この週末は日本デジタルゲーム学会夏季研究発表大会へ!
遠藤が理事研究委員会委員長を務める、日本デジタルゲーム学会では、今週末8/31(土)に中野坂上の東京工芸大学にて、今年で2回目となる夏季研究発表大会を行います。詳しくは上のバナーのリンクから研究委員会のページで確認してもらうとして、先週地獄の忙しさだったCEDECとは異なり、日本のゲーム研究の発表という、直接役に立つかどうかは分からないけど、ひょっとしたら次代を作るかも知れないモノがあるかも。
また一部の講演がキャンセルされたため、午後の最初のセッションに、首都圏でゲームの教育を強く進めている東京工科大学、神奈川工科大学、東京工芸大学の各先生と、日本のシリアスゲームの第一人者である藤本徹先生をパネリストとした、ゲーム教育に関するパネルディスカッションが行われることになりました。
このパネルは、先日行われた学会の理事選挙でも上位で当選された方々の取り組みが分かる、今後のDiGRA JAPANの方向性の1つを示すセッションになると思われます。ゲーム教育の現場に携わっている方や、ゲーム会社の人事担当の方だけでなく、広く今の大学におけるゲーム教育を知るチャンスですね。
参加費用は一般の方は\3,000、学会の会員の方は、事前登録されると\2,000になります。学生は各々\1,000割引きです。事前登録は明日29日までなので、会員で参加される方は申込忘れないようにね。
PERACON2013 結果速報
CEDEC2013の最終日、最終セッションにて、本年のペラコン結果発表が行われた。最終の確定結果は公式サイトを待つとして、順位だけ速報でお伝えする。(順位は変わる可能性があります)
最優秀 「お手軽 ★テラフォーム★」 村田茂人
2位 小高賞 「運び屋メルと不思議なプリム」 石川将光
3位 鳴海賞+ベストアマ 「天空のかまど」 二部恒成
4位 「ねっちゅう!ぬぎたいよう!」 狩野成太
5位 「ドンドン音頭!!温度ドドーン!!」 古賀なつみ
6位 「いい塩梅」 朝日征治
7位 「炎のニンジャと氷のサムライ」 簗瀨洋平
8位 長岡賞 「妻が凍るまで」 鈴木茉子
9位 「炎のプログラマー」宮下芳明
10位 「心理温度管理官コロル」 上原倫利
11位 「じょうずに怪談」 佐藤宏一
12位 「病弱彼女」 會田朋彦
13位 「かまど」 青山隆太
14位 本城賞 「進撃の八甲田山雪中行軍~軍歌、雪の進軍ッ!~」 斉藤利一
15位 「ポケット氷彫刻」 丹羽貴之
16位 保井賞+荒木賞 「怪盗ACE」 福谷優大
17位 「ちょっとキミに逢わせたい人がいるの!」渡辺繁樹
18位 上田賞 「賛否両論」 菅田朋樹
19位 神戸賞 「アームドテニス バーニング!」 岩本 翔
20位 「真夏の炎合戦」 田中維人
21位 「焼け!ゴーレム大進撃」 濱 悠太
22位 海道賞 「Let's 快温生活!」 木村貴信
23位 平魯賞 「想いノ結晶」 辰口紗香
24位 渡辺賞+鈴井賞 「台風迎撃」 瀬谷晋央
25位 「戦う鍛冶屋さん」 木下知博
26位 薗部賞 「ここはひとつ、わたしが「ON-DO」をとりましょう!」 宮田昌史
27位 「ふわもこパンになりたい!!」 中村麗那
28位 「ゾンビ冷蔵倉庫」 鬼頭雅英
29位 「海水温度で自国にマグロを集めろ」 井上昌哉
30位 「変温魔獣バジリスくん」 佐藤雄二
31位 谷史郎賞 「涼心的。」 堀江一夫
32位 「ヒヤユウ」 板倉日奈子
33位 「バーニング!オタ芸ナー!」 菅原照悟
34位 野口賞 「脱獄者 ダンカン」 今川裕哉
35位 稲船賞 「エア子とレイの冷却大作戦!」 中川友喜
36位 「EGG WARMER」 加藤 匠
37位 「エーロ線の法則」 北島圭吾
38位 うめ賞 「ICE or DICE ~溶けるすごろく~」 野澤邦仁
39位 きっしー賞 「あつい・つめたい・おいしい」 野口伸二
40位 「ラブメーター」 笹本加奈子
41位 「RE:BORN」 有馬静香
42位 「北風と太陽(The North Wind and the Sun)」 小清水史
43位 「陽はまたノボル?!」 上野允弘
44位 滝沢賞+望月賞 「地球創世記」 久保田善典
45位 「コロッペンッ!!?ゆきさんもう少しそのままで?」 石川裕章
46位 「ピタッとレンチン!」 佐藤渓介
