前回お伝えしました、KaQiLa~カキラ~の
「ひらきの型」の第2段です。
今日は、肋骨を上下に動かす、横径に膨らます、
KaQiLa~カキラ~の型を紹介します。
この型も、野球のピッチング前に行なったり、
陸上の槍投げ、水泳前など、肩を使う選手にも、
背中や肩周りの筋肉を使う人にも、
背中、脇等の筋肉をほぐすのに良いポーズです。
この型は、肋骨を柔軟にし、より多く酸素が吸えるようにします。
1回の呼吸でたくさん空気が肺に入ると、身体の中の(血液)
酸素の量が増え、頭痛や首の圧迫感もとれ、体調もよくなります。
また、肋骨を動かすことで、
背骨までもが柔軟になり、肩こりや腰痛改善にもなります。
特に今日の「型」は、肩こりの人におすすめです。
※しかし、KaQiLa~カキラ~では、まだまだ、ウォーミングアップですよ~※
“紫の型~肋骨バージョン~”
先ず、横座りです。
前にある脚と同じ側のうでを、胸の前に構えます。
腕を構えたまま、胸の真ん中(胸骨)を前の膝の方向まで向けます。
胸の前の腕を、肘をまげたまま、ゆっくり脇を開くように上へ挙げていきます。
肋骨をしっかり引き上げ、突っ張ったところで、大きく深呼吸をします。
出来れば息を吸うのを長く深く、吐く時はゆっくり、2回程、息の吸いなおしを行ないましょう!
肋骨を引き上げるときは外肋間筋を使います
2回目の息を吸いきったら、ゆっくり息を吐きながら、通ってきた道をとおり、
元へもどります。
そのまま、反対側へ・・・・・・・
背中にも肋骨を動かす筋肉があります。
(上後鋸筋 下後鋸筋)
あまり、横へ向き過ぎないように!
程よい位置へ向いたら、
①手を前方(遠くへひっぱるように)へ伸ばす
②背中を丸めて、背中は後ろへ突っ張るまで引く
③背中に空気を入れるように、大きく深呼吸を2~3回します。
①-②-③この順番を間違えると、効果は薄くなり、肋骨も開き難くなります。
背中が膨らむくらい息が吸えたら、吐きながらゆっくり戻ります。
肋骨がまだ硬い方は、息が吸いにくかったり、肋骨の動きが鈍かったり
します。だからと言って、頑張らないことがポイントです。
動かないなりに、ここちよいレベルが自分の関節の硬さに合っているのだと、
思ってください。
もう一度・・・・・
無理やり伸ばさない!頑張らない!を守って下さい!
今日のモデルは、
KaQiLa~カキラ~認定指導者
Michiko さんでした、Very スマートです!