消費税が来月から上がりますよね。
連休中のショッピングモールとかで、「増税前の今こそ値下げ!」とかいう文字が躍っていました。
すごいお客さまを集めていた。
それを見ていた思った。
価格の高いものだったら今買うといいのかもしれないけど、日用品なんて3%のちがいって、そんなにちがわないと思うんです。
増税後に売れなくなったら、平気で、20%OFFとか、ポイント5倍とかやるから、そのときに買った方が安くなる。
そう思った。
消費税の3%が、福祉に使われたり、インフラ整備に使われたり、困っている人や企業に使われるのなら、いいか。
そう思えるくらいの余裕をもちたいなと思った。
ボクの好きな作家の言葉を思い出しました。
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じたばたしたら、悪い時は更に悪い時を呼ぶ。
尾崎一雄<昭和の作家>
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貧乏ユーモア小説
- 暢気眼鏡・虫のいろいろ―他十三篇
- (岩波文庫)/岩波書店
- ¥630
- Amazon.co.jp
この人の小説は、私小説ですけれど、かなり面白いです。
ものすごい貧乏な作家生活を、洒脱な語り口調で、ユーモアたっぷりに描いている。
貧乏さが、とっても明るい。
出世作となった「暢気眼鏡」。
身辺な虫の生態を観察した「虫のいろいろ」。
もし、さまざまなしがらみや、現代の忙しい生活に疲れたら、一読をおすすめします。
無理しないで、流れに乗ることが大切です。
焦らずに、逆らわずに、運命と受け入れ、それに乗ってみる。
きっとそういうことが、大事なんだろうと思う。