47位 「ハートに火をつけて」 多田ルミエ
48位 石畑賞 「探索気球フロンティア」 間瀬里奈
49位 「がんばりつつ、ほどよく押せ」 金子 一
50位 「モイストヘイロウ」 萩原沙織
51位 SWERY賞 「たこやきマイハニー」 山田裕樹
52位 「手作り少女 スイーツロワイヤル」 平松広大
53位 南治賞 「温度計輪!」 露木祐輔
54位 「DIYで出来る!ヒートアイランド現象のグローバル化に対抗するための最新時術解説」 市川琢也
55位 「快適喫茶」 村上和希
56位 「Fire & Ice」 武内大輔
57位 「熱っぽいの」 大山誉展
58位 佐川賞 「看病する母 ~我が子に捧げる無償の愛~」 松下洋祐
59位 「エアコンのキモチ」 柳原隆幸
60位 松田賞 「あっ晴れ!天気くん!」 石畑義文
61位 「アイシタイ」 奥村圭裕
62位 「東京気温取引所」 宇佐美敦史
63位 「恋愛錬金術士 音奈(ラヴアルケミスト おとな)」 田端秀輝
64位 「あなたとの温度差」 石橋啓太
65位 「変態少女!」 吉津 祭
66位 「がっちゃんこシーズン」 佐藤元治
67位 簗瀬賞 「学校行きたくない・・・」 椎名宏斗
68位 「Coolhot(クーロット)」 坂田祐将
69位 宮川賞 「気温を読み、体温を操る、新感覚レースゲーム!!」 遠藤颯洸
70位 「クロックアップシスターズ」 平林智之
71位 「オンリープラネット」 中野芙羽奈
72位 「PON・PON・PAINER ~ポンポンペイナー~」 奥山大樹
73位 「民衆のアホウ共!」 北脇 学
74位 「熱血ライブ!」 土井菜津美
75位 「炎の教師」 後藤 誠
76位 「ICE REFLECT」 竹谷 匠
77位 「新型エアコンGAG-100」 遠藤明浩
78位 外山賞 「サーモサーファー」 永瀬秀敏
79位 「脳内沸騰RTS 一撃侍」 中田慎吾
80位 「振動支配者」 小林 将
81位 「ICEカーレーシング」 池上友貴
82位 「Steam Control」 佐々木絵里
83位 「人類デキルカナ?」 江本和広
84位 「クマムシマン~史上最強生物の逆襲~」 甲斐聖現
85位 「お肌一番!」 加藤 彰
86位 「ギャップ萌え選手権」 かつき麦
87位 「飛べ!!ほったまご」 長沼綾太
88位 「下僕からの頂点」 江川あかり
89位 「A Life With Music Control!!(ア ライフ ウィズ ミュージック コントロール)」 二瓶 光
90位 「空調係 涼茂」 高田勝也
91位 「COOL PHONE VS HEAT PHONE」 田所康隆
92位 「津波と凍死から原始人を守れ!!」 覺正一哉
93位 「ちょっとアタマを冷やしなさい!」 遠藤歩美
94位 遠藤賞 「富士オープンワールド」 白居邦章
95位 三上賞 「宇宙からの救世主」 堀 貴寛
96位 「アイジングフレア」 濱 仁志
97位 「アイス・タワー・インフェルノ」 加辺泰夫
98位 「温度を変えて世界を変える「熱交換」ADV」 天沼倫太郎
99位 「多汗系イケメン阿瀬垣生の受難」 瀧 香織
100位 芝村賞 「焚けよ! ゴエモン!」 高松拳人
101位 高橋名人賞 「Cool Sing Heat」 高木大輔
102位 「超温度掌握格闘スーパーサーモコンバット」 三浦豪気
103位 「おれに ふれたら やけど するぜ」 板垣愛美
104位 「とある事務所の熱境界線(とあるオフィスのオアシスライン)」 柴田翔一郎
105位 「湯加減いかがっすか!」 内藤誠人
106位 「熱電効果 ゼーベックロボ」 坂井武流
107位 「操温戦士セルシウス」 三ヶ尻達哉
108位 「CHANGE!」 高田麗奈
109位 「特設会場にヒーロー参上 できない!?」 梅下 了
110位 「Mr.ケルビン」 大嶋 優
失格 時田賞 「Hall & Exhale」 佐竹真人
ナムコクラシックアンソロジー
幻冬舎コミックスさんから「ナムコクラシックアンソロジー」をいただいた。
ゼビウス30周年記念とあるが、今年がゼビウス31周年なのは内緒で。
なんと、ラストに「大東京トイボックス」の外伝が入っているんだけど、そこに遠藤が出ている。当時の遠藤はこんな顔じゃなくて、口ヒゲ生えてたし、メガネはレイバンのメタル2というエッグシェイプの黒いメタルフレームのサングラスの、フレームだけ使ってレンズをマルチコートの調光レンズにしていたのだな。まぁ、そんな遠藤では誰もわからんだろうけどw
