ドルアーガの塔スペシャルメニュー | 遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」

ドルアーガの塔スペシャルメニュー

 1/16のエントリー「パセラのフードメニューを考えたよ 」で紹介した、パセラ×ドルアーガの塔スペシャルメニューが、現在パセラ各店にて実際にサービスされている。現物はまだ食べたことがないので問い合わせたら、「Who's Food's」というレストランで、特別に試食させていただけることになったので行ってきた。とりあえず料理だけの詳細報告!
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◆『ドルアーガの塔スト』
ゲームの神様・遠藤雅伸公式blog-ドルアーガの塔スト
 まずは「ドルアーガの塔スト」。パセラの名物メニューであるハニトーことハニートーストのアレンジだが、普通のスペシャルハニトーに比べて、何と上に長いことか。
 まずパンだが、通常のハニトーは1斤のものが使われているのだが、これは半斤。トースト部分に入る切れ目は普通と同じく3x3の9分割になっている。ココアパウダーで地面のイメージをつけて、塔本体部分はクリーム、下の方は白い普通のもので、上の方は緑色の柑橘系味?幻の塔(あるいは雲?)は綿菓子が使われている。
 クリームの塔がどうやってこの形を維持しているのかは謎だったが、持ち運びにも特に注意している様子がなく、かなりしっかりした構造。
ゲームの神様・遠藤雅伸公式blog-雲部分は綿菓子製
 綿菓子部分は「ワタパッチ」という綿菓子と思われる。画像では分からないが、白のベースにストロベリー味のピンクが多少混じっている。食べると口の中でパチパチとはじける。
ゲームの神様・遠藤雅伸公式blog-綿菓子とクリームの接合部
 結構の大きさである綿菓子が、どうしてこんなにしっかりとクリームの上に乗っているのか?接合部をよく見ると、あれ?何か茶色いものが見える。
ゲームの神様・遠藤雅伸公式blog-綿菓子を外すと芯があった
 そこで綿菓子部分を外してみた。なぜかなかなか取れないので、分割して外すと、何とパンの耳部分を巻いた芯棒に、ポテトシューストリングフライのような細い棒が刺してあり、しっかりと綿菓子を支えていたのだ。
ゲームの神様・遠藤雅伸公式blog-生クリームで作られた土台
 芯棒の土台部分、はたしてパンまで貫通しているのだろうか?
ゲームの神様・遠藤雅伸公式blog-土台から芯を抜く
 引き抜こうとしたら、こちらもしっかりとついていたのだけど、意外に短く、下の方もポテトフライで強度を増してあった。芯棒もきちんとトーストしてあるのだろう、クリームをつけて美味しくいただける。
ゲームの神様・遠藤雅伸公式blog-トーストの中身
 いよいよ本体のパン。通常のハニトーは溶けたバターが浸み込んでいるんだけど、これはクリーム山盛りだからか、あるいは半斤しかないからか、バターが浸み込んでるようには見えなかった。でも普通のより食べやすかったかな。
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◆『the Dessert of BLUE CRYSTAL ROD』
ゲームの神様・遠藤雅伸公式blog-the Dessert of BLUE CRYSTAL ROD
 デザートの「the Dessert of BLUE CRYSTAL ROD」は、クリームとアイスをベースにしたフルーツアラモード。ロッドを振った軌跡のようにいちごジャムのラインが引かれ、魔法の効果のごとくフロストシュガーが撒かれている。
 後方の十字部分は、小麦粉を焼いたタルトのようなもので、普通に食べて美味しかった。
ゲームの神様・遠藤雅伸公式blog-クリスタルはゼリーでした
 ロッドの先端となるクリスタル部分は、ブルーハワイのシロップを使ったゼリーみたいだ。
ゲームの神様・遠藤雅伸公式blog-ロッド本体はプレッツエル
 最初の写真では向こう側になっているロッドの柄の部分。プレッツェルの一部にネット状の細工がしてある。
ゲームの神様・遠藤雅伸公式blog-ロッドの軸の詳細構造
 そのネット部分だが、プレッツェルにただ巻いてあるのではなく、その形で焼いてある。どうやっているのかは不明だが、ちゃんとロッドっぽくなっているね。
ゲームの神様・遠藤雅伸公式blog-ゼリー部分は半球形
 ゼリーは半球形で、ちょっと凍っていた感じもあり、透明感はない。
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◆『禁断のローパー触手入りグリーンカレー』
ゲームの神様・遠藤雅伸公式blog-禁断のローパー触手入りグリーンカレー
 最後は遠藤が企画したカレーなのだが、クーパが塔の中で作った料理というコンセプトはどう再現されているのか。
 盛りつけられたライスの上はオニオンフライかガーリックフライ。周りをタイ料理でお馴染みのグリーンカレーが埋めているのだが、鶏肉、マッシュルーム、トマトなどが写真からも確認できると思う。意外と言うと失礼だが、とてもちゃんと作られたグリーンカレーで、ココナッツミルクの香りと相応な辛さを持っている。辛いの苦手な人だと完食はとても無理。ココイチの3~4辛くらいかな、普通に美味しい。
ゲームの神様・遠藤雅伸公式blog-禁断のローパー触手本体がこれ
 で、問題のコレだよ「ローパーの触手」。全体の写真だとちょっと印象より緑が濃いので、こちらの写真の方が実物に近いかな。
 5mm程度に薄くスライスされているのだが、奇妙な弾力がある。弾力と言ってもコンニャクみたいな高い弾性ではなく、海産物系のおつまみみたいな感じで、スプーンで押すと切ることができる。食感はザラッとしていて、一番近いのは「カットよっちゃんイカ」に入っているイカではないフカフカしたやつかな。ゼラチン質でもない。ほのかに海産物系の風味がするようにも思えるが、魚のすり身系ではない確信は持てる。
 カレーの味にも馴染んでいて、「モグモグ、悪くない、何だ変わった食感だが?」とかのセリフがマジでピッタリ来る。「ローパーの触手です」と言われてもリバースする雰囲気すらないくらい、不思議に自然な食材。
 アニメの設定として考えると、ローパーの触手を運びやすくするためにスライスして乾燥させたもの、それを戻して使っているのがコレ。で全く違和感がない。「本当は何なんだ!?」とパセラの人に聞くのはヤボってもんだろう。GJパセラ!