得体の知れない…プラグイン、「エヴァンス」。・・・(爆) | EVANCE-DG 開発日誌

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ライノセラス用プラグイン・モジュール「エヴァンス」開発者のワタシが、日々の感想やライノのTips、開発状況を綴っていきます。

ついに、"Apple"デビューである。

"iPhone 7"の初日GETに成功したのである。(笑)

自慢ではないが、今まで、"Apple"の製品はただの一つも買ったことがない。

その素晴らしいコンセプト・デザインに興味はあったものの、縁がなかったのである。

ワタシがライノセラスを勉強し始めたとき、当時、CGソフトはMac向けに作られるものが多かったのに対して、CADソフトはそのほとんどすべて、PC向けに作られていたので、パソコンを選ぶのに、Macという選択肢はなかった。

スマホの時代になってからも、ワタシがスマホに求めるのは、まず第一にタフであること。…なわけで防水のない"iPhone"など問題外だし、次に大切なのが、スイカなど電子マネーが使えること。…で、ここでも落第である。

ところが、…だ。

今回の"iPhone 7"には、どっちも入ったのである。

2年前から、発売当時でも2世代前のプロセッサーと揶揄されていた頑丈さだけが取り柄の"TORQUE G01"を使っているのだが、モデルチェンジはあったものの、肝心なプロセッサーはそのままで、今では、いったい何世代前のプロセッサーになるんだろう。…と疑問に思っていたところ、目の前にこいつをぶら下げられたので思わず飛びついてしまった。(笑)

…というわけなのだ。

宗旨替え。…というわけではないが、人の気持ちは、変わるものなのである。



さて、話は変わるが、…

先日、山梨在住の友人と話をしていたら、「巷では、エヴァンスは、得体の知れない…プラグインといわれてますよ」と教えてもらった。(笑)

まあ、一部のトップレベルのブランド・メーカーさんや、上級者以外は、たまたま買って持っていても使いこなしている人はそう多くないだろうし、ましてや、ライノセラスだけとか、他のプラグインを使っていてエヴァンスを名前しか知らない人にとっては、そう言われるのも仕方ない。・・・というか、むしろ、当然のことだと思ったのである。

エヴァンスは、"EVANCE Ultima"にしても、"EVANCE RRAP"にしても、ワタシが15年以上のキャリアをかけて創りあげてきたライノセラスのオペレーションテクニックの粋を尽くしたロジックを組み込んだプラグイン・ソフトなので、ちょっとライノセラスを使えるようになったくらいの人がすんなり理解して、その全容を使いこなせたとしたらむしろ異常なので、本当にもし、そんな人がいたら「天才」としか言いようがないくらいの代物なのである。(笑)

しかし、ある程度ライノが使える人ならきちんと説明されれば十分理解できるし、可能であれば初心者のうちから慣れるのが望ましい(「スクーデリア・EVANCE」の実績を参照してほしい)が、そのためには、ライノセラスというCADの特性や、エヴァンスで使用しているロジックを正確に伝えられる教育機関が必要である。

まあ、本来それをワタシがやるべきだったところだったのだが、開発にかまけて(言い訳ではないが、そのおかげで「得体の知れない…プラグイン」といわれるほどの(笑)一般の理解が及ばない先進的なプログラムを作れたわけなのだが)、おろそかにしてきたのは否めないのである。

まあ、そんなわけで、今後は、「得体の知れない…プラグイン」が実は、素晴らしく便利で優れたプラグインだということを証明していきたいと考えている今日この頃のワタシなのである。