Amazonに負けない店 場所というキーワードで価値を高める:1 | 藤村正宏のエクスマブログ

藤村正宏のエクスマブログ

集客アップ・売上アップに役立つPOPやチラシなどの販促事例が満載。「モノ」を売るな!「体験」を売れ!のエクスペリエンス・マーケティングであなたのビジネスが圧倒的に輝きます。


Amazonって、とっても便利ですよね。

品揃えがたくさんあるし、配送料も無料、おまけに早い!

この一週間でボクも3回くらい利用しました。

Amazonのリピーターです。

本を探すのはとっても楽だし、なかなか手に入らない商品もすぐに検索できるし、価格も安い。

普通の店舗は、同じことをやっていたら、もう太刀打ちできません。

もはや、品揃えや価格だけでは、Amazonに負けちゃうってことです。

だからAmazonにはない価値を提供しなきゃね。


Amazonなどのネットショップに負けない店舗、それはデジタルではできないことをすることです。
デジタルでは不可能なことです。

リアル店舗は空間があるということが、Amazonが提供できない価値です。
たとえば「接客」もそうです。
接客できるってことは、とっても優位です。
インターネットが発達して、なんでもwebでモノが買える時代、人と人とのふれあいは、とっても価値になるからです。
さらに、店が主催してお客さまを集めてイベントをやること。
これだって、デジタルでは体験できないことですよね。
ネットショップでは提供できない、リアルの店舗の価値。
それを考えることが急務と言っても過言ではありません。
今やらないと、気づいたときには、あなたのお客さまの多くがAmazonに奪われているという事態にもなりかねないからです。

たとえば店舗空間をしっかり考えるというのは、ひとつの方法ですよね。
同じ商品でも、販売している環境で価格が変わること、たくさん目にします。

たとえばコーヒー。



◆コンサルタント藤村正宏のエクスマブログ◆-コーヒー
大阪でよく利用するホテルニューオータニ大阪の
コーヒーラウンジ


先日、 「フォーシーズンズホテル 丸の内 東京」のラウンジで打ち合わせしたんです。
とっても落ち着いた空間で、静かに、ゆったりと打ち合わせができました。
そのときのコーヒーは1500円くらいだった。
でも、とっても満足です。
というか、安いくらいだな~
そう感じたんです。


最近のコンビニカフェは100円くらい。

街のチェーン店のカフェだと200円くらい。
でも、高級ホテルのラウンジのコーヒーは1500円。


◆コンサルタント藤村正宏のエクスマブログ◆-コーヒー
街のチェーン店のコーヒーは200円


そんなに質が変わらないのに、
同じ商品でこれだけ価格差がある。
お客さまは誰もそれに文句を言う人はいませんよね。

どうしてか?

それは提供している環境やサービスが高級だからです。


空間に価値がある。
環境に価値がある。
サービスに価値がある。


Amazonに負けない店舗になるためには、店舗環境を考えましょう。

商品を販売する環境。
サービスを提供する環境。

それを考えて、しっかりと工夫することです。

さまざまな気づきがあるでしょう。