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8月のアンサンブルコンサート
フルオケ初演に向けての全6回アンサンブルコンサートシリーズも、いよいよこの8月で最後になる。
ここまでどんな流れで来ているかと言うと、これがもう最初の思惑なんか全く吹っ飛んでいて、BGMフィル自体が磨かれて方向性がカチッとする方向に進んでいる。
第1回は、昨年のCEDECで正式な設立前に弦楽四重奏でお披露目をしたことを除けば、正式にメンバーが決まって最初の演奏だったので、もう色々と失敗ばかり。まずはステージの構成で、トーク用にPCを置いた演台が出ていたんだけど、これが全体の流れを妨げていて、何かローディングの長いクソゲーみたいな雰囲気になっちゃってた。演奏は申し分なかったんだけど、ゲーム以外に「チャルダッシュ」と「ディベルティメント」をやったのに違和感が多少。
第2回は、ゲストの方(岩垂さん)をもっとフィーチャーする方向に振ってみたんだけど、これはこれで会場との距離が縮まった感がある。がしかし、一番ウケたのはビオラの相良君 が「好きなゲームはモンハンです、2000時間くらいしかプレイしていませんが…」だった。ここで1つ分かったこと。ゲーム音楽好きがゲーム音楽を聴ける機会を提供するだけなら他と同じ、BGMフィルは演奏する方もゲームが好きだということから来る何かが共感できるのだ。
アレンジで「これ、楽器で演奏することは想定していないので、難しいからキー変えようか?」と作曲者から提案されても「いえ、原曲のキーでないと気持ち悪いです」と言えるのは、やはり元のゲームをやっているからなんだよね。他にもアレンジでは演奏が困難なので弾きやすく変えると、「これ、原曲と違うんですが、原曲通りに練習して弾けるようにするので、そっちでやっていいですか?」とか。
第3回は初めて弦以外での演奏となる木管五重奏だったんだけど、植松さんがゲストでFFの1~5のフィールドをメドレーでやった後、セットリストに載っていなかったシークレット曲「ビッグブリッヂの死闘」が演奏された。オーボエの宮川君 が「楽譜貰った時に難易度高かったんで、夜寝られなかったですよ」とこぼしていたけど、でも奏者みんな演奏したい曲なわけで、そりゃ「練習します!」になりますよ。もし演奏しきれなければ…というセイフティでシークレットにしていたわけじゃないけど、最初のフレーズが流れた瞬間の会場のどよめきがすごかった。前列では両手挙げて喜んでた人もいたしね。
この曲の前が15分のFFメドレーなので、息がヘロヘロになってるオッサンの宮川君は、出だしが休符なのでステージから客席の衝撃がもろに感じられて、テンション上がりまくりだったらしい。終わったら植松さんが拍手で出てきて「難しい曲なのに演奏してくれてありがとう」って言ってたけど、こんな曲を持ち曲にして、どんな編成でも演奏できるようになっておくべきなんだろうな、と思ったね。
第4回は再び弦楽に戻ってなので、今さら感があるんじゃないかと思っていたけど、蓋を開けてみたら満席で追加の席を作るほどになった。もちろん原因はイトケンこと伊藤賢治さんがゲストだからなんだけどね。それも分かっていたので、過去3回でそれぞれ2曲ずつ演奏されていたクラシックの定番をセットリストから外し、ゲストトークを厚くしてみた。そしたら「クラシックはなくていい」という意見も多く、改めてBGMフィルが演奏すべきはゲーム音楽であり、「クラシックも聞いて欲しい」とかいうオーケストラのプライドなんか邪魔だと分かったね。
これについてはゲームに使われているクラシックも結構あるので、もしやるなら最低でもこの中から選ぶべき、なんだろうね。それと、奏者の紹介でゲームの話を聞くのも会場との一体感があって、もうBGMフィルでは当たり前になりそう。この回はビオラの飯田君 が「今まで秘密だったんですけど、実はアンジェリークファンです」と言って赤面していたけど、会場は「あぁ、アンジェリークね。私もやったけど秘密にする必要あるの?」的な反応で、対比が面白かった。奏者も他ではゲームの話なんかできないから、それを許してくれる客席に暖かさを感じるそうだ。ファイヤーエンブレムの前にどうぶつの森から戻ってこれない話とかねw
