司馬遼太郎さんの言葉 他人は絶対に変えられない | 藤村正宏のエクスマブログ

藤村正宏のエクスマブログ

集客アップ・売上アップに役立つPOPやチラシなどの販促事例が満載。「モノ」を売るな!「体験」を売れ!のエクスペリエンス・マーケティングであなたのビジネスが圧倒的に輝きます。


今日は台風一過で、午後からきれいな空がひろがりました。

秋らしい午後でした。


------------------------------------------------------
人の諸々の愚の第一は、他人に完全を求めるということだ
<司馬遼太郎 作家>
------------------------------------------------------


◆コンサルタント藤村正宏のエクスマブログ◆-司馬遼太郎


完璧な人間なんていない。
なんでもかんでも、完全を望むことは「愚」です。

同僚にも上司にも部下にも、恋人にも友人にも、子どもや家族にも、そうです。
どんなに身近な人でも、自分と違う価値観、ちがう人間なんですから。
他人に求める完全というのは、あなたにとって完全ということですから、あなたの都合です。

他人は変えられません。

誰かを変えようなんていう「傲慢」さが、他人に伝わります。


他人を変える唯一の方法は、あなたが変わることです。

あなたが変われば、相手との関係性が変わります。

変われない人が多いのはプライドが高いから。

だいたい、嫌いな人がいるということは、あなた自身を守りたいという無意識の感情です。

危害を加えられるから、嫌な思いをするから、思うようにならないから。

それは自分を守ろうとすること。

自尊心が強いってこと。

プライドが邪魔をするんです。

プライドを捨てることです。


先日、ある会社の研修をしたときに、その担当者から言われました。

「藤村先生は偉そうにしないから、気を遣わなくていいです」

ボクは自分のことを偉い先生だとも、能力が高いとも、特別な人間だとも思っていません。

ある意味、プライドとかは、ほとんどない。

だから、たとえば、ボクには足りないスキルや能力のある若い人や、お弟子さんからも、学べるところは学びたいと思うし、どう思われてもかまわない。

それが自分のいいところだと思う。

だいたい自信のない人がプライド高いんです。

他人からどう思われるか?どうみられるか?そんなことばかり気にしていたら、本当のあなたの価値は伝わりません。


時代は変わりました。

たとえば、アップルのジョブスはいつもデニムと黒のタートルだった。

それが格好良かった。
いつも同じ格好をしているほうが、カッコいい時代になったんだな。

デザインとかの、見た目の時代はもう終わったのです。
デザインや見た目ではなく、生き方のカッコ良さが大事なんだと思う。

若い人からエラそうなオヤジだなって思われるより、カッコいいオヤジだなって思われる。

そんな生き方をしたいですよね。

まだまだできないけどね。ボクも・・・


雨上がりに考えていたのは、概ねそんなことでした。