【ワンダーフェスティバル2008】1/144ソルバルゥ・サイン会 | 遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」

【ワンダーフェスティバル2008】1/144ソルバルゥ・サイン会

東京ビッグサイト

 もう終わってしまったのだが、8/3(日)に東京ビッグサイトで行われた「ワンダーフェスティバル2008」で、ガレージキットを作っている友達が「ゼビウス」のソルバルゥを販売すると言うので、ファンサービスとしてサインを書きに行ってきた。このブログで事前告知しなかったのは、製造数が150と少なくマニア向け商品のため。遠藤のサインが欲しかった!という人は、掲示板「邪神の館」で叫んでくれ。


販売された1/144ソルバルゥ

 これが今回発売されたキットの完成品サンプル。全長7cmなのだ。

ソルバルゥ・キット内容

 サンプルで貰った箱を開けて見た。部品点数は35で、原型製作は伊世谷大士氏。以前にキット化されたものの砲身が折れやすかったという声を聞き、砲身パーツがアルミ製とのコンパチになっている。キャノピーパートもブラウンとクリアのオプション付きの\4,500.-だ。

 1つ1つサインして、握手したい人は握手もしたし、一緒に写真撮りたい人は撮影にも応じたけど、想定した時間よりずっと早く、何と2時間ほどで完売してしまった。いや、150人のサインを比較的丁寧にやったのに、2時間で終えたってことが驚異的だったのだが、本当に愛のあるファンの方々に接して、遠藤も途中休憩なしだったのだがアッと言う間だった。来てくれた人たち、ありがとう。

 今さらながら欲しいと思っている人たち、増産はないそうだし、今回は数点を除いては全員宛名・日付入りのサインだったので、転売目的とかは稀少と予想される。発売元 からの情報を逃さないようにね。


 終了は4時過ぎと見込んでいたんだけど、あっさり片付いてしまったので、終了まで見物して回った。

FRP製・大山椒魚 \498,000.-

 全会場で一番気になったのが、このオオサンショウウオのモデル。実物は最大で1mを超えるのだが、実物大よりは大きいのではないと思う。


折り紙の古生物

 ソリッドモデルではなくて、古生物折り紙の折り図というブースがあった。遠藤は創作折り紙も嫌いじゃないので、ちょっと興味があったのだけど、比較的難易度が低いながらもよく形を捉えているなぁ、と思った。もっと立体的で複雑なのも見たかったかな。


アニメ「電脳コイル」より「さっちー」
 「サッチー」だよ。全高10cmくらいなので、原作の持つ威圧感はないけど、微妙な曲線も表現されていてなかなか素晴らしい。後の跳びサッチーはさすがに別モデルになる。


 過去にインジェクションのキットが存在し、模型メーカーから販売されていたものの立体化では、プロポーションとかディテールとかが問われるわけだが、小さくて細かいのがグッとくるかな。

スコープドッグ・レッドショルダー

 装甲騎兵ボトムズのスコープドッグ・レッドショルダー。若い頃によく見たアニメなんだけど、主人公キリコの声をやっていた郷田ほずみさんが、アニメ「ドルアーガの塔」の音響監督なんだよね。遠藤も一度読ませてもらったけど、郷田さんに色々指示されていたのさ・・・感慨深い。


新造戦艦アンドロメダ

 宇宙戦艦ヤマトのアンドロメダ。どう考えたってヤマトより強いと思うのだが、あっさりやられてしまうんだよね。そうそうドルアーガのアニメで設定を担当してくれている小林誠さんだけど、最初に会ったのは雑誌の対談で、次に出会ったのは、何とヤマトの仕事だったのだな。「YAMATO2520」でシド・ミードのデザインを小林さんが立体化したモデルが西崎プロデューサの所にあって、そこで色々あった話し合いに遠藤もメカ設定として参加していたのだね。


ギドマック・アブゾノール・ズロオジック

 こいつは完売はなかったら買っていたかも知れない(笑)。伝説巨神イデオンの重機動メカ、ギドマック(中)とアブゾノール(右)。

 イデオンの中で唯一女性のメガネキャラは、ハンニバル・ゲン揮下のメバルル・クオウ。こいつが乗ってたのがギドマックで、もう一人、クールなほくろキャラがルクク・キルで、こいつの切り札がアブゾノールだったのだな。アオシマのキットよりズングリ感があるギドマックと、プロポーションの良いアブゾノール・・・何だか造形ヲタみたいなコメントだが、遠藤も20代はスクラッチビルダーだったのだ。でも身近に凄い人が多くて・・・小林誠さんもそうだけど、小田雅弘さんとか、小川正晴さんとか、生嶋毅彦さんとか・・・趣味で使える時間だけでは、絶対にそこまで行けないので鑑賞する側に回ったですよ(笑)。