そして、今月の17日(土)と18日(日)は金管五重奏と弦楽四重奏で、このシリーズを締めくくる。遠藤は管楽器で一番得意なのがトランペットなので、トランペットの荻原君 の演奏が楽しみ。すべてのトランペットのオーディションには参加できなかったので、本気で吹くのを聴くのは初めてなのだ。
また、弦楽は今まで3回ファーストを弾いていたヴァイオリンの小林君 に代わり、いよいよもう一人のコンミスである尾池君 が登場する。尾池君とは共通の知り合いが居て、「尾池はゲームだけじゃなくて、色々良い意味で馬鹿ですから」と聞いているので、トラブルとか失言とかにも密かに期待してたりww。
今回は会場も山手線内なので、今まで仕事の都合で来れなかった人とかも、是非また遠藤が変なことに加担しているので、騙されると分かっていてもktkr。チケットとかは公式サイト から、状況は読めないので当日券だと席がないかも知れないし、実はガラガラで誰も来ない(運営的には困るけどな)かも知れないので、各人の都合に合わせてね。
本日のアンサンブルコンサートの練習が面白かった
全6回のシリーズで、既に3回が終わったアンサンブル・コンサートだけど、着実に皆さんに認められて第4回は「遠藤さん、ブログで告知お願いします」とか言われないくらい、チケットの前売り状況も良くなってきたらしい。今回は弦楽でやる3回目なので、ちょっと遠藤も気を抜いていたんだけど、昨日の練習でダイナミックな変化があったので報告。
今回は伊藤賢治さんがゲストで、伊藤さん曲はこれまでも演奏していたんだけど、今回は特に多く演奏することもあって、練習にも顔を出してくれたんだよね。で・・・。
同じ曲でもここまで変わるか、というくらい、色々と奏者に注文を出して、アレンジャーと相談しながら手直しをした。なので今回限りの演奏になっちゃうかも、みたいな雰囲気もありで、そういうのを気にする人は今からでも都合つけて、押さえておいた方が…的な。もし予定より多くの方が来た場合は、椅子を増やして席を作るとか言ってたし。
一応遠藤も家にヴァイオリンはあるんだけど、ほとんど弾けないので、弓の上げ下げを揃えるとか、弓を切り返すとかを決めていって曲を仕上げていく様子は勉強になる。伊藤さんも「まさかこの曲を実際に引くことは考えていなかったから」と言ってたけど、楽譜にすると見にくかったりもあるらしい。でもオリジナルから転調すると、それはそれで雰囲気が変わっちゃうから、奏者もオリジナルのキーで演奏したいわけよ。その辺がゲーム専門の強みでもあるんだけどね。
伊藤さんも「粗削りだけど、3年後が楽しみ」と期待してくれているので、奏者諸君にも一層の精進を期待しておく。
7月5日は植松伸夫さんをゲストに木管五重奏だよ
日本BGMフィルもやっと演奏会が始まって、2回とも弦楽四重奏を堪能させてもらったのだが、今週金曜日は初めて聞く木管五重奏でゲストが植松伸夫さん。もう1人はゲストって書いてあるけどゲストじゃないだろ!の古代祐三君。
木管アンサンブルって、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットは分かるけど、伊東のおじさんはホルンだよ。ホルンは金管じゃないのか?って突っ込んだら、何やら歴史があって木管の中に混じっているらしい。( ´_ゝ`)<ふーん
今回演奏される曲の中で、聴きどころはやっぱりファイナルファンタジーのフィールドメドレーかな。まだ聴いたことがないんだけど、先日オーボエの宮川君によると「遠藤さん、あの曲15分もあるんですよ。はっきり管楽器で15分は体力が持つかどうか」らしい。いや、聴いてる分には疲れないから、せいぜい頑張ってくれたまえ!と激励したら、今回は頑張れる源泉があるとか。宮川君曰く「(フルートの)杉原さんと一緒に演奏するって、この世界ではすごく名誉なことなんですよ。知人から羨ましがられてますし、貴重な機会なので楽譜来てからなかなか眠れなくて…」だそうだよ。
杉原君は、立ち上げの二次会で同じテーブルだったけど、指揮者の個人的好み(ウソ)で美人イケメン揃いになっているBGMフィルの中でも、まだ大学出たてなのでアイドル的存在っぽい。いや遠藤から見たら、みんな娘ほどの年齢なので、その差が分からんのだけどね。ま、今回は丸山君も若手なので、おっさん達との対比が面白いかも。
