DVD分析126「パズズのドルアーガ戦」
天空の宮に入った人間たちの中で、パズズが出し抜かれる可能性を感じていたのはニーバだけのようだ。
というわけで、全力でニーバを排除しようとする。再び対峙した二人だが、この時点で御者と呼ばれていた一人がニーバによって射殺されている。
にも関わらず、爆発物を用いた自爆攻撃を仕掛けさせる。この御者という存在は、パズズによって支配されてしまっているのだろう、特にコミュニケーションを取っている様子もなく、絶妙のタイミングでニーバに仕掛ける。
それにより、パズズは4人いた御者のうち3人を失って、残りはカブタとい名前の頭目風の1人だけになる。以前のエントリーで、この背の高いマスクの方をカブタ族と書いていたが、これは設定を見て書いたつもりが、第11話の台本を見ると、御者のリーダーがカブタで、マスクの人足はグダナ族になっていた。ちゃんと確認しなくてゴメン。
この4体?については、御者1人でコントロールできるのだろう。既に柩をここまで持ってきたので、パズズのことだからどうせ口を封じるつもりだったのかも知れない。
安元君のDVDコメンタリーで紹介されていた、呪文の中で「ソル・バルゥ」って言ってる場所がある、というのはこのシーン。詠唱する呪文については、賀東さんも結構苦労されていたらしいけど、2期で新たなキャラクターが出てきて、どんな呪文になるのかは、ちょっと興味がある。
いよいよパズズが決戦兵器の封印を解く。
「かの者は赤、かの者は黒、かの者は鏡にして、精強なる闇の者」このセリフが3人分のことなのか4人分のことなのかは分からないが、「者」が4回出てきているので、4人分の指示だと思いたい。とすると、
赤=レッドナイト
黒=ブラックナイト
鏡=ミラーナイト
とここまでは問題ないけど次の「闇」は何を意味するのだろう?
ブラックナイトが既に出ているので、それ以外の闇・・・となると、最有力はマーダック王を殺したハイパーナイトのウガ(アガ)。あるいは80年前にギルたちからロッドを奪おうとしたアキンドナイト。ではないだろうか?
表1話に登場したドルアーガ参人衆ではないのは確実。でも、ドルアーガが部下として使っていたナイトたちで、ドルアーガに対抗することができるとはとても思えない・・・パズズ自信あり過ぎ?
柩が開き始めたところ、DVDが出たら絶対やってみようと思っていたのが、この黒くてよく見えない部分の画像処理。というわけで、結果がこちら。
これはモノアイといい色といい形といい、完全にレッドナイトに見える。第12話で出てきた4人組はロボットみたいなのを除いて全員人間風だったので、この時点では中身が異なっている。これをどう見るのかは解釈が分かれるところ。
本来は人だったものが、柩の力によってこの形にされていたのか・・・穿った大人の事情的見方だと、1期で終わる場合はこのまま登場した予定だったけど、2期に続くことになったので中身が入れ替わったのか(笑)
でもこのレッドナイトがカッコよく動くところも見たかった気がする。
放送時には本当に気付かなかったけど、コメンタリーで千明監督の話を聞いて確認したのがここ。ニーバの矢は矢羽もなくて、特にこれは単なる急こしらえの矢かと思っていたのだけど、まさか矢尻に使われていたのがカリーの形見だったとはね。ニーバを見直した部分でもあるのだが、誰も気づかないぞ!
ドルアーガの攻撃によって、パズズ部隊は「柩も含めて」全滅する。吹き飛ばされた柩の中身が、この効果で変わった可能性も考えられるし、ドルアーガが中身に気付いて何か仕掛けたのかも知れない。
P.S.最近、このシリーズを携帯電話で見ている人がPCで見ている人を超えたみたいなので、改行を減らしてみたいのだが・・・
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