DVD分析72「居留地」 | 遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」

DVD分析72「居留地」

 メスキア以降で最初にきちんと描かれた居留地が、第6話の鉄の宮、山羊の園、第4居留地になる。

 「第4」というのが何を示すのかは想像の範囲だが、第1~第3が存在するなら、同じ園に4つ以上の居留地があるとは思えないので、この「第4」は東海道五十三次第4の宿、と同じ意味で使われる、メスキアから4番目の居留地と思われる。


鉄の宮、山羊の園、第四居留地


 「錫」「鉛」「鉄」という順番で宮はあるので、上に行くほど環境が過酷になることを考えると、錫の宮はメスキアに近いので1つ、鉛の宮に2つ、鉄の宮に1つ、その上には2~3程度の居留地があるのでは?と予測される。


 さてこの第4居留地だが、周囲の外壁が切れていて外光が入っているどころか、景色まで見えそうである。投影した際に前景より後景は必ず小さく映るので、塔の直径が700mとの推定に従うと、直径が数十m程度になってしまう。

 内部の施設を考えると、この大きさは違和感があるので、森のような部分や採掘場などは上の画像の上層部に展開しているに違いない。


入口前の墓地


 入口付近の平原には広い墓地がある。この居留地を故郷として生きていった人、居留地ゆかりの塔頂者などが埋葬されているのだろうが、数が多いことが居留地の歴史を感じさせる。

 塔が出来て人が登るようになった初期、この居留地は最も上層にある居留地として長く機能していたに違いない。市場なども充実しているようなので、ここをベースキャンプにする塔頂者も少なくないだろう。

家畜の存在


 家畜が飼育されている様子も描写されている。これらの生き物が塔内固有のものなのか、外部から持ち込んだものなのかは定かではないが、ウルク軍もかなりの戦力を同時に上げることができているみたいなので、ジルパーティーが登った崖とは別のルートもあるのだろう。きっと持ち込んでの飼育だろうね。


畑の存在

 畑も広く面積を取っている。この居留地は下から登るにも上に登るにも、通路が狭く絞られている。この通路を閉鎖してしまえば独立性が保たれそうなので、このような畑を持つことによって自給が可能になる。アヌの夏程度の期間であれば、無補給で孤立しても耐えられるのではなかろうか?

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