もちろんゲストの植松さんと祐三君のトークも外せないしね。と言うわけで、赤字覚悟のオープン記念価格は今回のアンサンブルコンサートだけだから、遠藤も行く予定。
ファミコンとその時代
NTT出版さんから「ファミコンとその時代」という本をいただいた。
ファミリーコンピュータのハードウェアを設計した上村雅之氏と、ファミコンソフトの保存を目的とした立命館大学ゲームアーカイブプロジェクトの中核の方々の著作だが、「ファミコン」という存在の正式なドキュメント化と言えよう。目次をここに紹介する。
序章 原点としてのファミコン
■第1部 テレビゲームの誕生
第1章 ビデオゲームの誕生
1,1 ビデオゲームの発明
1.2 ODYSSEY 対 PONG
1.3 電卓産業とビデオゲーム
1.4 世界初の家庭用ビデオゲームブームの顛末
第2章 ファミコンへの道程
2.1 アタリショック
2.1.1 ビデオゲーム業界から見たマイコン
2.1.2 カセット式ビデオゲームビジネス
2.1.3 アタリ社のカセット式ビデオゲーム
2.1.4 ワーナー・コミュニケーションズによるカセット式ビデオゲームビジネス
2.1.5 アタリショック
2.1.6 ゲーム専用機からパソコンへ
2.2 日本のテレビゲーム
2.2.1 Home PONGブームと玩具市場
2.2.2 ポストテレビゲームとLSIゲーム
2.2.3 LSIゲーム ゲーム&ウォッチ
第3章 ファミコンの開発とその設計思想
3.1 ファミコンという発明
3.1.1 ゲーム&ウォッチと任天堂
3.1.2 テレビゲームへの機体
3.1.3 新しい表示方式との出会い
3.1.4 半導体メーカーの決定
3.1.5 記憶装置の決定
3.1.6 CPUと音源仕様の決定
3.1.7 コントローラの仕様の決定
3.1.8 テレビとの接続仕様の決定
3.1.9 英数字キーボード装備の是非
3.1.10 その他の仕様決定
3.2 ファミコンの発売
3.2.1 ドンキーコングの役割
3.2.2 他社開発ゲームソフトの登場
3.2.3 予想外のトラブル
3.2.4 ファミコンブーム
3.3 米国への進出
3.3.1 ファミコンへの期待と不安
3.3.2 ゲーム専用機アレルギーの蔓延
3.3.3 米国版ファミコン仕様の決定
■第2部 ファミコンの展開
第4章 ファミコンとゲーム産業の確立
4.1 本格的なゲーム産業の立ち上がりと展開
4.1.1 プラットフォーム・リーダーとしての任天堂とファミコン
4.1.2 玩具開発とアーケード用ゲーム開発のノウハウを結集させて望んだ初動期
4.1.3 ファミコンの記録的ヒットとカセット式ビデオゲーム機としてのビジネスモデルの確立
4.1.4 パソコンゲーム文化の流入と異業種の参入
4.1.5 サードパーティ向け開発環境の整備
4.2 プラットフォームとしてのファミコン
4.2.1 プラットフォーム・ビジネスの確立
4.2.2 ファミコンの流通モデル
4.2.3 任天堂の流通方針とその限界
4.3 世界を目指す「ファミリーコンピュータ」
4.3.1 ファミコンの北米展開
4.3.2 NESの欧州展開
4.3.3 海外展開で生じた問題
4.4 任天堂によるプラットフォーム・リーダーシップ
4.4.1 プラットフォームを基盤としたエコシステム繁栄のための施策
4.4.2 他の追随を許さない製品アーキテクチャの構築
4.4.3 外部組織との協調と競争のバランス
4.4.4 内部と外部の緊張を前提とした組織づくり
4.4.5 リーダーシップのあり方が問われるファミコン以降のゲーム業界
第5章 ファミコンの社会的影響と受容
5.1 子どもの消費生活の変化
5.1.1 日本の玩具史におけるファミコン
5.1.2 ファミコン前後におけるヒット玩具の変遷
5.2 ファミコンに対する社会的反応
5.2.1 スペースインベーダーの衝撃
5.2.2 ファミコンの登場
5.3 ユーザーコミュニティとゲームメディア
5.3.1 スコアラー文化
5.3.2 攻略本とゲーム雑誌
5.3.3 メディアミックスの進展
5.4 ファミコン世代の情報リテラシーとその意味
結びにかえて-遊戯史から見たファミコン
付録
対談 上村雅之×細井浩一「ファミコンとは何であったのか」
