映画「DRAGONBALL EVOLUTION」 | 遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」

映画「DRAGONBALL EVOLUTION」

 映画「DRAGONBALL EVOLUTION 」を見てみた。

 最近外国人監督による日本マンガ・アニメの実写作品が増えてるけど、遠藤が原理主義なのかと思うくらいに違和感を感じる。例えば「SPEED RACER」とかね。という意味で、きっとシオシオな状況になってしまうだろうと予想されるコレを、先行で見てしまわないと絶対に見ないと思ったのでつい(笑)。
 もともと遠藤は原作マンガのドラゴンボールは連載でも読んでるし、コミックスも全巻を複数セット買ったかな(笑)という感じだけど、アニメはそれほど見ていない口。GTは特にあんまり見てないんだけど、ここから先はネタバレ含みなので、楽しみにしている人は読まないように。

 本作はEVOLUTIONじゃなくて、「R」EVOLUTIONなくらいに、原作の人物設定とドラゴンボールのシステムだけを利用した二次著作だと思う。単体の話として、全くの予備知識なく見たのでは、理解できないうえに話が繋がらないだろうし、予備知識が多少あったとすると、ピッコロと大猿悟空が最初は仲間だったとか、亀仙人が異常に若いだとかで混乱必至。

 ちょっと「誰得」な感じは否めないのが正直なところ。で、いいところは・・・ブルマがカッコいいってところかな。ポイポイカプセルでマシンを出すところも、トランスフォーマーみたいで悪くなかったし。だったらピッコロは全CGでやってくれればよかったのに、とも思うのだが・・・。
 色々中途半端感があるから、予告の「レッドクリフpart2」に期待かな(笑)