先日、私の養成コース生の生徒さんで、
「胸郭出口症候群」らしき方が、おられ、どうしたものかと・・・
相談がありました。
「胸郭出口症候群」なかなか、私たちの間では聞きなれない
病名です。
胸郭出口症候群とは腕神経叢と周囲の血管 (鎖骨下動脈、鎖骨下静脈)が
胸部出口部で、骨(頚肋、鎖骨、第一肋骨など)
筋肉(前斜角筋、中斜角筋など)によって
圧迫及び牽引されて起こる症状を言います。
簡単に調べる方法がありますが、
できれば専門のお医者様に診てもらったほうがいいと思います。
自分でチャックする方法!
①肩から肘が上に上がるように、髪の毛をかきわけるような・・・
イメージで腕を挙げる。
②その腕の脈を診る
その脈がゆるければこの病気の疑いは薄くなりますが、
強くうつようであれば、胸郭出口症候群の疑いがあります。
しかし、どっちにしても仰向けになって鎖骨のした辺りが
痛んだり、腕がしびれるようであれば、専門医に診てもらったほうが
いいと思います。
治療方法は、第一肋骨を切り取ってしまうような手術だそうですが、
手術をせず、様子をみましょう!といわれた方は、運動でサポート
出来る方法があります。
一般的には、方が下へさがるため、頚肋、鎖骨、第一肋骨に影響が
おこります。ですから、上部僧帽筋繊維を強化すると少しは、肩が下がるのを
回避でき塚もしれません。
しかし痛みがある場合は、なかなかうまくトレーニングができないのが、
現状ですね!
運動的には、いろいろあります。
よろしかったら、お声がけ下さい。
※トレーニングにおける基本は、専門のDr,
とPTと相談をし、担当者の立場でつくっています