「キャプテンウルトラ」より「シュピーゲル号」

 昔話的にはこれにびっくりした。キャプテン・ウルトラのシュピーゲル。とんねるずが地井さんを交えてコントをパロディでやっていたのすら既に昭和の彼方だね。このブースにはウルトラホークも出ていたんだけど、ちょっと違和感があったので紹介なし。遠藤が若い頃には、世田谷辺りには本物のポインターとかが走っていたりしたのだけど・・・今考えるとウラヤマシス。


かんしゃく玉投げかんたろう

 ゲームを題材にしたものも多かったけど、こんなの誰が欲しいんだ?というのがサンソフトの「東海道五十三次」に登場する「かんしゃく玉投げかんたろう」・・・なぜ?


柴田亜美さんと小沢君コンビ

 逆に売り切れになっていた、この二人(匹?)のモデル。亜美さんて実物は本当に美人なのに、こんな姿になってしまって・・・ちょっと口が長いように思う。


「ギャラクシアン3」より「重戦闘艇ドラグーン」

 ゲーム題材でも、「ギャラクシアン3」はアトラクションの分類されるのではないだろうか?こいつのファンが根強いというのはよく知っているのだが、ちょっと格好良すぎないか?もうちょっとズングリしていたように記憶しているのだが(笑)。


ゲーム「ドルアーガの塔」より「ドルアーガ」

 ちょっと前にどこかに貼ってくれていたヤツも出てました。ちゃんと3本指でいい感じだよ。

ゲーム「ドルアーガの塔」登場キャラクター

ゲーム「ドルアーガの塔」より「ギル」と「カイ」

 他にももろもろ出ていたんだけど、見ていたら見つかっちゃった。「遠藤さん、ですよね?」普段使いの眼鏡だったのでわかりにくいと思っていたのに。ちゃんと一緒に写真も撮ったので、もしこれ見てたらトラックバック掛けてね。ついでにディスプレーの右側に立てかけてある紙にサインも入れてきた。この日は、ローパーがたくさん売れたとか?ファティナの抱き枕まで我慢できない人たちなのかしらん(笑)


「機動警察パトレイバー」より「イングラム」

 会場の隅にあったイングラム。大きい!

 手前のプレートに「誰か引き取ってください」とあるのだけど、こうなったらどこかの道の駅か交番に寄付するしかないのでは?と思いました。


食品系モデルもある?

 同じく会場の隅に出ていた看板。中華料理の立体化模型を扱っているのかと思ったら、実物を販売していたのが返って違和感。でも、あまりはやっていなかった所を見ると、模型を売った方がよいのでは?なわけない、食事時を大きく外してただけだね。


女性の局部モデル

 遠藤がマニアックなために全く紹介されていないんだけど、会場の過半数が女性フィギュア、さらにエロを前面に押し出したものだった。大きさも柔らかさも反応も実物と違うのに、人の想像力って限りがないなぁ、と自分の想像力の無さにガッカリです。そんな中で、唯一遠藤が「おっ!」と思ったのがこちら。

 なんと胸部と臀部だけのモデルで勝負しているブース。よほどの理由がない限り、彼女が遊びに来た時に、本棚の本の前にこれが複数並んでいたら・・・と想像するだに恐ろしい。そちら方向にだけは想像力が働く遠藤でありました。


 当日、エスカレーターの事故があり、徹夜まで出るイベントなのに怪我をしてしまった人がいるのを残念に思いました。1階から4階まで止まったままのエスカレーターを歩いて上下するのは、結構きつかったですね。ちょっと冷房の掛かりも弱かったし。というわけで、家庭をないがしろにしたヲタクな一日でした。来年は行かないと思う。

鳥笛 ユリカモメ / フランス製
¥5,460
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 当日のサイン会自体の写真を貰ったので追加で紹介。
サイン会に並ぶ人の列
 開始を待つ人の列。10分前で80人くらいだったそうです。

こんな感じでやってました
 で書いているところ。後ろに立っているのが今回の仕掛け人である望月君。あまりに漢字本名フルネームの人が多かったので、急遽ノートに宛名を書いてもらって、それを見ながら書くようにしました。遠藤は相貌失認系で、名前の漢字の方を覚える傾向が強いので、色々な名前の人に出会って楽しかったです。