「兪史郎物語」さすらい11 | E爺が再エネで起業「太陽と風と緑の大地と共に」

E爺が再エネで起業「太陽と風と緑の大地と共に」

太陽の恵みを分かち合う循環会社を目指す。
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カナヲ「兪史郎さんに来てもらったのにはもうひとつの理由があるのです。
実は、珠世様が兪史郎さんと逢ってほしいと夢枕に立ったのです。」
 
兪史郎「えっ!! 珠世様が⁉」
 
カナヲ「珠世様は兪史郎さんの事をとても心配されてました。自分が鬼にしてしまったばかりに、ひとり苦しい思いをさせてしまっていると。
昔を知るものは殆どいなくなり、産屋敷様と竈家の二人だけになってしまいましたが、遺言書の通り一人になっても生きてほしいと仰ってました。
いつか、必ず逢える日がくるから待っててほしいと。」
 
兪史郎「珠世様、、、逢いたい。」
 
カナヲ「悪い鬼になってないかとも心配してました。もし、人に害をなす存在になっていた場合は炭治郎さん日輪刀で切ってもらってほしいとも言ってました。」
 
炭治郎「その話を聞いた時は、流石に困りました。
実は、鋼鐵塚さんに作ってもらったこの日輪刀は刃がついてない模擬刀なんです。
赫刀にすれば切れますが、普通の状態じゃあ何も切れません。
でも、昔のままの兪史郎さんで本当によかった。」
 
カナヲ「お話が長くなってしまいました。
もう、夜も明けますので家へ入りましょう。」
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次回につづく