資料1 テレビゲーム年譜 1920年から1985年まで
資料2 サードパーティ参入年表と年度別タイトル数の推移(国内)
資料3 サードパーティ参入年表と年度別タイトル数の推移(海外)
資料4 週刊誌および雑誌における主なゲーム関連記事(見出し)
資料5 ベストセラー書籍とゲーム攻略本(1985年および1986年)
資料6 ファミコンの国内ミリオンセラータイトル一覧
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ファミコン30周年、いろいろなエピソードがあるが、ハードウェアを作った本人による、貴重な一次情報なので、ファミコン好きなら押さえておくべきかな。豊富な脚注がゲームに関する知識を増やしてくれるのも良い!
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EC-I 弦楽@かなっくホール ~ゲーム音楽の演奏~
去年の7月から動いていて、11月に組織としての立ち上げ、年末から春に掛けて団員を募集し、演奏する曲目に関する手続きなどを経て、やっとBGMフィルの名前でコンサートが開かれた。とは言っても、フルオケではなく全6回のアンサンブルシリーズの今回が初回なので、遠藤は「オープンβ」だと思っている。
第1回は弦楽四重奏で第1ヴァイオリンがコンミスの小林明日香、今回は遠藤のリクエストに応えて「メガネ女子」属性で弾いてくれてます。第2ヴァイオリンは伊勢久大、今日は最初なのでぶっ飛んだ髪型ではありませんが、クールで力強く4人をリードしていたのが印象的でした。ヴィオラは小澤恵、美人イケメン揃いのBGMフィルでは「かわいい」担当の1人ですが、トークのコーナーでは独特の天然ぶりで、こういうところにヲタクがキュンキュンするのかと思うと、ちょっと不愉快なくらいですww。チェロは原悠一、ゆったりと構えた感じが優しそうですが、演奏は攻め込む系かなw。
そもそも「ゲーム音楽の演奏」についてなんですが、ここで言うゲーム音楽は生演奏をBGMとして使うものではなく、ゲーム機が内部音源を使って、あるいはシーケンサーで演奏された音源をストリーミングで流す物です。言うなれば「人が演奏する」ことを想定せずに作曲されているんですね。
8ビット時代のSEなどは、楽譜にすると高速アルペジオだったりします。もちろん1音が1/60秒だったりするので、これは手弾きで再現することは叶いません。ではどうするかと言うと、アレンジで人が弾ける物に落とし込むわけです。
でもね、BGMフィルは「ゲーム音楽を専門に演奏するプロ」なわけですから、今回のアンサンブルシリーズも「奏者が確実に弾ける」ことを前提としない、ゲーム音楽のオリジナルに近いアレンジに挑戦しています。挑戦というか、それをやってこそのBGMフィルじゃないですか。団員募集の時に、4~10倍くらいの応募があり、うれしい悲鳴を上げながら、それでも真剣にオーディションを行い、この「人間が演奏することを想定していない曲」を演奏できる可能性と高い技術を持った団員が集まっています。しかも、みんなゲーム自体が好きだから、自らの技術の限界に喜んで挑戦してくれています。
それは、あたかも80年代のゲーム攻略のような熱気で、ゲームデザイナーが用意した難しいステージを、プレイヤーがその技術で突破していく感じに似ていると思いました。練習にも立ち会いましたが、それでも限界を超えてしまったアレンジの場合は、その場でパートを分けるなどをしながら、出力される音はイメージと変わらないように変更を加えて、奏者も時間一杯、休憩も取らずに練習していました。練習というより、まさに攻略なんだけどね。
スペシャルゲストで来てくれた、大谷智哉、下村陽子両氏を交えた記念写真。中央はBGMフィルの指揮者であり、このシリーズではMCを務めている市原雄亮。今回の反省としては、ゲストコーナーがもたついていたというのが一番なので、次回はオープンβらしく修正して臨みたいね。
第2回はコンミスの小林以外入れ替わって、6/28(金)に大田区民プラザで行われる。開演が19:30なのは、ちょっとIT系のサラリーマンにはキツいけど、ホールが借りられるケツから逆算すると一番遅くまで待ってこの時間らしいのであしからず。
詳しくは日本BGMフィル
のHPにて
お待たせ、BGMフィル起動!
