルマーケティング宣言 社会貢献はビジネスへ」
CSR(企業の社会的責任)としての社会貢献は、ビジネスとして別の次元でとられられてきたけど、今は全く異なる風景として、社会貢献は事業の一部をなすという認識が広がりつつある。
という趣旨の記事です。
そしてユニクロがやっている途上国支援のことやヤマト運輸の災害地支援の事例を取り上げています。
企業も投資家も、やっと気づいたかって感じですね。
社会貢献を別の次元としてとらえられてきたのが、今までのビジネスが抱える問題点。
別次元じゃないんですよね。
だって企業というのは社会的存在なんだから、事業そのものが社会貢献になっていなかったら、存在意義がないんですから。
「メセナ」とか、CSR(企業の社会的責任)が口先だけになって、イメージの向上だけのブームで終わったのは、覚悟のない企業が多かったからです。
別々に考えていたから、企業の業績が悪くなると、すぐに撤退する・・・。
もう一度言います。
企業そのものが社会のためになっていなかったら、存在する意味がない。
そういうことを忘れていたから、今更そんなこと言っているわけです。
とりたてて、奉仕活動をしなくても、あなたの会社の業績がよくなり、お客さまがよろこんで、一緒に働いている仲間がしあわせになる。
そして利益をたくさん出して、そのお金を使うこと。
それが立派な社会貢献になるのです。
だから社会貢献するためには、業績がよくなければならない。
これは当たり前なんです。
だから業績を良くしましょうね。
さらに奉仕したいと思ったら、そういう活動をしたらいいわけです。
できるだけ持続可能なやり方でね。
イメージ向上、マーケティングのために奉仕活動をするのは本末転倒。
そんなことを思った新聞記事でした。