今やファンファーレで迎えられているカーン父ですが、なんとシャリア(イスラム法)擁護者でした。
民主党大会でポケットから憲法を持ち出し、トランプ氏に
「読んだことがあるのか? まだなら私のを貸そう。」 と言ったことをご存知でしょうか?
キズル・カーン氏 民主党大会で憲法を片手にトランプ大批判演説!
戦死した御子息は立派だったと思いますが、自分の商売(イスラム教徒を移民させる仕事)に差し障りがあるからと言って、戦死した息子を利用して政敵を批判する、そして応酬されたら、「戦死者の遺族になんてこと言うんだ?」という雰囲気を作っていました。
アメリカでは戦死者の家族を批判することはタブーだそうです。
これどうなんですか?クリントン陣営の卑劣さが見えませんか?
ちなみに、クリントン氏は、リビア ベンガジでアメリカ大使や自分の部下を見殺しにした張本人です。
攻撃された大使館へのセキュリティー強化が国務省(クリントン国務長官の署名入り)によって拒否され、却って人員削 減がなされていた事、また事件発生後何時間か経った後も、大使館への救助作戦が行なわれなかった事は事実です。事件が明らかになった後も、国務省は現地の生存者の帰国の為に、一機の飛行機を遣わすこともしませんでした。
そのうえ、クリントン氏は遺族の証言を否定して、遺族を嘘つき呼ばわりしています。
(ベンガジ関連の参照記事:HKennedyの見た世界さま)
そろそろ本題に入ります。
キズル・カーン氏は、今や”アメリカ憲法の守り神”としてメディアが崇め奉っていますが、
過去に神が作ったイスラム法が、人の作った西洋の法律よりも優越であると公にコメントを出しています。
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彼は、パキスタンの軍事政権に嫌気がさし、1980年にアメリカにやってきたと自分で述べています。
ところが
クウェートで「イスラムの中の人権」というセミナーが開かれ、それを編集した本が出版されたのですが、彼の仲間の法学者で聖戦肯定派のパキスタン人、Allah K. Brohi氏の基調演説を特に褒め、この本を賛辞するレビューを1983年に書いています。
Allah K. Brohi氏は軍事クーデターで政権を握り、のちのタリバンの生みの親となった、ムハンマド・ジア=ウル=ハク将軍(大統領)に非常に近い側近として仕えた経験があります。
ハク大統領は、1979年、シャリアを復活させ、英国の法体系からイスラム法に変えていきました。
カーン氏は、 Brohi氏の人権についての解釈、~その中にはイスラム法に背いたものには死や手足切断の罰を与えることや、妻が”みっともない振る舞い”をしたら夫は殴ってもいいという規定が含まれているのですが~称賛しています。
Brohi氏はパキスタンの”法と宗教大臣”として、多くの聖戦士を育て上げる土壌を作り、シャリアを復活させました。シャリアは、例えば、泥棒の手を切断するとか、レイプ被害を訴えた女性は男性の証人4人が必要で、それが出来なければ姦通罪を適用するとか、です。
Brohi氏とハク大統領は、イスラム教の預言者マホメットを侮辱する者は死罪、裁判の判決には聖職者にシャリアに適合するかあらかじめ判断を仰ぐように指示するなど、急速にイスラム化を進めていきました。
1980年にパキスタンの軍政を嫌ったというカーン氏ですが、1983年に彼が大絶賛するBrohi氏は、その時には、パキスタンでハッド刑(クリントンの大応援者サウジアラビアでは今でも施行、腕の切断や、石打死刑など残虐な刑です)まで復活させて、イスラム法を徹底させていたのです。(知らないはずがありませんね。)
もちろんこのような蛮行はアメリカ合衆国憲法で認められていません。
カーン氏のレビューはテキサス・インターナショナル・ロー・ジャーナルで出版、ヒューストンのイスラムセンター責任者として紹介されています。
元パキスタンの法と宗教大臣であったBrohi氏の基調講演はこの本をよくまとめたものです。
イスラムの『権利』と『正しい』という概念を、キリスト教とユダヤ教のそれに相当する概念と比べて説明することに成功しています。
彼(Brohi氏)は、様々な権利を与えられる前に、道徳上の価値体系を確立することを、説得力をもって主張をしています。
人間の権利なんていうものは抽象的にはありません。
カーン氏のことばを言いかえると、
イスラム法(シャリア)の道徳と法規範を確立させて、それを通して初めて人権が保障される、
ということです。
カーン氏は1983年にサウジアラビアで研究をしていた時にも別の発表をしています。
どう言っているかというと
イスラム法の不変で基本的な原則はシャリアで規定されたものだけです。
他のすべての司法上の作業は、シャリアの下位に従属させなければなりません。
また、カーン氏はコーランの法律には憲法を含むことを強調しています。
禁止事項が70ある家族法、70ある民法、30ある刑法、司法管轄権と手続きが13、憲法が10、国際関係が25、経済と金融令が10含まれていると述べています。
何かについて、シャリアのテキストがあるならば、イスラム教徒はそれに従わなければなりませんとも言っています。
カーン氏はイスラム法の専門家であり、彼の13ページに及ぶ論説は、つい最近2013年まで大学のイスラム法コースでも使われていました。
比較すると、彼のアメリカ憲法の専門知識はかろうじてあるかないかで、連邦や州の法廷記録にも彼の名はほとんどありません。彼は自身のウエブサイトで「法律上の弁護士」(≒一応弁護士みたいなニュアンスでしょうか)と書いていて、火曜日に削除しています。
カーン氏は、トランプ氏を無知と呼び、憲法を勉強したなら、ISやイスラムテロリストから国を守るために、イスラム教徒の移民を一時停止する提案はしなかっただろうと言っています。
カーン氏が反アメリカ憲法のシャリアを支持していたことを今は撤回しているのかどうか、すぐにはわかりません。
そういうこと(≒前言撤回)を発表しているものを見つけられませんし、カーン氏への電話や電子メールでも取材は成功しませんでした。(取材拒否ということでしょう)
彼は何を信じているのでしょうか?
彼の著作は彼の主義主張を見せてくれます。その見解は矛盾していて非常に懸念されるものです。
特に今彼は、民主党やメディアが褒め称える中、ファンファーレで迎えられているからです。
Khizr Khan Believes the Constitution ‘Must Always Be Subordinated to the Sharia’
2 Aug 2016 BREITBART
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トランプ対カーンの応酬報道はTVとネット上では全然違います。
グローバリストの手先である大手メディアは相変わらずですね~。