昨年設立され、この春で団員が確定した日本BGMフィルハーモニー管弦楽団だけど、お待たせしました。まずはアンサンブルの形で演奏会を開始します! ちなみに遠藤は演奏しないよ、見てるだけww。
信じられないことに、スペシャルゲストもお呼びしての公演なので、ゲーム音楽ファンには格別のプレミアム感があると思う。今回はスクエニさんとセガさんのバックアップをいただいての全6回のシリーズなので、興味のある人は聴きに来てくれ!
■ 第1回 6/7(金)19:30開演 かなっくホール 弦楽四重奏
「ザナルカンドにて」FFX
「風の憧憬」クロノ・トリガー
「ホームタウンドミナ」聖剣伝説
「オープニング」ロマサガ3
「Dear My Friend」ソニック ワールドADV
「Opa-Opa!」ファンタジーゾーン
「小組曲 アクトレイザー」アクトレイザー
ゲスト:下村陽子、大谷智哉(セガ)
■第2回 6/28(金)19:30開演 大田区民プラザ小ホール 弦楽四重奏
「Dear My Friend」ソニック ワールドADV
「Opa-Opa!」ファンタジーゾーン
「小組曲 アクトレイザー」アクトレイザー
他
ゲスト:岩垂徳行
■第3回 7/5(金)19:30開演 かなっくホール 木管五重奏
「ザナルカンドにて」FFX
「Dear My Friend」ソニック ワールドADV
「Opa-Opa!」ファンタジーゾーン
他
ゲスト:植松伸夫、古代祐三(この人は中の人だがww)
■第4回 7/26(金)19:30開演 大田区民プラザ小ホール
弦楽四重奏
「Dear My Friend」ソニック ワールドADV
「Opa-Opa!」ファンタジーゾーン
「小組曲 アクトレイザー」アクトレイザー
他
ゲスト:伊藤賢治
■第5回 8/17(土)19:30開演 文京シビック小ホール 金管五重奏
「ザナルカンドにて」FFX
「Dear My Friend」ソニック ワールドADV
「メインテーマ」スペースハリアー
「小組曲 アクトレイザー」アクトレイザー
他
ゲスト:下村陽子
■第6回 8/18(日)19:30開演 文京シビック小ホール 弦楽四重奏
「ザナルカンドにて」FFX
「Dear My Friend」ソニック ワールドADV
「Opa-Opa!」ファンタジーゾーン
「小組曲 アクトレイザー」アクトレイザー
他
ゲスト:下村陽子
■入場料 \2,700(一般) \3.000(当日) \1,500(高校生以下席数限定)
チケットはBGMフィルオンラインショップ から
フルオケのコンサート企画も進行中だけど、まずはできるところからコツコツと実績を積んで、お借りできる学曲を増やしていくことが大事みたい。事務局に寄せられたリクエストを基に、交渉をを続けているフェイズの中で、今回はスクエニさんとセガさんをフィーチャーした室内楽シリーズ。同じ曲でも弦楽と木管と金管に違いがあるところが聴きどころなのかな。



